借金問題 倒産防止 事業再生 連帯保証人 借金自殺問題 ブラックリスト 多重債務 ・・・・・について普段は書いてますが、ここはブログなので、もっと気楽に書きます。(猫)
 
猫研について
猫研とは?
猫研とは、吉田猫次郎が代表を務めている経営コンサルタント会社の略称です。おもに中小企業や自営業の事業再生・倒産回避の相談を受けることを業としています。(経営相談であって法律相談や債務整理代行とは違いますので誤解なきように!)詳しくはneko-kenホームページをご参照下さい。
hayashi3sasie


猫次郎ブログの一番上にあるブッダみたいな格好をして寝そべっている絵や猫次郎のプロフィール似顔絵を描いてくれたのは、 ペロさんとマモル君 というちょっとエロっぽい超人気4コマ漫画ブログを描いているハヤシさんというお姉さんだ。
現在のところ、彼女はhayashi3というペンネームを使っている。

ハヤシさんと知り合ったのは去年の8月ごろで、共通の知り合いである第四学区ぬまっち氏に紹介してもらった。以来、この3人+αでよく飲みに行ったりしている。

ハヤシさんが初めて自分の絵をネット上で公開したのは昨年夏ごろで、それまでは全く知られていない存在だった(ようだ)。 が、しかし、彼女の絵の才能とキャリアはもともと半端じゃない。美術系の学校を出ていて、自宅にはマンガ専用の書庫まであり、読むのも描くのも相当に年季が入っている。それだけではない。会えばわかるが、彼女の人間観察力はそれはもう大変なもので、ちょっと会っただけでその人の性格やタイプを見抜いてしまう。また、すぐにその人の外見的特徴をつかんでサラサラと似顔絵を描いてしまう。もう脱帽モノだ。 マンガの発想も尋常じゃない。彼女はちょっと変わった職歴の持ち主なので(現在はアダルトグッズ販売やWeb制作などを手がける会社に籍を置いている)、その関係もあってか、若くて綺麗なのに、好んでエロいマンガばかり描いている。しかし商売っ気のあるあざといエロさではない。そこには、何かこう、突き抜けた、哲学や芸術のようなものを感じさせる何かがある。またそれに加えて読者を癒してくれる温かみのようなものもある。 百聞は一見にしかず。一度彼女の作品の数々を覗いてみてほしい。わたしが唯一例外的にエロ系サイトを相互リンクしている理由がお分かり頂けると思う。そのくらい突出した能力を持っているのだ。エロにとどまる器ではない。何を描かせても素晴らしい作品に仕上がるだろう。彼女は富や名声に全く無頓着な人なので自分を過度に売り込むことがなく、今までほとんど無名だったが、いちど認知されればファンは激増するに違いない。少なくともわたしは、ひそかにそう確信していた。

これは、見る人が見れば同じように感じるようだ。

昨日発売の週刊SPA!で、なんと、ハヤシさんが漫画家デビューした。
2008/2/26号の52〜53ページにある挿絵と4コマ漫画だ。

その一部。(全部読みたい方はSPA!今週号を買うべし)
hayashi3yonkoma


メジャー雑誌に出るのは初めてなのに、なんとフルカラーで掲載されている。
普通、雑誌のイラストレーターや4コママンガは、モノクロで小さく扱われることが多いのにである。特別扱いといってもいいだろう。SPA!編集部がどれだけ彼女のことを高く評価しているか窺える。

彼女は雑誌社に何のコネもない。でも、雑誌社側も絶えず面白いものを必死になって探している。ハヤシさんほどの才能があれば、ブログに自分の絵を公開しただけですぐにアクセス数急上昇して雑誌社の目にとまるのも時間の問題だろうとは思っていた。 つくづく、いい仕事をしていれば報われると思った次第である。(逆にいい仕事をしていなければいくら策を弄してもダメだが・・・)

