吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員のブログ

中小企業再生や敗者復活に関する投稿が主ですが、ホームページとブログを区別し、ここでは幾分ユルめの内容になっています。

 

学費免除、奨学金増枠、授業料滞納問題に関するニュースをまとめて。


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当ブログには 「ビンボーでも学校へ行こう」 というカテゴリーがあるわけですが、その関連のニュースをまとめてUPします。


・ 景気悪化などで学費の支払いが困難となった学生の増加を受け、淑徳大学(千葉市)は16日、平成21年度の入学生と、一部の在学生を対象に、1年間の学費を全額免除する「緊急学資支援特別制度」を導入すると発表した。(産経新聞2009/1/16より

・ 経済的事情で修学が困難な学生を救済するため、立命館大(京都市)は14日、大学独自の奨学金を来年度、約3億円(約700人分)増額することを決めた。関西の大手私大で奨学金増額を決めたのは初めてという。(2009/1/14 産経新聞より

・  私立神奈川大付属中・高校(横浜市)は25日、金融危機による景気悪化の影響で授業料の支払いが困難となった生徒に対し、授業料3カ月程度を給付すると発表した。(2008/12/25産経新聞より

・  全国で授業料を滞納している私立高校生が平成20年末時点で2・7%にのぼることが、日本私立中学高等学校連合会の調査で分かった。19年度末よりも3倍に増えており、長引く不況の影響が色濃く出る結果となった。塩谷立文部科学相が10日午前の閣議後会見で明らかにした。(2009年2月10日産経新聞より

・  親を失った学生を支援している「あしなが育英会」(東京都千代田区)は9日、奨学金を得ながら高校に通う奨学生の1割近くが、不況の影響で卒業後の進学を「断念した」とするアンケート結果を公表した。昨年9月と比べて「生活が苦しくなった」という回答も8割に上っており、育英会は「一人でも多く進学できるよう支援をお願いしたい」と呼びかけている。(中略)
 9月以降の生活の変化では「とても苦しくなった」「苦しくなった」「やや苦しくなった」の合計が639人(79%)に上った。母親の失業率は9%を超えており、昨秋以降、勤め先の倒産や解雇で失職した母親も36人いた。仕事がある場合でも、6割近くはパートやアルバイトなどの非正規社員だった。
(中略)
 格差の拡大などにより、育英会への奨学金出願者は年々増加し、08年は2808人と過去最高を更新した。今回の調査でも、7割近くが「奨学金があるから学校に行かせてやれる」と答えており、「奨学金だけでは間に合わないほど生活が苦しい」という母親も110人いた。
 だが、育英会の寄付金や返還金収入は増えていないため、08年の大学進学希望者への奨学金貸与率は過去最低の62%にとどまっている。アンケート結果を踏まえ、育英会は遺児家庭への支援拡充を要望していくという。 (2009年2月9日 毎日新聞より


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以下、わたしが口癖のように言っていることですが、

たとえどんなに家がビンボーでも、親が倒産したり破産したりブラックになったりしても、奨学金や学費免除や福祉の教育資金貸付は受けられますし種類も多いですから、けっして進学を諦めないでください。意志があれば必ず道は開けます。

家計が苦しいからこそ、お子さんは前進するべきです。目先の問題にとらわれないで、長期的・大局的に物事をとらえるべきです。親子で負の連鎖に陥らないためにも。

いっぽうで、既に奨学金の給付を受けて無事に卒業できた社会人の人は、これを頑張って返すべきです。サラ金や住宅ローンはその次です。 奨学金は督促がユルいですが、甘えてはいけません。督促のきついサラ金などを後回しにしても、奨学金は返しましょう。 それが次の世代に生かされていくのですから。(ちなみに、自己破産して免責になった後でも、自由返済や寄付という形で奨学金団体に返すことはできると思います。)


* わたしがそのうち宝くじに当たって億単位のカネができたら、是非やりたいのが奨学金ですね。
名づけて 「ブラック奨学金」 あるいは 「親離れ奨学金」。
親が倒産や夜逃げなどで悲惨な目にあっていて育英会も社協の貸付もどこも利用できない特殊な事情を抱えた子を対象に、お子さんから直に申込を受けて、お子さんとだけ面接して、その子が自立心旺盛でしっかりしている場合に限り、成績の優劣や進路を問わず、必要な授業料や生活費や住居や留学費用などを、必要なだけ無利子で貸与する。返済は社会人になってから10年以内。利息はいらないけど、将来出世したら次世代の奨学金の財源として寄付でもしてくださいよ、的な趣旨で。




私大、不景気に合わせて授業料「免除」「半額」など続々と!


