吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員のブログ

中小企業再生や敗者復活に関する投稿が主ですが、ホームページとブログを区別し、ここでは幾分ユルめの内容になっています。

 

スポンサーサイト


Category: スポンサー広告   Tags: ---
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

信用保証協会の代位弁済額が5年ぶりの高水準・・・


Category: 猫次郎のたわごと(未分類)   Tags: ---
11月2日付のNIKKEI NET記事から一部引用。

>> 中小企業が倒産した場合などに金融機関からの借入金返済を肩代わりする信用保証協会の
代位弁済額が2003年度以来の水準に膨らんでいる。全国52の保証協会の総額は今年4―9月で
4863億円と前年同期比27%増えた。
 (中略)
 代位弁済の総額は2年連続で前年実績を上回った。業種別では販売不振の不動産が
前年同期の2.3倍に増えたほか、原油高などの影響を受けた運輸業や通信業が4―6割増の
水準に達した。公共事業が減る一方、業界再編が進まない建設業も3割弱増えた。
件数、金額とも全体に占める割合でほぼ3割と最も多い。


(引用元 :NIKKEI NET 2008年11月02日07時00分
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20081102AT3B3107301112008.html  )



* 代位弁済は何も特別なことではありません。 よく、代位弁済になったらもうオシマイだ倒産するしかないと思い込んでいる人がいますが、大間違いです。
 今や代位弁済は身近な問題。怖がらずに、よく情報収集して、前向きに取り組みましょう。
 
 一例をあげれば、信用保証協会ならびに関連会社の保証協会サービサーは、元金の免除交渉には一切応じてくれません。代位弁済されると、当然のごとく、求償権として代位弁済額全額を一括請求されます。利息はつきませんが、かわりに遅延損害金が年14%ほど加算されて請求されます。(←この「請求されます」という言葉にヒントあり!)

 これらの請求から完全な形で逃れようとしたら、弁護士に法律相談をして、法律的に債務免除してもらう手続きを考えるしかありません。つまり自己破産や民事再生法などです。 (←これも一字一句を吟味すれば別の解釈ができますのでじっくり読んで下さい。わかりますか?逆な言い方をすれば、完全な形で逃れようと思わなければ、法律的に債務免除してもらう必要も弁護士に法律相談をする必要も自己破産など法律手続きをする必要もないんですよ。)

 他の債務の有無を含めた経営状態の深刻度とも照らし合わせて考えなければなりませんので一概にいえませんが、単に保証協会に代位弁済された残債務を少しでも負担軽減させてもらうことを願うなら、これはさほど難しくありません。 専門家など間に入れず、自分で、保証協会にざっくばらんに相談に行けばいいのです。丸裸の状態、つまり、「借金が他にいくらあって、資産が時価ベースでどのくらいあって、商売の調子はどうで、今後の見通しはどうで、つきましては現在の毎月の返済可能金額はこうです、だから、あくまで自分本位な言い分ですが、毎月ウン万円ずつの元金分割払いで相談に乗って下さい、遅延損害金については後で元金が減ってきたら別途相談に乗って下さい」、と。
 これは「交渉」です。「要求」でも「争い」でもありません。だから、あまり債権者側を敵対視せず、柔軟な姿勢で行きましょう。

 以上はほんの一例です。 他にも選択肢は(じっくり考えれば)いくらでもあります。

 代位弁済になると信用を失うというのは、ある面では事実ですが、必ずしもその通りではありません。信用信用信用と一括りにするのは間違っています。 対政府系金融機関の信用と、対民間銀行プロパーの信用と、対個人カードローンの信用と、対取引先の信用とは、多少のリンクは確かにありますが、切り離してうまく分けることも可能なのです。 また、政府系の信用は、元金を完済すればかなり回復してまた再利用しやすくなります。民間金融機関の信用は信用情報機関の登録期間(5~7年位)を終えれば徐々に回復します。 中には、一度は長期延滞→代位弁済などの憂き目にあっても、1年後に頑張って業績回復し、完済し終え、すぐに信用が回復し、また融資を含めた金融機関との良好な付き合いが再開できた人もいます。

日本は敗者復活しにくい社会と言われていますが、実際には我々がそう思い込んでいるだけで、理論と実践をしっかり組み立てれば何度でも敗者復活できるのです。


猫@休日勤務中

スポンサーサイト


Comments

管理人のみ閲覧できます 
このコメントは管理人のみ閲覧できます
 

Leave a Comment



10 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

09

11


 
プロフィール

吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員

Author:吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員
----------------------

【NEKO-KEN】
中小・零細企業・自営業向け事業再生コンサルタント。東京都中野区。
経営革新等認定支援機関(認定支援機関)。
末期症状の会社の倒産回避(生き残りのための応急処置)から、原因究明、デューデリジェンス、再生スキーム策定、金融機関向け経営改善計画策定支援、資金繰り改善、PL改善(黒字化)、実行支援、最後の出口へのお手伝いに至るまで、事業再生コンサルタントとしては一通りの経験と実績があります。
ミッションは「ヒト・モノ・カネの再生」。


【吉田猫次郎】
(株)NEKO-KEN代表取締役。
本名よしかわひろふみ。1968年東京生、乙女座、A型、申年、五黄土星。
著書12冊。講演300回以上。テレビ出演15回くらい。
20代のサラリーマン時代に高額の連帯保証人になり、その後、1998-2000年の脱サラ時に、借金苦・倒産危機で考えられる最悪の事態をほぼ全て体験したことがある(高利、多重、ヤミ金、怖い取立て、手形不渡り、ブラックリスト、強制執行など・・・だが自己破産はせず)。その体験記を、2001年に猫次郎と名乗ってホームページに公開したところ、思いがけずヒットしてしまい、2003年に書籍化。以後、事業再生コンサルタントに転身し現在に至る。
最近はスポーツらしいこともするようになり、2012年(44歳)から現在までにトライアスロンに8回出場、全て完走。フルマラソンも2回出場、2回完走。
嫌いな食べ物は、ダイコンと漬物。特に「たくあん」が大の苦手で、あれを食うのは、どの拷問よりも苦痛だと思う。

【相談員】
須田幸雄: CTP認定事業再生士。資金繰り改善、財務体質改善、労務、管理等に強い。

廣田守伸: CTP認定事業再生士。関西地区担当。事業再生コンサルタント歴16年以上の大ベテラン。

金久保 健: 中小企業診断士歴20数年。マーケティング、事業性評価、PL改善に強いが、事業再生コンサルタントとしても10年近い実績がある。

 
★ 「相談」をご希望の方は、ホームページのほうに申込方法等を記載していますのでご覧下さい。有料と無料があります。 → 吉田猫次郎ホームページ

★ 取材、講演、執筆依頼は、直接メールまたは電話またはFAX下さい。 ooneko@nekojiro.net TEL(03)5342-9488 FAX (03)3229-8329

★ このブログは長い間、吉田猫次郎ひとりで書いておりましたが、2017年8月より、3名の相談員と共同作業で投稿していきます。お楽しみに。

 
 
 
 
吉田猫次郎メルマガ有料版
 
 
吉田猫次郎 著
震災後に倒産しない法
 
吉田猫次郎 著
「連帯保証人」ハンコ押したらすごかった。でもあきらめるのはまだ早い!
 
吉田猫次郎 著
借金なんかで死ぬな!
 
吉田猫次郎 著
働けません。
 
猫研バナー
リンクフリーです。
猫研
 
 
ブログ内検索
 


Archive   RSS   Login

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。