わたしの単なる予感だが、ハヤシさんはたぶん、これからもっとブレイクする。
SPA!に始まり、次々と他の雑誌からも依頼がかかり、いずれは単行本を出すようになっても不思議ではないだろう。

実はこれ、奇遇にも、わたしが本を出すまでの経緯とそっくりなのですよ。
わたしは2001年1月に全く無名の匿名人間としてひっそりとホームページを開設して、それがどういうわけかアクセス数急上昇していき、2001年夏にはダイヤモンドZAIという雑誌で丸々1ページ紹介され(これが猫次郎の雑誌デビュー)、次に週刊SPA!からたてつづけに数回取材がきて、そうやって徐々にネットのみならず雑誌でも紹介されていくうちに、こちらは何も売り込んでいないのに(すごい恥ずかしがりやだったのに)、ごく自然な形で出版社の目にとまり、何社かの大手出版社から「本を書きませんか?」と誘いをうけて現在に至っている。本日現在、共著や文庫化した本も含めると、延べ9冊の本を出している。ハヤシさんがそうなっても全く不思議ではない。・・・いや、わたしなんか足元にも及ばないもっとはるか上をいっても不思議ではない。(ぜひ雲の上の存在になってください!)

知り合いがこうやって活躍していくのは、純粋に、嬉しいものですね。

* ペロさんとマモル君のURL → http://nozomi613.blog98.fc2.com/
(未成年は見ないでください)


猫@熊本
講談社文庫講談社文庫
(2007/01/12)
『お金がなくても元気なフランス人 お金があっても不安な日本人』 吉村 葉子

商品詳細を見る



2003年に単行本が出て、ジリジリ売れて、2007年に文庫化し、現在までに16万部売れているそうである。
出張先の駅構内の本屋に平積みしてあるのを見て、ちょっと面白そうなので読んでみた。

中身は、タイトルのとおり。
やや退屈な部分もあったが、全体を通して、良い本だと思った。

決して日本人を卑下する類の本ではない。日本人の良さを充分認めつつ、ここがヘンだよと指摘する。納得できる部分が沢山あった。

ブランド品を身につけなければ不安な人、貯金がないと不安な人、レールが敷かれていないと不安な人、将来のビジョンがはっきりしていないと不安な人、形式ばった社交辞令を知らないとコミュニケーションが図れない人などは、一読の価値があると思う。

リンク先のアマゾンの書評も参考になるので読んでみて欲しい。

翼はいつまでも翼はいつまでも
(2001/07)
川上 健一

商品詳細を見る


* ネットの書評で去年から気になりだし、今年の秋に古本屋で文庫版をゲット。105円也。最初のページをめくったら、なんと川上健一さんの自筆サインが入っていた。なんというラッキー!
買った後、少しだけ読んだが、忙しくてその先はしばらく読まなかった。
12月に入ってまた読みたくなり、最初から読み直しはじめた。
最初の3分の1ほどは普通におもしろかった。可もなく不可もなく。
真ん中あたり(2章)から急激に面白くなっていった。もうどうにも止まらない。
後半になると、読みながら「うううっ」と声を出さずにいられなくなる場面が増えてきた。
終盤のクライマックスでは、不覚にも、わんわん声をあげて泣いてしまった。(電車の中じゃなくてよかった・・・)

小説でこんなに泣いたのは、はじめてかもしれない。
フランダースの犬よりも泣けた。
といっても、この物語はフランダースの犬のような悲しいものではなく、後味がきわめてよろしい。心が洗われて、胸がいっぱいになりながら泣ける類のものだ。主人公はビートルズに強い影響を受けた野球少年の中学生で、夏休みに十和田湖の湖畔で同級生と恋に落ちる。そして転校で離れ離れになる。ただそれだけの話なのだが、この感動は読んだ人にしかわからない。特に、ビートルズ世代以降(30〜50代)の男性で、中学時代に運動部に所属していて、学校でバカばっかりやっていて、思春期に女の子のことが気になってしょうがなかった経験を持っているような人は(←私もそう)、相当泣けるに違いない。そういえばラジオでやっていたが、サザンの桑田氏もこの本を最近読んで、声をあげて号泣したそうだ。アマゾンの書評を読んでも、泣いたという人が多かった。