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aera0901
昨日、電車の中で見かけた週刊AERAの広告。

電車が揺れているときに撮影したのでひどく見にくいけど、こんなようなことが見出しに書かれていた。

「金融危機で緊急奨学金 明治学院、神奈川」
「慶応はOBの寄付で奨学金」
「中央は留学に150万円援助」
「立教、法政も」


そろそろ受験シーズン。


「息子の学費が・・・」と心配な皆さん。
このブログにも、「ビンボーでも学校へ行こう」 というカテゴリーがあり、数年前から、親が倒産や債務整理で教育ローンさえも受けられないような人のために、奨学金や社会福祉や授業料免除などの情報をたまに書いています。よかったら過去記事から読み直してみて下さい。意志さえあれば道は開けます。




「ビンボーでも学校へ行こう」 総集編!?


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先ほど、メルマガで総集編のような記事を配信しました。
未購読の方も、ここで読めます。
→ http://archive.mag2.com/0000056856/20080730144004000.html


正直言って、半ば 怒りをこめて 書きました。

誰にというわけではなく、ぶつけようのない怒りのようなものです。
一体どうして、こんな簡単なことが、意識としても知識としても浸透していないんだろうかという・・・。

繰り返しますが、親が倒産しても破産してもブラックでも何でも、お子さんは好きなところに進学できます。高校でも大学でも院でも専門でも、学費の面ではいくらでも道があります。

親子で「負の連鎖」にならないためにも、親が苦しいからこそ、お子さんには望む進路に進んで欲しい。 医者や弁護士を目指したければ目指せばいい。学問を究めたければ究めればいい。スポーツをしたければすればいい。整備士になりたければなればいい。
それぞれの分野で、伸び伸びとやって、たくましく成長して下さいよ。なあ。おい。




入学金未納問題


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いま世間を騒がせている入学金未納問題のニュースについて、わたしの考えをちょっと書いてみたい。(但し昼休みに急いで書いているので乱文気味ですご容赦ください)


確かに学校にも問題があるとは思うが、「苦渋の決断」とコメントしているように、学校側も随分悩んだ節がある。学校を一方的に非難する論調は良くないと思う。

わたしが一番気になるのは、やはり、入学金を払わなかった生徒2人の「親」だ。
本当に苦しかったのだろうか?苦しかったとしたら、借金返済や家賃などを後回しにしてでも入学金(ひとりは9万円、もうひとりは2万円だったそうで)を優先することはできなかったのだろうか?それがもしできなかったとしたら、社会福祉協議会や奨学金団体に事前に相談したり、学校に「少し遅れるけど△月△日頃までには必ず払いますからそれまで猶予してもらえないでしょうか」などといった前向きな相談ができなかったのだろうか?(相談すればまずほとんどの場合善処してくれくれるはず) そういった知恵が回らなかったのだろうか?あるいは子供の教育に全く関心がなかったのだろうか?

ただ、この「親」を一面だけ見て非難するのももちろん良くない。 たとえば、もし、この親が住宅ローンの返済に追われていて、正しい知識がなく、「住宅ローンの返済を1日でも滞ったら住む家がなくなる!」と思い込んでいたとしたら、そりゃもう子供の入学金どころではなかっただろう。まあこれはひとつのたとえにすぎないが、このように、想像力をいろいろ働かせると、無知による誤った選択や、あるいは何か我々の想像もつかないような深い事情があるのかもしれないのだから、それを知るまでは責めることはできないだろう。
でも、やっぱり、「親」が前向きに情報収集したり相談したりていればたとえお金がなくてもこのような事態にはならなかったことはほぼ確かで、そう思うと、ちょっと悲しい気持ちになる。

いっぽう、「生徒」には全く非がないといっていいだろう。なにしろまだ15歳だから、アルバイトで稼げと言うわけにもいかない。インターネットや図書館を駆使して情報収集せよと言うのも、年齢的にみてちょっと酷である。生徒はこの場合、被害者とまではいかないかもしれないが、最も同情すべき対象であることは確かだろうと思う。逆境にめげずに卒業まで頑張ってほしいと心底願う。

