吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員のブログ

中小企業再生や敗者復活に関する投稿が主ですが、ホームページとブログを区別し、ここでは幾分ユルめの内容になっています。

 

つづき - 2回目の不渡りの現場


Category: 企業再生・事業再生関連   Tags: ---
つづき。

覚悟していたとおり、2回目の不渡りも出した。

だが、ヤミ金との交渉術を教えて午後3時直前まで社長さん御自身の口で電話交渉しまくってもらったのが功を奏して、完全に社長さんの腹がすわり、ヤツらの暴力的な取立てや嫌がらせは皆無になり、電話は来るものの頻度は減り、皆穏やかな口調になっていった。(「本日はもう一銭も用意できません!2回目の不渡り覚悟です!」と半ば開き直ってヤミ金と交渉を重ねたのだが、ほとんどのヤミ金が2時半までに和解、手形返却に応じてきた。一銭も用意できないうえでの交渉だったのでまあ過度な期待はしていなかったが、あと1社で交渉終わりというところまでいった。惜しくもその1社がなかなか強硬なため3時を回ってしまった。でもこの一連の自力交渉で社長さんの精神は完全に生き返った。)

取引先も、事前に不渡りを出すことを伝えていたので、取り付け騒ぎになるようなことはなく、いたって紳士的・協力的だった。(感謝)

そしてなにより、社長さんの心境の劇的変化。
土日には「遺書」まで書いていたそうだが、ここ2日間の不渡りがかえってテコ、バネ、キッカケになり、実にサッパリした表情になってきた。

人間万事塞翁が馬。

3時以降は、何かが吹っ切れて、前向きに、今後の「事業継続」のことと、不渡りによりおそらく今週中に期限の利益喪失&一括請求を迫ってくるであろう「銀行対策」と、その「連帯保証人」さんたちを守る策について真剣に作戦を立てた。
これらはすべて、有効な対策がある。但しスピード勝負だ。

というわけで、今日もちょっとだけ某県某所のここへ行ってきます。


* 援護射撃に駆けつけてくれたテレビ制作会社のTさん、同県内で同業を営み同じ苦しみを味わった経験のあるAさん。また、電話で相談に乗ってくれて「必要ならいつでも受任するよ」といいつつも自力再建の的確なアドバイスをしてくれたO弁護士さん、ご協力ありがとうございました。


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Comments

 
本人です3.

火曜日。朝9時前に猫次郎先生到着。カメラマンのTさんも少し遅れて到着。

大体の概要説明。

この間にも、電話は鳴り止まず。

先生の指導どおり対処。(毅然とした態度)

今日2度目は当然出ると思っていたが、猫次郎先生が「阻止できるだけやってみよう」と8社に対し、小切手の引き戻しを順番に依頼する。

2時30分までに7社了解を取り付ける。

最後の1社がどうしても間に合わないとごねる。

了解取れているところの1社が、その分を振り込むと申し出てくれる。(ちょっとびっくり)

さすがに、申し訳ないので断りました。(ここは、初めてのところでまだ、1回も支払っていないところなので・・・担当者が先生を知っていたからだと思います。)



続く
 
 
本人です4.

ついに、2度目の不渡り。やるだけのことをやった充実感。

気持ちを切り替え、保証人に迷惑を掛けない対策を進める。(この間も電話が続き対処しながら)

5時頃には、電話もならず同業者のAさん・カメラマンのTさん・先生と色々と雑談を含め過ごす。

明日からは、死ぬ気で保証人を守る気持ちが膨らむ。

夜にも、なにもなし。



明日の朝からは、唯一つ保証人を守るぞと気持ち高ぶるままに就寝。



今、緊急事態発生。うちの従業員がひったくりに被害に。現金10数万円とあっという間にキャッシュカードで5万円を引き落とされる・・・猫次郎先生に即電話。闇金の可能性も?  ちょっと行って来ます。



 
 
Unknown

不渡り哲也さんへ



不渡り哲也っていう名前は、既に名乗っているヒトがいるんですよ(笑)

ちなみに三重県の方です。

やはり2回出して、以後もしぶとく事業を続けている方です。



とにかく、今回のことは落ち着いてよかったですね。

まだ暫くは緊張しなければなりませんが、峠を越したことは確かです。これからもがんばりましょう。




 
 
Unknown

初めましてhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/new_color.gif>。

不渡り哲也さんが二人…http://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif>

本物渡さんもここを見てたらびっくり!ですね。



皆さん本当に色々な事を乗り越えていらして、最近まで自分が一番不幸だと思っていた事が恥ずかしくなりますhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif>