「勤勉は馬鹿の埋め合わせにはならない。勤勉な馬鹿ほど、はた迷惑なものはない。」 


(本文より)


* むむむ。痛烈。かなり古い本だが、なかなか読み応えがあった。

発売されました。
アマゾンでは、著者が湯浅さんになっていますが、実際には猫次郎や李先生など計6名の著者で1章ずつ書いた本です。働きたくても働けない失業者のための生活の知恵、たとえば住宅ローンの残債、債務整理の弁護士費用、子供の学費などをどう捻出するかや、生活保護の上手な受け方などを書いています。(わたしが担当したのは3章の住宅ローンです。)

働けません。―「働けません。」6つの“奥の手”働けません。―「働けません。」6つの“奥の手”
(2007/12)
湯浅 誠ほか

商品詳細を見る



hatarakemasen


12月22日に発売される予定の新刊本が送られてきた。
これは私が一人で書いた本ではなくて、全6章のうち第3章(住宅ローン)の部分だけ、原稿用紙にして40枚程度の分量だけ、私が書いたものだ。のこりは1章ずつ異なる著者がそれぞれ得意分野について書いている。

本のタイトルは 『働けません。』 といい、いわば、失業者のための本だ。
リストラや病気や就職難などによってどうしても収入が得られない人のために、賢い生活保護の受け方や、返済困難になった住宅ローンの対処方法や、子供の学費の捻出の仕方や、弁護士費用・裁判費用、子供の養育費などの捻出の仕方を、それぞれのプロが解説する。
詳細は以下のとおり。

◆タイトル 『働けません。』

◆目次
 1章 生活保護を受ける−湯浅誠著
 2章 失業保険をもらう−日向咲嗣著
 3章 住宅ローンの返済をやめる−吉田猫次郎著
 4章 法律扶助を受ける−李尚昭著
 5章 社会福祉協議会の貸付を受ける−春日部蒼著
 6章 児童扶養手当をもらう−しんぐるまざーず・ふぉーらむ著

◆出版社・コード・定価
 三五館 ISBN978-4-88320-407-6 1200円+税

◆発売日  2007年12月22日予定



昨夜、少し早めに帰宅して、風呂に入りながらはじめて読んだ。めちゃくちゃ面白かった。
多重債務に陥り自己破産した若い女性をめぐるミステリー。1992年作のベストセラー。
一冊で600ページ近くもある長編大作だが、面白くて夢中になって読めた。



最近はビジネス書や専門書よりも、小説やらマンガやら童話やらを読むことのほうが多い。近年は「ビジネス書や専門書」:「その他の本」の読書比率が「7:3」くらいだったが、今年の夏ごろからこの比率が逆転している。(これは今後の仕事の展開と少々関係している。)

そんな本の中で、最近一番ハマったのが、「いやいやえん」 という童話。

iyaiyaen


対象年齢4歳〜小学校低学年。
せいしんねんれいのひくいぼくにはぴったりだ。

いつも「いやだいやだ」ばかり言っている主人公のしげるくんは、あるとき、「いやいやえん」という保育園に入れられてしまいました。そしてそこは、・・・という物語。

1962年からずっと人気が永続しているロングセラー作品なのだそうだ。(私はこの歳になるまで知らなかった)



「堕ちる道を堕ちきることによって、

自分自身を発見し、救われなければならない。」



(坂口安吾 「堕落論」 より)




* みんなもっと頑張ってくれよ。

 堕ちてクヨクヨするのはいいけど、まだまだ道は続くのだ。




環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks (024)) 環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks (024))
武田 邦彦 (2007/02)
洋泉社

