吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員のブログ

中小企業再生や敗者復活に関する投稿が主ですが、ホームページとブログを区別し、ここでは幾分ユルめの内容になっています。

 

学費免除、奨学金増枠、授業料滞納問題に関するニュースをまとめて。


Category: ビンボーでも学校へ行こう   Tags: ---
当ブログには 「ビンボーでも学校へ行こう」 というカテゴリーがあるわけですが、その関連のニュースをまとめてUPします。


・ 景気悪化などで学費の支払いが困難となった学生の増加を受け、淑徳大学(千葉市)は16日、平成21年度の入学生と、一部の在学生を対象に、1年間の学費を全額免除する「緊急学資支援特別制度」を導入すると発表した。(産経新聞2009/1/16より

・ 経済的事情で修学が困難な学生を救済するため、立命館大(京都市)は14日、大学独自の奨学金を来年度、約3億円(約700人分)増額することを決めた。関西の大手私大で奨学金増額を決めたのは初めてという。(2009/1/14 産経新聞より

・  私立神奈川大付属中・高校(横浜市)は25日、金融危機による景気悪化の影響で授業料の支払いが困難となった生徒に対し、授業料3カ月程度を給付すると発表した。(2008/12/25産経新聞より

・  全国で授業料を滞納している私立高校生が平成20年末時点で2・7%にのぼることが、日本私立中学高等学校連合会の調査で分かった。19年度末よりも3倍に増えており、長引く不況の影響が色濃く出る結果となった。塩谷立文部科学相が10日午前の閣議後会見で明らかにした。(2009年2月10日産経新聞より

・  親を失った学生を支援している「あしなが育英会」(東京都千代田区)は9日、奨学金を得ながら高校に通う奨学生の1割近くが、不況の影響で卒業後の進学を「断念した」とするアンケート結果を公表した。昨年9月と比べて「生活が苦しくなった」という回答も8割に上っており、育英会は「一人でも多く進学できるよう支援をお願いしたい」と呼びかけている。(中略)
 9月以降の生活の変化では「とても苦しくなった」「苦しくなった」「やや苦しくなった」の合計が639人(79%)に上った。母親の失業率は9%を超えており、昨秋以降、勤め先の倒産や解雇で失職した母親も36人いた。仕事がある場合でも、6割近くはパートやアルバイトなどの非正規社員だった。
(中略)
 格差の拡大などにより、育英会への奨学金出願者は年々増加し、08年は2808人と過去最高を更新した。今回の調査でも、7割近くが「奨学金があるから学校に行かせてやれる」と答えており、「奨学金だけでは間に合わないほど生活が苦しい」という母親も110人いた。
 だが、育英会の寄付金や返還金収入は増えていないため、08年の大学進学希望者への奨学金貸与率は過去最低の62%にとどまっている。アンケート結果を踏まえ、育英会は遺児家庭への支援拡充を要望していくという。 (2009年2月9日 毎日新聞より


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以下、わたしが口癖のように言っていることですが、

たとえどんなに家がビンボーでも、親が倒産したり破産したりブラックになったりしても、奨学金や学費免除や福祉の教育資金貸付は受けられますし種類も多いですから、けっして進学を諦めないでください。意志があれば必ず道は開けます。

家計が苦しいからこそ、お子さんは前進するべきです。目先の問題にとらわれないで、長期的・大局的に物事をとらえるべきです。親子で負の連鎖に陥らないためにも。

いっぽうで、既に奨学金の給付を受けて無事に卒業できた社会人の人は、これを頑張って返すべきです。サラ金や住宅ローンはその次です。 奨学金は督促がユルいですが、甘えてはいけません。督促のきついサラ金などを後回しにしても、奨学金は返しましょう。 それが次の世代に生かされていくのですから。(ちなみに、自己破産して免責になった後でも、自由返済や寄付という形で奨学金団体に返すことはできると思います。)


* わたしがそのうち宝くじに当たって億単位のカネができたら、是非やりたいのが奨学金ですね。
名づけて 「ブラック奨学金」 あるいは 「親離れ奨学金」。
親が倒産や夜逃げなどで悲惨な目にあっていて育英会も社協の貸付もどこも利用できない特殊な事情を抱えた子を対象に、お子さんから直に申込を受けて、お子さんとだけ面接して、その子が自立心旺盛でしっかりしている場合に限り、成績の優劣や進路を問わず、必要な授業料や生活費や住居や留学費用などを、必要なだけ無利子で貸与する。返済は社会人になってから10年以内。利息はいらないけど、将来出世したら次世代の奨学金の財源として寄付でもしてくださいよ、的な趣旨で。