私も小額?ながら毎月サイクリング状態ですが先生の

本を読んでなんとか自分の力で乗り切って見ようとメラメラhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/v.gif>しています。

 
 
Unknown

初めましてhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/new_color.gif>。

不渡り哲也さんが二人…http://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif>

本物渡さんもここを見てたらびっくり!ですね。



皆さん本当に色々な事を乗り越えていらして、最近まで自分が一番不幸だと思っていた事が恥ずかしくなりますhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif>

私も小額?ながら毎月サイクリング状態ですが先生の

本を読んでなんとか自分の力で乗り切って見ようとメラメラhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/v.gif>しています。

 
 
Unknown

\99さま



サイクリング状態ということは、まだ大掛かりな債務整理には着手されていないんですね?



末期症状になってもまだまだ切り抜ける策はありますが、できればやっぱり、早期着手すればするほど傷口が浅くて済むので良いと思いますよ。がんばってください。
 
 
不渡り哲也 改名します。

そうなんですか。ジョークの思考回路が一緒ですね。

おまけに、同じように2回不渡りを出して。

しぶとく事業を継続しているとの事で、なんか嬉しくなります。

だけど、次から猫次郎先生のブログのコメントには、富士山太郎(ちょっと古いですが、富士山の麓なものですから。)で行きます。

ちなみに、MLでは「のみ もんたよしのり」です。

俺、こんなことやってて大丈夫かな。

まだまだ、問題山積みなのに。

 
 
家も2度、不渡り出しました。

猫先生



家も2度、不渡り出しました。





 銀行から不渡りによりおそらく今週中に期限の利益喪失&一括請求を迫ってくるであろう「銀行対策」と、その「連帯保証人」さんたちを守る策について真剣に作戦を立てた。

これらはすべて、有効な対策がある。但しスピード勝負だ。





  この対策は、どこかを見ればわかりますか?



 また、ノンバンクの1件から、得意先に、売掛金

の譲渡請求が内容証明郵便で、お得意さん2件に、送られました。



 こんな経験の方は、いるのでしょうか?



 



  
 
 
がんばりましょう。

私は、まったく持って渦中にいるものです。

このブログにもある、先生に助けて頂いている者です。

債務の総額・連帯保証人の背景・今後仕事を続けていけるのか等状況によって、やりかたは変わると思いますが、私の場合は、不渡りを2回出しても、客先は今まで通り仕事は出す。銀行の保証人は、母と妻・担保は土地・家を国民生活金融公庫で。商工ローンは、2社5件で5人の保証人(友人)。

そして、一番の守りたいのは、保証人。



で、やった事は、不渡りを2回出した段階で、銀行系(3行)にその日の内に、書面で不渡りを出した事(事実を載せて、今後の会社・返済の方針を踏まえたもの)を、FAXで送り、すぐに各行に電話を入れて説明しました。

商工ローンは、次の日に特定調停(保証人の分も全て)を申し立てし、その内容を含め銀行同様の内容を書面にし、FAXを入れてすぐに電話を入れました。



銀行系は、銀行あるいはその先の保証協会との話し合いになります。

公庫とは、既に話をし(資料も何も持っていかなかったのだが)、保証協会が一括請求にならない限り、1~2年は利息+1~2万程度で、リスケに応じてくれて、ちょっと拍子抜けでした。

保証協会は、銀行から移るのが来月に入ってからとのことで、まだ先になりそうです。(銀行自体は、やる気は無い。早く保証協会に移したい感じです。)



商工ローンは、特定調停の通達をしているので、いまだ、保証人はもちろん、私にも電話一つ来ません。

特定調停も、1社は来月18日・もう1社は日にちの調整をいまだにやっているところです。まだまだ、時間が稼げる状態です。特定調停をしている間は、支払いもしませんので助かります。

現状は、こんなところです。

参考になればいいのですが、既に商工ローンが動き始めていることが、やばいですね。

すぐに特定調停をすれば、保証人に督促するのは抑えられるのでは。詳しくは、特定調停のことを書かれているところを見てください。

 
 
ありがとうございます

富士山太郎さん



 ありがとうございます。特定調停ですか?



