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少し古い話ですが、昨年10月と11月に、北海道・帯広市の顧問先社長と一緒にクルマを走らせ、某所でイトウを釣りました。
10月の釣行では、顧問先社長がイトウ1匹とアメマス数匹。私がイトウ1匹。
顧問先社長の圧勝でした。
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私の釣ったイトウ。43センチ。イトウとしては、小型か中型といったところだが、初めての自然繁殖モノのイトウなので、手が震えるほど嬉しかった。
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この日はフライではなく、ルアーを使用。往年の名作、ジョイントラパラCDJ11バーブレスシングルフック。ラインはナイロン20ポンド。リールは古いABUアンバサダー4600c3。ロッドはアブの怪魚用パックロッド。完全にイトウ狙いに絞っている。

河原の砂地で、ヒグマの足跡を発見。横幅は20㎝近く。でかい・・・。
もちろん、すぐにその場から退散。
11月の釣行では、気温マイナス7度の雪の中、顧問先社長が0匹で、私はイトウ1匹とアメマス3匹。
私の圧勝となりました。
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1本目はアメマス。これまた北海道に古来からいる魚。綺麗だ。
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2本目もアメマス。この日は雪が積もっていて、日中の最高気温がマイナス7度という寒さだった。
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最後にイトウが出た。45センチ位の「小型」。でも人生2度目のイトウなので嬉しい。
私は釣り好きですが、2017年は数えるほどしか(ヒトケタ)釣りに行けませんでした。
しかし、量より質。
イトウが2匹釣れたり、ニジマスの自己最大記録が釣れたりと、思い出深い1年となりました。
ちなみに、北海道で一緒に釣りした顧問先の社長さんは、前にもブログで書いたことのある方です。
お会いした当初は資金繰りや会社存続のことで一杯一杯で、健康状態も悪く、心身共にかなり心配な状態でした。
そこで、2015年の春から、私の釣具一式を北海道の同社に置き、社長を釣りに誘うようにしました。
心身の健康を取り戻し、平常心を保ってもらうためです。
北海道の中でも道東は、マス類が特に多いところです。
会社から車で20分もかからない範囲内に、ニジマスがフライ(毛鉤)で沢山釣れる川をいくつも見つけました。
そこで何度も釣りしていくうちに、初心者だった社長はみるみる上達していきました。
近いので、暖かい時期は毎朝のように釣りしていました。
私がご一緒できるのは1ヶ月に1回の定期訪問の時だけですが、回を重ねるごとに、上級者と同じような釣りができるようになり、私もかなり楽しませていただきました。
会社のほうも、社長のメンタルが回復していくにつれて、なんというか、打たれ強い、たくましい体質になっていきました。
現在では、私より上手いかもしれません。
今回のイトウが釣れる場所も、社長が教えてくれました。
(※ 北海道の河川は、サケとカラフトマスとサクラマスは禁漁ですが、ニジマスやイトウやアメマス等は特に規制がなく、周年で釣りができます。但しイトウは大変貴重な魚なので、大量に釣り過ぎたり、持ち帰って食べたり、カエシのついた大きなハリで釣ったりするのは自粛すべきだと考えています。私達が今回使ったルアーも、バーブレスのシングルフックといって、カエシのついていない1本鉤です。また釣ったときも、陸揚げせず、ネットですくって水中でハリを外し、写真だけ撮って元気なうちにリリースしました。)
吉田猫次郎