吉田猫次郎ブログ

事業再生、倒産回避、資金繰り改善、連帯保証人問題、借金自殺防止 ・・・などが専門ですが、ここはブログなので、もっと気楽にいろいろ書きます。

 

会社を10年以上生存させるために必要な能力


Category: 企業再生・事業再生関連   Tags: ---
会社を10年以上生存させるために必要な能力は、次の1.2.3.に集約されるんじゃないかと思います。

1.ヒト・モノ・カネのマネジメント能力
2.サバイバル能力
3.直感



以下解説です。

会社の10年生存率は「5%以下」という説があります。
(国税庁の統計をもとに、そう解釈している人が少なくない)
いっぽう、日本政策金融公庫などの貸出先のデータなどを総合すると、会社の10年生存率は「50%くらい」という見方もあるようです。
どちらにしても、生き残りは大変ですね。
少なく見積もっても、10年以内に廃業を余儀なくされる会社が半分ほどを占めていると言えそうですから。

会社を10年も切り盛りしていれば、必ず1度や2度は、危機的状況に陥ります。
では、どうすれば危機的状況をすこしでも回避し、あるいは乗り切り、10年以上生き残ることが可能なのか?

まず、①の「ヒト・モノ・カネのマネジメント」は、基本中の基本ですね。
ヒトのマネジメント。つまり労務管理や、人材の能力を活かすこと、採用など。
モノのマネジメント。つまり主力商品の品質向上や、販路開拓、粗利確保などなど。
カネのマネジメント。つまり財務体質改善や利益向上、初歩的なところでは「決算書を読めるようになること」など。
これらは才能は要りません。才能より努力です。努力に比例して身に付くものが多いので、努力しなきゃもったいないです。

次に②の「サバイバル能力」です。 
これは努力というより「経験による学習」のほうが身に付くかもしれません。
私の顧問先や勉強会常連さんの多くは、この「サバイバル能力」にかけてはずごいものがあります。
皆さん、倒産危機から生き残った経験があるからです。
必要に迫られて、必死に学習したんですね。

最後に③の「直感」です。
これだけは、努力ではどうにもならないかもしれません。
それでも、よく働き、よく遊び、よく休ぶことにより、アンテナの感度が随分アップすると思いますから、
「貧すれば鈍する」に陥らないよう、ピンチのときでも本業に専念し、よく遊び、よく寝ましょう。

①②③が3つ揃えば怖いものなしです。必ず10年以上、あなたの会社は生存できるでしょう。

②③だけの社長さんは、もったいないし、危ういです。①は努力に比例して身に付きますから。

①②だけの社長さんは、苦労性で、空回りしがちで、やはり危ういので、遊び心を忘れないように。

①③だけの社長さんは、かなり成功者に近いところにいるかもしれませんが、万一に備えて②の知識も欲しいですね。

どれか1つだけの社長さんは、最低でも①②③のうち、2つは身につけましょう。

1つもない社長さんは、社長業をやめたほうがいいかもしれません。(他の人に譲るとか・・・)


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プロフィール

吉田猫次郎

Author:吉田猫次郎
中小・零細企業・自営業向け事業再生コンサルタント。認定事業再生士(CTP)。経営革新等認定支援機関(株)NEKO-KEN代表取締役。
本名はホームページや書籍に記載。
著書多数。講演・メディア出演多数。
1968年東京生、乙女座、A型、申年、五黄土星。

20代の商社マン時代に高額の連帯保証人になり、その後、1998-2000年の脱サラ時に、借金苦・倒産危機で考えられる最悪の事態をほぼ全て体験したことがある(高利の連帯保証人、ヤミ金の怖い取立て、手形不渡り、ブラックリスト、強制執行など・・・だが自己破産はしなかった)。

趣味は釣り、アウトドア全般、ほか。

最近はスポーツらしいこともするようになり、2012年(44歳)でトライアスロンのオリンピックディスタンスに初挑戦&完走。2014年(45歳)でフルマラソン初挑戦&完走。2015年(46歳)にはトライアスロンのアイアンマン70.3に初挑戦&完走。2016年も完走。徐々にメタボ解消。だがすぐにリバウンド。

嫌いな食べ物は、ダイコンと漬物。特に「たくあん」が大の苦手で、あれを食うのは、どの拷問よりも苦痛だと思う。

 
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