吉田猫次郎ブログ

事業再生、倒産回避、資金繰り改善、連帯保証人問題、借金自殺防止 ・・・などが専門ですが、ここはブログなので、もっと気楽にいろいろ書きます。

 

サッカー王国ブラジルに見る「決定力」育成法


Category: オススメの本   Tags: ---
サッカー王国ブラジルに見る「決定力」育成法サッカー王国ブラジルに見る「決定力」育成法
(2008/11)
下田 哲朗アデマール・ペレイラ マリーニョ

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* 上の表紙写真の黄色い部分(子供がボールを蹴ってる道路標識)を見て欲しい。
ブラジルではこのような道路標識が実在するそうだ。
意味は 「ストリートサッカーをやっている子供の飛び出しに注意」 だ。

なんて大らかな国だろう。

それにしても、なぜブラジルはあんなにサッカーが強いのか?
それは、「教育」が行き届いているからではない。
「環境」が優秀な選手を育てているのだという。

ブラジルでは、サッカーの自由度がとにかく高い。

草サッカーでは、片方のチームが11人体制でもう片方が欠員で8名や9名しかいなくても、気にせず試合をするそうだ。
また、11人の中にプロ並みにうまい選手や老人や子供がゴチャゴチャに混ざっていても、気にせず試合をするそうだ。それはそれで楽しいし勉強にもなる。老人子供にとってはプロ並みにうまい選手の技術を吸収できるし、プロ並みにうまい選手は老人子供のような技術的に劣る選手をいかに有効活用してゲームメイクするかを学ぶことができるというわけである。

アマチュアサッカーの審判は、資格は特にいらないそうだ。
とにかく裾野が広い。

日本のクラブみたい「勝ち上がること」を至上の目的にせず、選手の能力を伸ばすことを第一に考えているらしい。選手の能力を伸ばして、プロチームに高く買ってもらおうと。

アマでは「理論」「戦術」なんてあまり教えないらしい。
一瞬先は何が起こるかわからないのがサッカーだから。

そのかわり、ゴール前の攻防戦みたいなプレイは、それこそ子供の頃から何万回とやっているのが普通だそうだ。何万回もゴール前の攻防を重ねていくうちに、脳で考えるよりも先に反射的に決定力が身に付いていく。
このへんに、ブラジルの決定力の強さが隠されているらしい。

また、プロ、アマ含め、ブラジル人はとにかく明るくてノリがいい。
国際試合に向かう移動中なんか、日本人選手だったら緊張や力みでガチガチになっているところだろうが、ブラジル人選手は移動中にサンバを合唱したりドンチャン騒ぎなのが普通だそうだ。

そんなことが、この本には書かれていた。
わずか2時間程度で読めてしまう簡単な内容だったけど、示唆に富んでいて大変面白かった。
サッカーのみならず、教育や政治経済全般にあてはまる、学ぶべきことが多い本だと思った。

(わたしは大のブラジルかぶれ&サッカー好きなので、なおさらのこと面白く感じた)



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Comments

考えるな、感じろ! 
素敵ですね、よく「卵が先か、鶏が先か」の場面に出くわしますが、感じるほうをとにかく行動ですね。未曾有の不景気ですが「ピンチがチャンス」でがんばります。
 
東京の自動車屋さま 
ブルース・リー『燃えよドラゴン』の冒頭部分に出てくる名セリフですね。"Don't think.Feel."(考えるな。感じるんだ)


好きな言葉です。


* 「未曾有」は、ちゃんと「みぞう」と読めますよ。
「焼売」は「やきうり」と読んでしまって大恥かいたことがありますけどね!


 

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プロフィール

吉田猫次郎

Author:吉田猫次郎
中小・零細企業・自営業向け事業再生コンサルタント。認定事業再生士(CTP)。経営革新等認定支援機関(株)NEKO-KEN代表取締役。
本名はホームページや書籍に記載。
著書多数。講演・メディア出演多数。
1968年東京生、乙女座、A型、申年、五黄土星。

20代の商社マン時代に高額の連帯保証人になり、その後、1998-2000年の脱サラ時に、借金苦・倒産危機で考えられる最悪の事態をほぼ全て体験したことがある(高利の連帯保証人、ヤミ金の怖い取立て、手形不渡り、ブラックリスト、強制執行など・・・だが自己破産はしなかった)。

趣味は釣り、アウトドア全般、ほか。

最近はスポーツらしいこともするようになり、2012年(44歳)でトライアスロンのオリンピックディスタンスに初挑戦&完走。2014年(45歳)でフルマラソン初挑戦&完走。2015年(46歳)にはトライアスロンのアイアンマン70.3に初挑戦&完走。2016年も完走。徐々にメタボ解消。だがすぐにリバウンド。

嫌いな食べ物は、ダイコンと漬物。特に「たくあん」が大の苦手で、あれを食うのは、どの拷問よりも苦痛だと思う。

 
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