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Comments

親の方が 
うちのバイトさんも、父上の会社の倒産の為、決まっていた専門学校をあきらめると言う。先月も、同じような境遇の子が面接に来ました。
本人には、私の境遇を含め、猫先生のブログなども見せ、1時間ほど奨学金のことについて、説得したのだけれど、やはり、親御さんの方が負の連鎖にどっぷりと浸かってしまっているようで・・・
話していて思ったのは、最終的には、本人の固い意思。
これに尽きるのかなぁ。


 「ブラック奨学金」 !
うちの子供のためにも(笑)是非!
 
私も・・・ 
うちも息子にこの春奨学金を申請する予定です。
高校の奨学金は数も少なくハードルも高く(うちの県だけ??)大変です。

ブッラク奨学金、いいですね!
私も1億当たったら一口乗ります!
 
退学か・・・? 
うちは、現在私大2年生、生活費は奨学金。アパート代と授業料は親なのだが、払えなくなってきた。あと2年・・・・どうしよう!

宝くじですかぁ?
軍資金もないですわ。
 
私も 
「ブラック奨学金」賛成!

いつか私もなにかお手伝いしたいです。
 
「ブラック奨学金」 ←思いつきで言ったのに・・・ 
意外と大好評なのでびっくりしました。ブラック奨学金。

>相模原のそば屋さま

お久しぶりです。行こう行こうと思いながらもまだ行けません。近いうちにぜひ。(そういえば池内自動車が去年から同じ16号沿いに移転してますね)

説得してダメなら、そこはもうしょうがないですね。願わくば、その話を頭の片隅のどこかに入れておいてくれて、何年後でもいいから、落ちついた時に思い出してほしいものですね。学問は何歳からでもできますから。


>ぷぴんぽさま

そうです。「当たったら」というのがミソです。
宝くじの当せん金のような「あぶく銭」こそ、浪費などに使わず、慈善事業に使うべきだと私は思います。
(逆に、汗水流して稼いだお金は何に使おうと自由だと思いますが。)


>アドリブさま

どうして「退学か・・・?」となるのですか?
親が仕送りできなくなると退学するしかないのですか?
娘さんの意志はどうなのですか?

奨学金だけで足りなければ、社会福祉協議会や、大学独自の支援策や、アルバイトや、あるいはそれらを併用や、いくらでも手はあるでしょう。

単純比較はできませんが、わたしは高校~大学生のときに新聞配達のバイトをしていたのですが、そこには親の援助を最初から1円も頼らずに住み込みバイトで学校に通っている苦学生が沢山いました。(バブル全盛期にもかかわらず、そんな学生はいっぱいいました。) また、良いか悪いかは別にして、友人の中にはキャバクラで働きながら生活費を稼ぎ出している女性もいました。 また、アメリカへに留学した友人の話では、現地で知り合った学友のほとんどが、18歳を過ぎたときから親の援助を一切受けず、奨学金とアルバイトと自身の借金で苦労して学校に通っていると言っていました。 それくらい選択肢はあるはずなのです。


>みみさま

ぜひ、大金持ちになってお手伝いしてください。

 
猫次郎さん、感謝しています 
猫次郎さんのブログを知って、長女も無事に国立高専に奨学金を使って行けることになりました。夏に申請して今月に審査が通りました。お金がないから十分な教育を受けさせられない、と思いがちでしたが本当に必要なのはお金以上に子供を思う親の気持ちと、勉強したいという本人の意志だとわかりました。本当にありがとうございます。今、知人で自己破産申請中の夫婦(出稼ぎに行っている)がいるので、また良い情報をこのサイトなどから手に入れたいです。本当にありがとうございました。
 
> つぶさま 
それはよかった。
合格オメデトウ&奨学金オメデトウゴザイマス!!

