
「1枚も持っていない」
「作ろうと思ったこともない」
「携帯電話(スマホなど)も、割賦で買わず、いつも現金だ」
「車も現金で買った」
「家も住宅ローンではなく、親から相続した持ち家だ」
・・・このような方は、たとえ職業が公務員や大企業サラリーマンでも、カードの審査に落とされるかもしれません。
なぜなら、信用情報に何も載っていないからです。
こういうのを、ネット上では、「スーパーホワイト」 などを揶揄されています。
審査する側としては、「おかしいぞ。いい歳した社会人が、カードの一枚も持っていない。割賦などの情報も何もない。CICも全銀協もJICCも真っ白だ。もしかしたら偽名とか、何かワケアリかもしれないぞ・・・」 と考えてもおかしくありませんね。だから落とされやすいんです。
死ぬまで現金主義で突っ張っていくなら、このままでもいいかもしれません。
ですが、もし将来、住宅ローンを組んでマイホームを買おうとか、子供の教育ローンも考えているとか、会社を興して新車(トラックなど)をローンやリースで買おうとか、高速道路を頻繁に使うことになったのでETCカードが欲しいとか、出張が増えてきて交通費の立替払いがキツいからクレジットカードが欲しいとか、ヤフオクやApple Payなどを使うのにどうしてもクレジットカードが1枚欲しいとか、そういった意向が強くなってきている方は、できれば早めに「スーパーホワイト」から脱却したほうがいいでしょう。
方法は簡単です。CIC (=最も代表的な信用情報機関)に良いクレジットヒストリーを残すべく、CIC加盟で、かつ審査の通りやすい「何か」に申し込み、そこでコツコツ使っては払い、使っては払い、信用を積み上げていくことです。
CIC加盟で、かつ審査の通りやすい「何か」とは、具体的には、
・スマホを割賦で買う (たぶんこれが最も審査がユルい。どのキャリアもCICに加盟している)
・パソコンや家電など、比較的安くて手が出しやすいものを、割賦で買う
・新車をローンで買う (但しスーパーホワイトでも通りやすいのはディーラー直系のローン会社が多い。ト〇タファイナンスとか)
※ 尚、VISAデビットカードなどは「クレジット」ではありませんので、信用情報機関に登録されません。
つまり、クレジットヒストリーにもならないし、クレジットスコアの積み上げにもなりません。
つづく
猫