この商品の詳細を見る



何ヶ月も前に買った本だが、やっと今日、新幹線の中で読み終えた。
この本は発売後じわじわと話題になり、最近ベストセラーになったようだ。パート2も発売されたらしい。
内容については、上の詳細リンクをクリックしてアマゾンのカスタマーレビューを参考にして欲しい。
私には5つ星の内容に思えた。地球温暖化もオゾンホールもペットボトルリサイクルも外来種問題も全て胡散臭く思っていたので(完全否定しないがちょっとおかしいんじゃないかと・・・)、共感できる部分が多くあった。

*****

相変わらず、本だけはどんな時も読み漁っている。(特に移動中ね)
読書はわたしにとって食事みたいなもので、ごはんのほかに多品種のおかずやデザートが必要なように、本も小説からノンフィクション、専門書、サブカル、雑誌、果ては少年漫画まで、なんでも読みたくなる。

音楽も同じ。今日の青森までの新幹線移動中は、ヘッドホンで、ジャンゴ・ラインハルトの「幻のギタリスト」と、YUKIの「WAVE」と、バッハの「フーガの技法」と、メタリカの「And Justice For All」を聴いていた。ジャンル不問。もうメチャクチャ。



猫@恐山の近くのホテルにて

「狂い」のすすめ/ひろさちや著 集英社新書 (←アマゾンにリンク)


* いい本だった。

大いに共感でき、いや、共感できすぎて、私には特段新鮮味が無かったほどだ。自分の価値観を代弁してくれているかのような本だ。

この本は、社会に順応しきれずに挫折感を感じている人や、型にはまった生活の中で息詰まっている人、疎外感を感じている人、理想と現実のギャップに苦しんでいる人に、特におすすめだ。買って読んでほしいと思う。

賛否両論ある本だが、著者は東大哲学科卒の70歳で、400冊以上も本を出している人物だ。難しい哲学書のようなタッチで書こうと思えばいくらでも書けるはずだが、この本は、中学生が読んでも理解できるくらい噛み砕いた表現で書かれている。読書慣れした大人が読めば3時間でサラリと読めてしまう。それがかえって読者によっては底の浅い本のように取られてしまうのかもしれないが、わたしには、1ページ1ページが大変含蓄に富んだ深い内容に思えた。(もっとも、わたしは少年ジャンプの漫画で今でも感動できる永遠の精神年齢12歳なんだけど・・・)

以下、本文から気に入った部分を少し引用。

≪というのは、わたし自身が"人生の危機"といった言葉で、病気をしたり、会社を首になったり、大学受験に失敗したり、破産するといったようなことを考えたのです。たぶん、ほとんどの人がそう考えるでしょう。でも、それらは「生活の危機」であって、「人生の危機」ではありません。(59ページ)≫

≪だって、人生に意味があると思っているから、その意味に絶望して自殺するのではないか。人生に意味がないとわかっていれば、自殺する必要さえないよ(72ページ)≫

≪かりにあなたが病気になれば、病気のうちでもがんになったとすれば、あなたはがん患者なんですから、がん患者として生きればいいのです。もしあなたが仕事を生き甲斐にしていたら、あなたががんになったことはマイナス価値になります。そこでがんを早く治して仕事ができるようになりたいと思うでしょう。(中略)そんなことをしてはいけません。あなたは立派ながん患者として生きていけばいいのです。立派なというのは、別段、がんと闘う必要はないのです。がんに勝つのではありません。がんに負けたっていい。悲観しながら、うじうじしながら、泣きながら生きたっていい。どういう生き方をしても、それが立派なんです。がんをマイナス価値にして、がんを克服して元気になろうと思わなければいいのです。がんをそのまま生きればいい。それが立派ながん患者です。
大学受験に失敗すれば、あなたは浪人です。浪人ならば、立派な浪人になればいいのです。そして立派な浪人というのは、猛烈に勉強して翌年に合格できることではありません。それは目的を設定したことになります。そうではなくて、楽しい浪人生活を送ることです。(中略)
会社で左遷されて地方に飛ばされたとき、ケツをまくって会社に辞表を叩き付けるのも面白いと思います。逆におとなしく地方に赴任してもいい。そして、その地方で愉快に遊び暮らすのです。(中略)心の贅沢をするのが優雅なんです。でも、まかりまちがって、地方に左遷されて、一つ業績を上げて再び本社に戻ろうなんて考えててはいけません。戻れるときは戻れるのです。戻れなくてもいいではありませんか。あなたはいま、毎日を楽しく暮らせばいいのです。(83−85ページ)≫