 
ご参考までに… 
奨学金ではないですが、こんな貸付制度を見つけました。東京都内限定での制度になりますが、他県でも探してみると似たようなものがあるかもしれません。
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東京都私学財団入学支度金貸付制度

これから、入学支度金制度のある都内の私立高校、私立高等専門学校及び高等課程3年制の私立専修学校に入学予定の生徒の保護者に対し、入学時費用が20万円以上の場合、一律20万円を無利息で貸し付けます。
貸主は入学先の学校になります。

合格発表後、支払いをする前に学校側に申し込みが必要です。

返済方法は、学校が指定するやり方で3年間の在学中に返済してほしいとのこと。連帯保証人も必要になります。

申し込み受け付けは、各入学予定先の学校になりますが、詳細、お問い合わせは以下でも受け付けてくれるようです。

財団法人東京都私学財団 
電話03-5206-7926
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入学が決まったけれど、入学金や学費が払えないと悩んでいる高校生の保護者の方、東京都私学限定ですが、高校生への貸し付けは数が少ないようなので、頭に置いておかれるとよろしいと思います。

よろしければご参考になさってください。

 
わからない 
高校入学のために奨学金を中学在学中に予約済みでしたが本手続きで断念しました。保証人の住所が同じなのでだめだそうです。別世帯別生計であるのに保証人にはなれないんですね。他にいないので辞退することにしました。社会福祉協会の貸付を相談しに行くつもりですが。保証人がどうしてもうひとり必要なんでしょうかね。貧乏って悲しいです。高校の授業料無償化でも私立はいろいろ必要で不安です。なんとか仕事探して働いて行かせるつもりですが入学準備金も保証人の住所が同じだからということで駄目でした。保証人には親兄弟がなってくれるぐらいでしょ。他人に頼むのも無理だし、私が頼まれても悩んでしまう。勝手ですねぇ。なってほしいけど自分はちょっとって。誰かに聞いてほしくて。愚痴ですみませんでした。
 

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プロフィール

吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員

Author:吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員
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【NEKO-KEN】
中小・零細企業・自営業向け事業再生コンサルタント。東京都中野区。
経営革新等認定支援機関(認定支援機関)。
末期症状の会社の倒産回避(生き残りのための応急処置)から、原因究明、デューデリジェンス、再生スキーム策定、金融機関向け経営改善計画策定支援、資金繰り改善、PL改善(黒字化)、実行支援、最後の出口へのお手伝いに至るまで、事業再生コンサルタントとしては一通りの経験と実績があります。
ミッションは「ヒト・モノ・カネの再生」。


【吉田猫次郎】
(株)NEKO-KEN代表取締役。
本名よしかわひろふみ。1968年東京生、乙女座、A型、申年、五黄土星。
著書12冊。講演300回以上。テレビ出演15回くらい。
20代のサラリーマン時代に高額の連帯保証人になり、その後、1998-2000年の脱サラ時に、借金苦・倒産危機で考えられる最悪の事態をほぼ全て体験したことがある(高利、多重、ヤミ金、怖い取立て、手形不渡り、ブラックリスト、強制執行など・・・だが自己破産はせず)。その体験記を、2001年に猫次郎と名乗ってホームページに公開したところ、思いがけずヒットしてしまい、2003年に書籍化。以後、事業再生コンサルタントに転身し現在に至る。
最近はスポーツらしいこともするようになり、2012年(44歳)から現在までにトライアスロンに8回出場、全て完走。フルマラソンも2回出場、2回完走。
嫌いな食べ物は、ダイコンと漬物。特に「たくあん」が大の苦手で、あれを食うのは、どの拷問よりも苦痛だと思う。

【相談員】
須田幸雄: CTP認定事業再生士。資金繰り改善、財務体質改善、労務、管理等に強い。

廣田守伸: CTP認定事業再生士。関西地区担当。事業再生コンサルタント歴16年以上の大ベテラン。

金久保 健: 中小企業診断士歴20数年。マーケティング、事業性評価、PL改善に強いが、事業再生コンサルタントとしても10年近い実績がある。

 
★ 「相談」をご希望の方は、ホームページのほうに申込方法等を記載していますのでご覧下さい。有料と無料があります。 → 吉田猫次郎ホームページ

★ 取材、講演、執筆依頼は、直接メールまたは電話またはFAX下さい。 ooneko@nekojiro.net TEL(03)5342-9488 FAX (03)3229-8329

★ このブログは長い間、吉田猫次郎ひとりで書いておりましたが、2017年8月より、3名の相談員と共同作業で投稿していきます。お楽しみに。

 
 
 
 
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震災後に倒産しない法
 
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