「学校」には、やはり言いたいことがいっぱいある。一方的に学校だけを非難する気はないが、入学式は入学式で、ちゃんと参列させてあげても良かったのではないだろうか。また、入学金支払いが遅れている保護者から事情を聞き取って、調達手段(社協、奨学金など)を斡旋してあげるとか、入学金の分割払いに応じるとか、要は回収できれば良いのだから、教育者としての立場にウェイトを置きつつ、柔軟に相談に乗ってあげる姿勢がもっとあっても良かったのではないだろうか。

そして、それら教育的配慮とは別に、入学金の催促は、事務的・法的にきちんとすればいいのだ。たとえば、普通の債権者がやっているような、「催告書を送る」→「訪問して事情を聴く」→「効き目がなければ少し厳しい督促状を送る」→「それでもダメなら簡裁の支払督促を申立て、法的に債権を確定する」など。これらは慣れれば大した手間も費用もかからない。権利としても当然といえる範囲だ。
もちろん、このような回収行為をしつつも、教育者としての立場を忘れず、絶えず生徒の教育のことを第一に考えて、要所要所で相談に乗ってあげる必要はあるが。

これは公立でも私立でも同じだ。
今回のニュースは公立だったけど、私立なら営利優先で「金の切れ目が縁の切れ目」で良いわけがない。何のために学校法人として認可されたのか、どういうPRをして生徒を集めたのか、社会からどのような役割を担っているのかを考えれば、そんなことは容易にわかることだ。学校側は与えられた権利の上にあぐらをかくことなく、もっと謙虚になるべきだ。

たぶん、過去の前例や、全国的・世界的な例をみても、「学費が払えない者はそういう目に遭って当然!」「学校は間違っていない」「親が悪い」という考え方のほうがマジョリティなのだろう。でも、前例や多数意見にとらわれず、ホンモノの教育や、より良い社会づくりを本気で考えるなら、やはり学校側にも配慮してもらいたいと思うのは私だけではあるまい。

実際、最高学府である東京大学では、今年から年収400万円以下の世帯の生徒は一律学費免除にすると発表したし、現場の運用でも、学費の調達方法や支払い方法についてどこよりも熱心に相談に乗ってくれると卒業生から聞いたことがある。この教育者としてのひたむきな姿勢を、下の教育機関も別な形で少しは見習ったらどうか。





* このブログの読者の多くは「経済的弱者」の側の人だと思いますが、皆さんはどう考えますか?

愛は地球を救う、競売は引きこもりを救う


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昨日、世田谷区某所の元相談者宅を訪問した。
競売で家を失った自営業者だ。

とても良い話が聞けた。

競売で世田谷のかなり立派な一戸建てを失い、現在は同じ区内の2LDK賃貸マンションに住んでいる。
でも、みじめな感じは皆無で、むしろ以前よりもゆとりのある生活をしている印象だった。

そりゃそうだ。マイホームを持っていた頃は毎月ウン十万円のローン返済と固定資産税と高い光熱費を払っていたのだが、賃貸に引っ越した現在はローン実質ゼロ(詳細は省略)、家賃12万、狭いので光熱費は以前の半額、固定資産はもちろんゼロで、少なくとも体感的にはびっくりするほど楽になったのだから。

建設業。3年ほど前まではBMW2台と別荘を持っていたが、今はギリギリの生活。
持ち家を維持する余裕はもはやない。だがマンションの家賃を払うぐらいの収入は今も確保できる。

身の丈に合った生活に調整するというのは大切だ。儲かっているときは豪邸を買ってもいいだろうが、貧乏に転落してまで持ち家に固執するのはあまり良いことではない。カネがあるならあるなりに、無いなら無いなりに、伸縮自在になるべきだ。
この人の場合、それが出来たから良かった。

でも、一番良かったのは、息子さんの 「ひきこもり」 が直ったことだ。

金があって一戸建てに住んでいた頃は、息子さんは定職に就かず部屋にこもっていた。
それだけでなく、部屋にこもって定職に就けない原因は親のせいだとして、同じ屋根の下に住んでいながら親子は断絶状態だった。それでも親は部屋と食事と小遣いを言われるままに提供していた。30代なのに。(←最近こういうケースが本当に多いですね)