ここ数ヶ月、多忙のため「オススメの本」コーナーが更新できていないけれども、本は私にとって食事や睡眠と同じくらい大事なものだから、常時必ず2-3冊はカバンに入れて、移動中に読んでいる。

最近読んで面白かった本は以下のとおり。


・「ひきこもり国家」日本−なぜ日本はグローバル化の波に乗り遅れたのか/高城剛著
・2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?/西村博之著
・翼はいつまでも/川上健一著

他にも沢山読んだけど、この3冊が特に良かった。
そのうち時間を見つけてここで書評を書きたいと思う。


猫@まだちょっと変
土橋先生の最新刊が先週発売された。

20070625
ガンを超える生き方―ガンはあなたの人生に届いたメッセージ

土橋重隆著/徳間書店

このアイテムの詳細を見る



以下、「あとがき」より一部引用。深い。

br> 「病気、特にガンは今までの生き方へのメッセージといってもいいと考えます。ガンを敵視して撃退しようとしても思惑どおりの結果が得られないことがしばしばです。医学的には説明のつかない治癒症例は、共通して、ガンを治そうとしたのではなく、生き方を180度変えて今までと違う人生に一歩踏み出した人たちでした。このことからガンは医者が治すのではなく、患者さんが生き方を変えることで治ってしまう病気だともいえます。

日頃、我々が目にするものや聴くものはほとんどが“抽象の産物”といえます。医学的なことも然りです。医者の説明も“抽象の産物”なのです。“捨象”された中に物事の本質が隠されていると考えます。ガンの本質にどれだけ迫るかは患者さん自身が行うことなのです。それは医者にできることではありません。私は6年間受けた医学教育と30年の臨床経験から、それを医者に期待するのは残念ながら筋違いなことだと思います。そんな教育は受けてきていないのです。医者は科学的な視点からガンを見ているのです。ガンだけではなく病気になるということは本人が病気から何を学ぶのかということが治癒への第一歩になるのです。その上で医者の行う医療行為がより良いサポートになるのです。“捨象”されたものは誰も拾ってはくれません。自分が拾うしかないのです。また本書は、今、健全な生活を送っている方にも是非お読みいただき、ガン予防の一助となることを願っています。」
---------------------------

* ところで、このブログの主な読者層は、多重債務や倒産危機で苦しんでいる方およびその周辺にいる方が多いと思われるが、そのような方には、上記のあとがきの「ガン」という単語を「借金」という単語に置き換えて読んでみて欲しい。そっくり当てはまることに気付くはずだ。 猫

田崎達磨先生が昨年10月にお亡くなりになる前に書き遺した原稿が、このたび、本になりました。

タイトル他詳細は次のとおりです。

20070618
『お金で泣かない大人になれ』

田崎達磨著 WAVE出版

このアイテムの詳細を見る


6月19日発売です。
早いところでは今日から発売されてます。

これは人生の教科書です。
特に、10代〜20代の、お金の使い方を知らない人におすすめです。

中学校や高校で「お金の使い方」を教える際の教材としても非常に使えそうな内容です。
マネーゲームを教えるような薄っぺらい教育では終わりません。
お金に振り回されず、お金を賢く利用できる人間になるための、格好の教科書です。