 調べてみます。 
 
 
Unknown

不渡りの現場を切り抜けるのは、やはりそう易しいことではありません。



特に、不渡りを出した当日と翌日に最も大きな波が押し寄せてきて(主に不渡りを掴まされた債権者が来る)、その3-4日後には、交換所を経由して不渡り情報が知れ渡って興信所や怪しげな整理屋などがしきりに電話をかけてきたり、大人しくしていた他の債権者が「期限の利益喪失」をもとに一括請求を迫ってきたり、同じように保証人に迫ってきたりという「第2波」が押し寄せてきます。とにかく最初の1週間が大変です。



これを落ち着かせる方法は「沢山ある」と書きましたが、10人いれば防ぎ方は10通り以上あります。これは専門家の助言を得なければなかなか見つかりません。独断で一つの方法を過信するのは大変危険です。



よって、一人ですべてこなそうとせず、必ず専門家の相談を受けてください。専門家といってもいろいろいますが、最低でも1度は、弁護士の相談を受けてください。



こういう場面で「代理人」として債権者と交渉する権利が認められているのは、唯一、弁護士だけです。他の専門家は代理人にはなれず「アドバイスする」ことしかできません。せいぜい、傍で見守って、本人の自力交渉に同席する程度のことしかできません。それで切り抜けられる方ももちろん大勢いますが(富士山太郎さんもその一人でした)、不渡りの現場はそう生易しくないので、必ず「代理人をつけるべきかどうか!?」を見定める必要があります。よって、どんな方法をとるにせよ、必ず弁護士には最低1度は相談してください。
 
 
ありがとうございます。



 ありがとうございます。



 弁護士さんにも、相談してみます。
 
 
Unknown

しば犬さま



がんばってください。



そういえば昨日、2年半前に2回不渡りを出した内装業の社長さんからTELがあり、とても元気そうでした。



この方も、2回不渡りを出しながらも会社を清算せず(そのままの形で事業継続できる見込みがあった)、不渡り後は借入に頼らないで現金商売で必死になって事業を継続し(想像を絶する苦労だったでしょう・・・)、2年が経過した現在は銀行取引停止処分も解かれ、返済もだいぶ進み、業績もゆるやかに回復し、当座も開設しようと思えばできるところまで信用回復しています。



「時の経つのは早いものですね」と、しみじみ言っていました。




 

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プロフィール

吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員

Author:吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員
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【NEKO-KEN】
中小・零細企業・自営業向け事業再生コンサルタント。東京都中野区。
経営革新等認定支援機関(認定支援機関)。
末期症状の会社の倒産回避(生き残りのための応急処置)から、原因究明、デューデリジェンス、再生スキーム策定、金融機関向け経営改善計画策定支援、資金繰り改善、PL改善(黒字化)、実行支援、最後の出口へのお手伝いに至るまで、事業再生コンサルタントとしては一通りの経験と実績があります。
ミッションは「ヒト・モノ・カネの再生」。


【吉田猫次郎】
(株)NEKO-KEN代表取締役。
本名よしかわひろふみ。1968年東京生、乙女座、A型、申年、五黄土星。
著書12冊。講演300回以上。テレビ出演15回くらい。
20代のサラリーマン時代に高額の連帯保証人になり、その後、1998-2000年の脱サラ時に、借金苦・倒産危機で考えられる最悪の事態をほぼ全て体験したことがある(高利、多重、ヤミ金、怖い取立て、手形不渡り、ブラックリスト、強制執行など・・・だが自己破産はせず)。その体験記を、2001年に猫次郎と名乗ってホームページに公開したところ、思いがけずヒットしてしまい、2003年に書籍化。以後、事業再生コンサルタントに転身し現在に至る。
最近はスポーツらしいこともするようになり、2012年(44歳)から現在までにトライアスロンに8回出場、全て完走。フルマラソンも2回出場、2回完走。
嫌いな食べ物は、ダイコンと漬物。特に「たくあん」が大の苦手で、あれを食うのは、どの拷問よりも苦痛だと思う。

【相談員】
須田幸雄: CTP認定事業再生士。資金繰り改善、財務体質改善、労務、管理等に強い。

廣田守伸: CTP認定事業再生士。関西地区担当。事業再生コンサルタント歴16年以上の大ベテラン。

金久保 健: 中小企業診断士歴20数年。マーケティング、事業性評価、PL改善に強いが、事業再生コンサルタントとしても10年近い実績がある。

 
★ 「相談」をご希望の方は、ホームページのほうに申込方法等を記載していますのでご覧下さい。有料と無料があります。 → 吉田猫次郎ホームページ

★ 取材、講演、執筆依頼は、直接メールまたは電話またはFAX下さい。 ooneko@nekojiro.net TEL(03)5342-9488 FAX (03)3229-8329

★ このブログは長い間、吉田猫次郎ひとりで書いておりましたが、2017年8月より、3名の相談員と共同作業で投稿していきます。お楽しみに。

 
 
 
 
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