それが、経営状態が悪化し、家が競売にかかり、狭いマンションへ引っ越さなければならなくなり、息子さんをこれ以上扶養する余裕がなくなったときから、息子さんは少しずつ変わった。
どうやら、「引きこもれる部屋がなくなる!」 「お小遣いもなくなる!」 という現実的な問題に直面し、好むと好まざるとに関わらず、どこかで働いて収入を得なければならなくなったのが、良い方向に向かわせたようだ。
息子さんは親にぶつぶつ文句を言いながらも、アパートの一室を提供してくれる都内の就職先をどうにか見つけ(インターネットカフェです)、最近、そこへ引っ越した。
そして徐々にだが、親への態度も軟化しているそうだ。

人間万事塞翁が馬。



(以上、もちろん実話です。ホントに重なるときは重なるもので、今週月曜日にひきこもり経験者と会い、一昨日は新聞記事でひきこもり平均年齢30歳超すとの記事を読み、そして昨日はこのような出来事・・・)


受験シーズン、終盤


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受験シーズンが終盤を迎えつつありますが、受験生のお子さんをお持ちの皆さん、いかがお過ごしですか?

ここのブログや講演で再三お話ししたとおり、たとえどんなにビンボーでも、倒産歴や破産歴があって教育ローンが通らなくても、学費の面ではまだまだたくさん道があります。「ローン」と名のつくものは残念ながら絶対に通りませんが、各種奨学金や、公的な教育資金貸付や、その学校独自の免除制度などは倒産歴やブラックなどは関係ありませんので活用できます。先入観を捨てて、根気強く情報収集すれば、必ず道が開けてきます。

親子共に、がんばってください。


大学よりも高校のほうが「狭き門」?


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 カネがなくても進学できる。お父さんの会社が倒産しても、両親が低所得でブラックリスト入りしていても、母子家庭であっても、本人がその気になれば、あとは情報次第で、費用の面はどうにかなるものだ。奨学金、社会福祉協議会、学校への直談判、新聞奨学生、学費免除申請、あるいはその併用などを駆使すれば。これはいつもわたしが話しているとおりだ。

 数日前、あるお医者さんと食事したのだが、そこで聞いた話では、たとえば大学の医学部に進学する場合、一番学費が安いのは東大医学部の0円で、一番高いのは某中堅以下レベル私大医学部(卒業までの6年間で6000万円以上!)だそうだ。ちなみに慶応医学部は私大では一番安いほうで、6年間の総額が2000万円を切るらしい。(それでも高いけど)

 わたしの友人で、慶応医学部出身が1名、日大医学部出身が1名いるが、二人とも平凡なサラリーマン家庭で、兄弟も3人いて、こんなバカ高い学費を親に全額出してもらうことなど絶対に不可能な環境下にいた。が、彼らは入学前に大学に相談して、公的な教育資金貸付やその大学独自の奨学金制度などを丁寧に教えてもらい、親の負担を最小限にとどめて無事卒業することができた。そして卒業後に何年かかけて、自分の稼いだ金でそれを返した。

 私大医学部でさえ、こうやって何とか切り抜けられるのだから、文系大学や専門学校でもできないはずがない。
Where there's a will,there's a way. 意志ある所に道は開ける。
迷わずに、自分の行きたい道を目指してほしい。

 ちなみに、親が倒産・破産・債務整理・多重債務などで信用に傷がついている場合、「教育ローン」と名のつくものはまず審査に通らない。理由は簡単。「教育ローン」と名のつくものは、文字通り「ローン」であって、金融機関が営利目的でやっている場合がほとんどだから、必ず「ちゃんと回収できるかどうか?」の与信審査をする。その際、全銀協やCICなどの個人信用情報機関にも照会する。現役バリバリの多重債務、あるいは過去数年内に債務整理歴があるような場合、まずほとんど信用情報に傷がついているはずだから、ローンの審査に通らないわけだ。