私もさっそく一読しましたが、昨年7月24日に、田崎先生が新潟の中学校で人生最後の講演をされたときのことを思い出して(あの講演は中学校の生徒達にもかなり好評でした!)、かなりこみあげてくるものがありました。




初代『借りたカネは返すな』がベストセラーになって早5年。
今回の新刊本はシリーズ第6弾になるのかな?
6月1日発売。

『借りたカネはやっぱり返すな!』金野力、神山典士著/八木宏之監修

アスコム

このアイテムの詳細を見る


もちろん、賢明な読者の皆さんなら、この本が「借金踏み倒し」を奨励しているのではないことはよくお解かりのことと思う。要は、借りたカネで借りたカネを返すような悪循環行為はやめましょう、ほかにも解決方法が一杯ありますよ、というような趣旨のものだ。(過激なタイトルがついているのは、いわば、凝り固まった固定観念を捨てて柔軟に物事を考えてもらいたいという意図と、あとはインパクト狙いみたいなものですね。)

私が過去にこの「借りたカネは」シリーズに著者の一人として関わらせて頂いたのは、第2弾の「図解・借りたカネは〜」と、第4弾の「連帯保証のカネは〜」の2つのみで、今回のこの新刊本には、私は一切関わっていない。中身もまだ読んでいない。(これから読んでみようと思う)

ちなみに、監修の八木宏之氏は私も長年親しくさせて頂いてる事業再生コンサル業界最大手のセントラル総合研究所の社長さん。著者の金野力氏は私は面識ないが同業の方のようだ。もうひとり著者の神山典士(「こうやまのりお」と読む)氏はノンフィクション作家で、経済問題から教育問題まで、果ては小室哲也から米メジャーリーグに関する本まで幅広く手掛けている。余談だが、神山さんと私は、仲間と3−4人でよく一緒にゲイバーに飲みに行ったりしている。(注:私はノーマルです。)


ネコ
先日、国立国語研究所という公的機関から、私の著作物(本)の一部を利用させてほしいとの依頼が丁寧な文書で送られて来た。
日本語の書き言葉の例文集みたいなもの(?)に採用してくれるらしい。
採録対象文章は結構長いページに及ぶようだ。
もちろん、快くOKの返事をさせて頂いた。
私の文章の一体どこがどう役立つのか全く想像つかないけど、まあ光栄なことじゃないですか。
こういうのはちょっと嬉しい。

猫@ヘタウマ
『医療保険は入ってはいけない!』 内藤眞弓 著

ダイヤモンド社

このアイテムの詳細を見る


* 数ヶ月前にタイトルにつられて購入。
内容はタイトルとはちょっと違い、「保険選びは慎重に」みたいなもの。
普通の保険選びの本とはだいぶ視点が違い、一読の価値があると思う。オススメ。
詳細は上記詳細クリックでアマゾンの画面へ飛んでカスタマーレビューを参照されたし。

そういえば、私の友人で、国内の大手生保会社に新卒で入社し現在本社の課長クラスに就いている者がいる。最近、彼と酒の席で保険の話をしたことがあるが、彼は自社の生命保険には入らず、掛け捨ての県民共済等(月額4千円程度)で済ませているという。なぜなのか訊いたら、「シンプルに考えれば、貯金に回したほうが堅実じゃん」「べつに生保なんか入らなくても、高額医療が必要な病気にかかったって健康保険の高額医療費制度でカバーできるから自己負担は実際そんなにかからないし」「そもそも保険っていうのはさ、万一のときに備えての保障のためにあるわけじゃん。保障のためとして割り切るんだったら、健康保険でカバーしきれない部分だけを掛け捨ての安い保険で補えばいいんだよ。余計なおまけがついたり、貯蓄とゴッチャにしたりして、必要以上に高い保険に入っている人が多すぎるんだよ」「まあ、金に余裕ある人はそれでもいいんだけどさ。うちの会社も儲かるし。でも、俺はいつ会社を辞めるかわからないから会社への忠誠心はあまりないし、あらゆる危機を想定して、自分本位で、自分の将来設計を考えると、やっぱり保険は掛け捨ての最低限にして、余裕のあるお金は貯金や株式投資や為替や金などにほどよく分散させて、時勢に合わせて自由にその配分を変えられるようにしたほうがいいと思うんだよね・・・」とのことであった。ちなみに彼は学生時代に6年ほど海外生活を送り、父親は自営業で脳梗塞と自己破産を経験しており、奨学金で大学を卒業した。若いうちからかなり荒波に揉まれて育ってきたヤツである。彼の年収は高いほうだが、物を見る目やお金の使い方はシビアなほうだ。

