吉田猫次郎ブログ

事業再生、倒産回避、資金繰り改善、連帯保証人問題、借金自殺防止 ・・・などが専門ですが、ここはブログなので、もっと気楽にいろいろ書きます。

 

恥の意識


Category: 企業再生・事業再生関連   Tags: ---
我がNEKO-KENでは、だいたい月に1-2回の頻度で「勉強会」を開催しています。
これは「講演会」などと違い、私のワンマンスピーチではありません。
20人前後の少人数で締め切り、そこで皆さんにもいろいろ話して頂きます。
強制ではありません。個人情報はこちらでも十分配慮しますが、基本的にはご自身で守っていただきます。
こちらとしては一切余計な詮索はしませんから、本名でも偽名でも、発言してもしなくても、どちらでも構いません。
皆さんひとりひとりの近況報告やら相談やらを皆で聞いて、それに対して、講師である私ももちろんお答えしますが、それだけではく、参加者の皆さんからのセカンドオピニオンや便乗質問などもどんどんお受けしながら進めています。

このようなスタイルの勉強会ですから、「恥の意識」の強い方は、あまり参加されません。
参加しても、黙ったままだと、あまり収穫はないかもしれません。

しかし、参加者の皆さんが「恥の意識のない」方ばかりなのか?はたまた「全くの無傷」の方ばかりなのか?というと、とんでもありません。
常連の皆さんも、最初はお葬式のような暗い表情で、おそるおそる参加された方ばかりです。
しかし最初の1回目で他の方々のリアルな話を聞き、「つらいのは俺だけじゃないんだ」ということを知り、徐々に発言をするようになります。
そうなればしめたもの。発言さえすれば、他の常連さん(=倒産危機から脱した人や、現在進行形の先輩方や、専門家の先生など)がいろいろなアドバイスをくれて、より多角的に検討できるようになり、細部までイメージできるようになり、なにより精神的にもリラックスできるようになります。


私がここで何が言いたいのかというと、そうです。

心を開けば、道も開けるのです。

また、

自ら「発信」すれば、より良い情報を「受信」することもできるのです。


倒産危機、資金繰り難・・・。これらは確かにデリケートな問題です。
関係者に知られたら、信用を無くし、商売が継続できなくなると心配されるのも当然でしょう。
そのお気持ちはよくわかります。
わかりますから、私もこれまで、無理強いしたことがありません。

しかし、「ひとつの事実」としてハッキリ言えることがあります。

私が今まで見てきた倒産寸前企業の中で、かたくなに心を閉ざして情報もシャットアウトして外部と交流を持とうとしなかった社長さんは、債権者に潰されるより前に「自滅」して倒産してしまうことが多かった。
いっぽう、勉強会などでオープンに自分の恥ずかしい実態をさらけ出した社長さんは、比較的、「自滅」せず、潰れそうでも潰れず、しぶとくやっていける人が圧倒的に多かった。それに、情報がリークして取引先から切られたという人も今まで一人もいなかった。事実として。


そういうのを沢山見てきているから、私は、個別相談にひっそりと乗りながらも、「できれば勉強会などにも参加して、同じ境遇の他の社長さんらとヨコのつながりを持ってほしいなあ~」 とひそかに願うのでした。


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プロフィール

吉田猫次郎

Author:吉田猫次郎
中小・零細企業・自営業向け事業再生コンサルタント。認定事業再生士(CTP)。経営革新等認定支援機関(株)NEKO-KEN代表取締役。
本名はホームページや書籍に記載。
著書多数。講演・メディア出演多数。
1968年東京生、乙女座、A型、申年、五黄土星。

20代の商社マン時代に高額の連帯保証人になり、その後、1998-2000年の脱サラ時に、借金苦・倒産危機で考えられる最悪の事態をほぼ全て体験したことがある(高利の連帯保証人、ヤミ金の怖い取立て、手形不渡り、ブラックリスト、強制執行など・・・だが自己破産はしなかった)。

趣味は釣り、アウトドア全般、ほか。

最近はスポーツらしいこともするようになり、2012年(44歳)でトライアスロンのオリンピックディスタンスに初挑戦&完走。2014年(45歳)でフルマラソン初挑戦&完走。2015年(46歳)にはトライアスロンのアイアンマン70.3に初挑戦&完走。2016年も完走。徐々にメタボ解消。だがすぐにリバウンド。

嫌いな食べ物は、ダイコンと漬物。特に「たくあん」が大の苦手で、あれを食うのは、どの拷問よりも苦痛だと思う。

 
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★ 取材、講演、執筆依頼は、直接メールまたは電話またはFAX下さい。 ooneko@nekojiro.net TEL(03)5342-9488 FAX (03)3229-8329

 
 
 
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