 しかし、これが「奨学金」や福祉系の「教育資金貸付」などになると、まるっきり異なる。これらは信用情報機関に加盟していないからブラックかどうかは基本的に関係ない。破産歴があるかどうかもほとんど関係ない。基本的にお子さん自身が卒業後に返すものだから、親が倒産していようが破産していようがそもそもあまり関係ないといえる。親が保証人にならされる場合が多いが、そこで審査にハネられることもあまり考えられない。営利目的の「教育ローン」とは正反対で、奨学金や教育資金貸付は、営利以外のものを目的としているし、基本的に「ビンボーだけど進学意欲の強い子」を救済するためにあるような制度だから、端的にいえば親がビンボーであればあるほど申請しやすいといえる。

 尚、意外なことに、大学や専門学校よりも、「高校」のほうが奨学金の選択肢が狭いのでやや注意が必要だ。でも大丈夫。育英会の奨学金がダメでも社会福祉協議会がある。社会福祉協議会がダメでもその学校独自の救済制度が必ずといっていいほどある。公立はもちろんのこと、私立もである。ざっくばらんに「家計が苦しい」「だけど高校には行きたい」と相談してみるといいだろう。

 つい先ほど、「連帯保証人制度改革フォーラム」で日頃お世話になっている学習塾経営者の方が猫研にふらりと遊びにきた。このとき、高校の授業料の話題が出て、ちょっと面白い裏事情を教えてくれた。

 「高校側もね、生徒をなるべく退学させたくないんですよ。生徒側がお金のことを苦にして自主的に退学してしまうことは多いけど、本当はその必要はないんです。少なくとも、生徒側が学校側に窮状を訴えて助けを求めれば、退学させられることはまずほとんどありません。学校に相談してみることです。・・・実はね、学校側も、生徒一人あたりウン十万円という助成金が国から入るから、生徒数をなんとしても確保したいんですよ。そういう裏事情もあるんです。」

 さあ、受験生の皆さん、心置きなく勉強に励んでくだされ。


 猫

年収400万以下の世帯の子は授業料免除-東大


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もう何ヶ月も前に新聞で報じられていたことだが、東京大学が、来年度より、年収400万円以下(未満?)の世帯の生徒の授業料を一律免除すると発表した。

素晴らしいことだ。

東大だけではない。この流れは、全世界のほかの教育機関にも言える。カネのかかりそうな大学、たとえばハーバード大学も、慶応の医学部も、早稲田のロースクールも、お金がないならないなりに、奨学金などが豊富にあるのでそれを利用して進学することができる。調べればわかることだ。

もうすぐ受験シーズン。
以前からいろいろな場所で何度もくどいくらい話しているが、「お金がない。だから進学を断念しよう・・・」 などと短絡的な考え方はやめてほしい。
進学するしないは子供の自分の意志で決めればいい。中学卒業後に高校へ行かないで職人になりたいならなればいいだろう。でも、自分の意志じゃなくて、「お金がないから・・・」というような理由で進学を断念することだけはやめてほしい。 
どうせお金がなくて苦しいなら、全く逆の発想をしてほしいものだ。「うちは貧乏だ。お金がない。苦しい。だからこそ、今ここで踏ん張って進学して、将来エラくなってやろう。我が家の負のスパイラルを、ぼくの代で終わらせるんだ!」と。

「子供の受験」で、嬉しい知らせが続々と・・・


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受験シーズンだが、嬉しい知らせが続いている。

・猫研関係者のY氏は、娘さんが義足作りの専門学校に無事合格したそうだ。この学校は定員が少なく競争率が大変高い。娘さんは大変親孝行で、お母さんが昔腫瘍で片足切断して、義足で生活しているのを傍でずっと見ているからこの道を目指したという。

・同じく猫研関係者のk氏は、数ヶ月前に、娘さんが推薦で大学に合格した。私がkさんと知り合ったのは2001年頃で、その頃は借金まみれで闇金にも追われていて食うや食わずの生活(電車賃もろくに出せなかったほど)だったので、娘を大学に入れるなんて考えられなかったと思うが、それから商工ローンの特定調停や闇金の和解交渉などを自力で行い(周囲からは自己破産を強く勧められていたがあえてせず、試行錯誤を重ねて、大変苦労して・・・)、ゼロ金利の長期分割払いに持ち込んで、本業で二足のわらじを履きながら、少しずつ借金を返済していき、昨年とうとう、商工ローンを含むほとんどの債務を完済した。娘さんが推薦で合格したのはそれとほぼ同じ頃である。