このブログの読者層は、借金や倒産と何らかの関わりがある、どちらかといえば金持ちよりビンボー人のほうが多いと思う。だからそのつもりで書くが、借金を減らし、借金体質から貯金体質に転じたいなら、まず無駄な支出を抑えて身軽になるのが異本中の基本であることは言うまでもない。生命保険についても、ただ漫然と高い保険料を払い続けるのは良くない。お金の余裕が全く無いのに高額の保険料などを払って、経済的・精神的に圧迫され続けて、果ては肉体的にも病んでしまっては、本末転倒だ。実際そういう悪循環体質の人は少なくない。

戦争における「人殺し」の心理学

筑摩書房

このアイテムの詳細を見る


 「本来、人間には、同類を殺すことには強烈な抵抗感がある。それを、兵士として、人間を殺す場としての戦場に送りだすとはどういうことなのか。どのように、殺人に慣れされていくことができるのか。そのためにはいかなる心身の訓練が必要になるのか。心理学者にして歴史学者、そして軍人でもあった著者が、戦場というリアルな現場の視線から人間の暗部をえぐり、兵士の立場から答える。米国ウエスト・ポイント陸軍士官学校や同空軍軍士官学校の教科書として使用されている戦慄の研究書。」(BOOKデータベースより引用)

---------

* 少し前、夜中に寝付けないときに、気分転換に映画館のレイトショーで『硫黄島からの手紙』を観た。これがかなり印象に残り、つづけて札幌出張時に札幌の映画館で『父親たちの星条旗』も観た。 この2つを観てからというもの、戦争で人を殺すときの兵士たちの心理が無性に知りたくなり、ネットで情報収集して、この本に辿り着いた。
アマゾンで購入。文庫本なのに1575円と高かった。非常に分厚くて、さすがに出張の移動中に読破というわけにはいかなかった。アマゾンのカスタマーレビューでは非常に評価が高い。実際、私も読んでみて、大変勉強になった。漠然と抱いていた疑問が解けた感じだ。
 本書によると、第二次大戦において、米兵の発砲率は10〜15%しかなかったそうである。たとえ最前線にいても、発砲するのに強い抵抗感を示したという。これが事実だとすれば、驚くべきことである。人間はやはり、本能的に、同種を殺すことはできないということがわかる。
 しかし、朝鮮戦争になると、発砲率が55%に上がり、ベトナム戦争にいたっては90%に上がったそうである。その理由は、本書を読めばわかる。アマゾンのカスタマーレビューだけでも是非読んで欲しい。
 ミサイルや空爆のようにボタン一つで大量殺人するのは、さほど抵抗感がなくできる。(現に、陸軍の最前線にいた兵士よりも、空軍や海軍にいた兵士のほうが、精神的に障害を受ける率がはるかに低かったそうである。) だが、銃やナイフで敵と向き合って殺すのは、正常な神経ではとてもできない。それができる人間は、わずか2−3%しかいないらしい。残りの97−98%の人は、後で強烈なトラウマに襲われ、精神的にやられてしまう。
 今後、戦争が起こるとしたら、ますますハイテク化されて、ボタンひとつでより大量の殺人が可能になるだろう。もしそうだとすると、本書の解釈に従って考えれば、より抵抗感なく大量殺人ができてしまうことになるから、死者数も人類史上最大のものになるだろう。(そういえば第二次大戦も人類史上最大の死者数だった。)
 ある意味、恐ろしい時代だ。
 人の痛みも苦労も味わったことのない人が国の政治の中枢を担うことがいかに恐ろしいことか、考えてみてほしい。
 少し話が飛躍するが、私は今までに再三、講演や著書などで、「我が国では、借金とセックスの話題はタブー視されがちで、家庭でも学校でも職場でも、なかなか正しい知識を身につける機会がない」ということを述べてきた。
 もしかしたら、この「借金とセックス」のほかに、「殺し」というのも含めたほうがいいかもしれないと思う。ここでいう殺しとは、人殺しに限らず、家畜を殺すとか動植物を殺すといった行為も含まれる。
 考えてみて欲しい。テレビドラマでも小説でもマンガでも、主なテーマの多くは、「殺し」か「恋愛・セックス」か「カネ」である。みんなこの3つに、潜在的に並々ならぬ関心があるのだ。それを否定する必要はない。否定して蓋をすると、影ができる。子供の教育においても、むしろオープンに議論する機会があったほうが良いと思う。
 地方出身の中高年の方には経験者が多いかもしれないが、昔は、動物や魚を殺す現場を見る機会も多かった。家畜を殺して食べたり、釣った魚を殺して食べたり。それはある意味、神聖な場だった。こういう場面を見せるのも、教育上、必要なことだと思う。こういう現場を見る機会がないと、想像力が欠如して、思いやりのある大人には育たないと思う。

