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吉田猫次郎のブログ

中小企業再生や敗者復活に関する投稿が主ですが、ホームページとブログを区別し、ここでは幾分ユルめの内容になっています。

 

今年一番泣いた本


Category: オススメの本   Tags: ---
翼はいつまでも翼はいつまでも
(2001/07)
川上 健一

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* ネットの書評で去年から気になりだし、今年の秋に古本屋で文庫版をゲット。105円也。最初のページをめくったら、なんと川上健一さんの自筆サインが入っていた。なんというラッキー!
買った後、少しだけ読んだが、忙しくてその先はしばらく読まなかった。
12月に入ってまた読みたくなり、最初から読み直しはじめた。
最初の3分の1ほどは普通におもしろかった。可もなく不可もなく。
真ん中あたり(2章)から急激に面白くなっていった。もうどうにも止まらない。
後半になると、読みながら「うううっ」と声を出さずにいられなくなる場面が増えてきた。
終盤のクライマックスでは、不覚にも、わんわん声をあげて泣いてしまった。(電車の中じゃなくてよかった・・・)

小説でこんなに泣いたのは、はじめてかもしれない。
フランダースの犬よりも泣けた。
といっても、この物語はフランダースの犬のような悲しいものではなく、後味がきわめてよろしい。心が洗われて、胸がいっぱいになりながら泣ける類のものだ。主人公はビートルズに強い影響を受けた野球少年の中学生で、夏休みに十和田湖の湖畔で同級生と恋に落ちる。そして転校で離れ離れになる。ただそれだけの話なのだが、この感動は読んだ人にしかわからない。特に、ビートルズ世代以降(30~50代)の男性で、中学時代に運動部に所属していて、学校でバカばっかりやっていて、思春期に女の子のことが気になってしょうがなかった経験を持っているような人は(←私もそう)、相当泣けるに違いない。そういえばラジオでやっていたが、サザンの桑田氏もこの本を最近読んで、声をあげて号泣したそうだ。アマゾンの書評を読んでも、泣いたという人が多かった。

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Comments

泣けましたか 
猫さん、おはようございますパパリンです。
なんと、あのフランダースの犬より泣けましたか。
これは是非読まなくては!!
猫さんとは世代もほぼ一緒で特に~の後はピッタリ一致するので
私も号泣してしまうかも。
私が今年一番泣けた本は
「ホームレス中学生」でした。
この本お笑いの本かと思っていましたが、見事にやられました。
 
 
パパリンさま

コメントありがとうございます。泣ける人と泣けない人がいると思いますが、純粋に、小説とし読むだけでも、相当良い本だと思います。老若男女問わず誰にでもおすすめできる数少ない本です。

ところで、「ホームレス中学生」は、わたしは全く泣けませんでした。これはパパリンさまとの感性の違いというよりも、一種の「職業病」のようなものだと思います。仮にもわたしは文章でお金を稼いでいる身ですので、あの本の文章の稚拙さが非常に気になってしまいます。あれはたぶん、著者の田村氏が書いたおそらく相当下手な文章を、編集者が苦労して手直して仕上げたか、あるいは二流のゴーストライターがこんなに売れるとは思わないで手抜きして書いたか、どちらかではないかと思います。それほどに表現力が乏しく、構成もちぐはぐな印象を受けます。
また内容についても、たとえば公園での生活や差押の現場なんか、法律に詳しい人や極貧生活を経験したことがある人から見たら、ツッコミどころ満載です。ウソを書いているわけじゃないのでしょうが、相当脚色が加わっているという感じがします。
文学的要素もなく、リアルな内容でもなく、何か勉強になるわけでもなく、買って読むに値しない本だと思いました。うっかり買ってしまいましたが、すぐに人にあげてしまいました。

すみません。せっかくパパリンさんが泣くほど感動したというのに、酷評してしまって。他意はありません。モノカキの端くれとして、差押&極貧経験者の端くれとして、ちょっと厳しい目で読まずにいられなかっただけです。お許しをお許しをお許しを。
 
猫さんへ 
猫さん、こんにちはパパリンです。
お許しなどとんでもございません。

私も差し押さえの所などは???
でしたが
田村氏の周りの人の優しさやそれを感じ取れている彼の優しさに泣けました。

私、基本的に泣き虫なんですよ。
テレビを見ては泣き
映画を見ては泣き
本を読んでは泣き
ちょっと良い話を聞いては泣き

娘には「その顔で泣くな」
なんて言われてます(笑)

 
私も 
今日は(正確に言うと昨日)朝から雨だったので大掃除を取りやめて一気に読んでしまいました。
猫次郎さんのようにわんわんといかないまでも泣いてしまいました。
あの年代だからあんなふうに重苦しい過去を話せるのかな・・大人になるとへんなプライドが邪魔して話せなくなりますよね。でもあんなふうにぎゅうっと手を握ってくれたらその重みも軽くなりますね。

猫次郎さん、まだ、みなさんと飲んでらっしゃるのでしょうか・・・どうぞお体に気をつけてよいお年をお迎えください。
 

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プロフィール

吉田猫次郎

Author:吉田猫次郎
【NEKO-KEN】
中小・零細企業・自営業向け事業再生コンサルタント。
東京都中野区中央5-39-13-305。
経済産業省認定・経営革新等認定支援機関(認定支援機関)。
2003年開業。末期症状の会社の倒産回避(生き残りのための応急処置)から、原因究明、デューデリジェンス、再生スキーム策定、金融機関向け経営改善計画策定支援、資金繰り改善、PL改善(黒字化)、実行支援、事業承継、補助金、最後の出口へのお手伝いに至るまで、事業再生コンサルタントとしては一通りの経験と実績があります。
企業理念は「ヒト・モノ・カネの再生」。


【吉田猫次郎】
本名よしかわひろふみ。(株)NEKO-KEN代表取締役、CTP認定事業再生士、認定支援機関、著述業、ドローンパイロット、ほか。
1968年東京生、乙女座、A型、申年、五黄土星。
著書13冊。講演300回以上。テレビ出演15回くらい。
20代のサラリーマン時代に高額の連帯保証人になり、その後、1998-2000年の脱サラ時に、借金苦・倒産危機で考えられる最悪の事態をほぼ全て体験したことがある(高利、多重、ヤミ金、怖い取立て、手形不渡り、ブラックリスト、強制執行など・・・だが自己破産はせず)。その体験記を、2001年に猫次郎と名乗ってホームページに公開したところ、思いがけずヒットしてしまい、2003年に書籍化。以後、事業再生コンサルタントに転身し現在に至る。
最近はスポーツらしいこともするようになり、2012年(44歳)から現在までにトライアスロンに10回出場、全て完走。フルマラソンも2回出場、2回完走。
嫌いな食べ物は、ダイコンと漬物。特に「たくあん」が大の苦手で、あれを食うのは、どの拷問よりも苦痛だと思う。

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