・何度か相談に乗っている建設業のXさんは、現在、自宅は競売寸前、銀行への返済もかなり滞りがちで、事業継続か、それとも廃業するかの岐路に立たされている。生活費ももちろん十分に出せていない。はっきり言って、お父さんには息子の受験などに構っている余裕はない。だけど親心として、息子の望む進路に行かせてやりたい・・・そんな葛藤の日々を送っている。 一方、当の息子さんはかなりの親孝行で、しかも優秀な子で、現役の公立高校の3年生でありながら、塾へも予備校へも行かず、先日、第3希望の超難関私立大学に合格したそうだ。(今朝メールをもらった。おめでとうございます!) 第2希望の超難関私立は昨日受験が終わったばかりで発表待ち。第一希望は国立のこれまた超超難関で3月に試験を控えているが、模試では判定Aと出ているそうだ。

どちらにせよ、うまく合格すれば入学金や授業料は後でどうにでもなる。親が倒産危機に瀕していても、子供の力で奨学金申請やら何やらで、ちゃんと入学できる。親子で負の連鎖を引き継ぐ必要はない。親が苦しいからこそ、子供はどんどん前進するべきなのだ。そのことを、この御子さんたちはよくわかっているようだ。

中学校の講演、詳細決まりました


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ホームページのほうにもUPしましたが、詳細決まりました。
場所は山梨県・小淵沢中学校。
テーマは『お父さんの会社が倒産したら、どうなるの?』
7月13日、13時35分~15時00分まで。
詳細はホームページの「勉強会・イベント案内」を参照下さい。
主役はあくまでも小淵沢中学校の生徒さんですが、一般の方の参加も歓迎します。

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プロフィール

吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員

Author:吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員
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【NEKO-KEN】
中小・零細企業・自営業向け事業再生コンサルタント。東京都中野区。
経営革新等認定支援機関(認定支援機関)。
末期症状の会社の倒産回避(生き残りのための応急処置)から、原因究明、デューデリジェンス、再生スキーム策定、金融機関向け経営改善計画策定支援、資金繰り改善、PL改善(黒字化)、実行支援、最後の出口へのお手伝いに至るまで、事業再生コンサルタントとしては一通りの経験と実績があります。
ミッションは「ヒト・モノ・カネの再生」。


【吉田猫次郎】
(株)NEKO-KEN代表取締役。
本名よしかわひろふみ。1968年東京生、乙女座、A型、申年、五黄土星。
著書12冊。講演300回以上。テレビ出演15回くらい。
20代のサラリーマン時代に高額の連帯保証人になり、その後、1998-2000年の脱サラ時に、借金苦・倒産危機で考えられる最悪の事態をほぼ全て体験したことがある(高利、多重、ヤミ金、怖い取立て、手形不渡り、ブラックリスト、強制執行など・・・だが自己破産はせず)。その体験記を、2001年に猫次郎と名乗ってホームページに公開したところ、思いがけずヒットしてしまい、2003年に書籍化。以後、事業再生コンサルタントに転身し現在に至る。
最近はスポーツらしいこともするようになり、2012年(44歳)から現在までにトライアスロンに8回出場、全て完走。フルマラソンも2回出場、2回完走。
嫌いな食べ物は、ダイコンと漬物。特に「たくあん」が大の苦手で、あれを食うのは、どの拷問よりも苦痛だと思う。

【相談員】
須田幸雄: CTP認定事業再生士。資金繰り改善、財務体質改善、労務、管理等に強い。

廣田守伸: CTP認定事業再生士。関西地区担当。事業再生コンサルタント歴16年以上の大ベテラン。

金久保 健: 中小企業診断士歴20数年。マーケティング、事業性評価、PL改善に強いが、事業再生コンサルタントとしても10年近い実績がある。

 
★ 「相談」をご希望の方は、ホームページのほうに申込方法等を記載していますのでご覧下さい。有料と無料があります。 → 吉田猫次郎ホームページ

★ 取材、講演、執筆依頼は、直接メールまたは電話またはFAX下さい。 ooneko@nekojiro.net TEL(03)5342-9488 FAX (03)3229-8329

★ このブログは長い間、吉田猫次郎ひとりで書いておりましたが、2017年8月より、3名の相談員と共同作業で投稿していきます。お楽しみに。

 
 
 
 
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