お父さんはやってない

矢田部孝司+あつ子著 太田出版

このアイテムの詳細を見る


* (痴漢の)冤罪に巻き込まれた夫のために家族は何ができるのか? 有罪率99.86%の日本の裁判制度と闘い、逆転無罪を勝ち取った家族の、苦悩と愛情に満ちた感動の手記。周防正行監督映画「それでもボクはやってない」の原作。

 いい本だった。出張の移動中に3時間かけて一気に読んだ。「夫」と「妻」が交互に当時の自分の気持ちを書いていて、その対比が面白かった。

 何よりも感動したのは、痴漢の濡れ衣を着せられ逮捕・拘留・起訴されてしまった夫のことを最後まで信じきって疑わない奥さんと、たとえ有罪でも無罪でも関係なく無償で著者の支援をしてきた友人たちのその姿勢だ。

 我々は身内や知人が罪を犯した疑いをかけられると、まるで汚い物を見るかのように敬遠してしまうことが多い。が、よく考えてみてほしい。本来、人が人を裁くのは良いことではない。人が人を裁かねばならない場合は、法に則って、法の裁きに従うにとどめるべきなのだ。身内や友人たちは、法の裁きを見届けていればそれだけでいい。まして、容疑をかけられただけの段階なら未だそれは有罪確定ではないのだから尚更である。こういう場面でこそ、人の教養が出てくるものである。本当に教養のある人ならば汚いものを見るような扱いはしないはずだ。

 この本のもうひとつの読みどころは、逮捕されたときにどうなるか?という部分である。警察署や拘置所での様子がリアルに語られている。予備知識として知っておいて損はないだろう。なにしろ我々も、不慮の事故などで加害者になってしまう可能性が誰にでもあるからね。


『借金しすぎて返せない人へ―その返済額、返しすぎ』

横山光昭著 主婦の友インフォス情報社

このアイテムの詳細を見る


* 札幌のファイナンシャルプランナー、横山光昭氏が2年ほど前に出した本が、今年1月にめでたく文庫化された。それがこの本だ。(横山さんおめでとう!) 横山氏は私の同業者であり友人でもある。この本が出版される前にゲラの段階で読ませて頂いたこともある。個人的にはなかなか思い入れ深い一冊だ。