吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員のブログ

中小企業再生や敗者復活に関する投稿が主ですが、ホームページとブログを区別し、ここでは幾分ユルめの内容になっています。

 

「中小企業金融円滑化法」が3月で切れる。でも大丈夫!ビビるな!


Category: 企業再生・事業再生関連   Tags: ---
もう何回同じようなことを書いてきたでしょうか。
ちょっとウンザリしています。
でも、いまだに「金融円滑化法が切れたらリスケができなくなる!」と思い込んでいる社長さんや、
「金融円滑化法が切れたら大変なことになりますよ!備えは早めに!」などと煽る商売っ気満々のコンサル屋が多いようなので、またこのテーマで書きます。

いいですか?

円滑化法が切れても大丈夫です!

理由は、もうゴチャゴチャ書くのは飽きてきたので簡潔に書くと、


1.中小企業、零細企業は、「保証協会つき」と「国金」で借りている人が非常に多く、「プロパー」で借りている割合が非常に少ない。「保証協会」や「国金」は、金融円滑化法が施行された2009年12月よりもはるか昔から、条件変更には柔軟に応じてくれていた。昔も、今も、そしてこれからも、その対応は基本的に変わらない。

2.円滑化法は「リスケジュール(条件変更)」を柔軟に聞き入れてもらうためにあるような法律だった。でも、中小企業の生き残り策は、リスケが全てではない。リスケなんて数ある解決ツールのひとつにすぎない。他にも状況に応じて数多くの選択肢があるのだから、リスケだけに囚われる必要はない。

3.円滑化法という「法律」は3月で終了するが、「法律」に変わって、そっくりな内容の「行政指導」や、それ以上の救済策が、ぞくぞくと打ち出されている。つまり金融機関の基本姿勢はほとんど変わらない。

たとえば下記のPDFは、金融庁が2月22日に発表したものである。必読。
http://www.fsa.go.jp/news/24/ginkou/20130222-1a/01.pdf


以下一部抜粋。

金融庁 財務局 ~中小企業等金融円滑化相談窓口のご案内~

中小企業金融円滑化法の期限到来後の検査・監督の方針

○ 金融機関が、貸付条件の変更等や円滑な資金供給に努めるべきということは、
円滑化法の期限到来後においても何ら変わりません。

⇒ 検査・監督を通じて金融機関に対し、関係金融機関と十分連携を図りながら、
貸付条件の変更等や円滑な資金供給に努めるよう促します。

○ 金融機関に対して、借り手の経営課題に応じた最適な解決策を、借り手の立場に
立って提案し、十分な時間をかけて実行支援するよう促します。

中小企業金融円滑化法の期限到来後の検査・監督の方針

※ 詳しくは、下記ウェブサイトもご覧ください。

http://www.fsa.go.jp/policy/chusho/enkatu/danwa121101.pdf





この他、4月以降は新たな資金調達制度、再生支援策などが続々と出てきます。
私の手元には、その詳しい資料があります。(そのうち気が向いたらメルマガ等で詳説します】

もちろん過剰な期待はできませんが、利用できるものは利用しない手はありません。
よーく調べてみると、暗い材料よりも、明るい材料のほうが沢山あるのです。
せめて情報だけでも収集しましょう。しなきゃ損です。
アンテナの感度を上げて。



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プロフィール

吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員

Author:吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員
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【NEKO-KEN】
中小・零細企業・自営業向け事業再生コンサルタント。東京都中野区。
経営革新等認定支援機関(認定支援機関)。
末期症状の会社の倒産回避(生き残りのための応急処置)から、原因究明、デューデリジェンス、再生スキーム策定、金融機関向け経営改善計画策定支援、資金繰り改善、PL改善(黒字化)、実行支援、最後の出口へのお手伝いに至るまで、事業再生コンサルタントとしては一通りの経験と実績があります。
ミッションは「ヒト・モノ・カネの再生」。


【吉田猫次郎】
(株)NEKO-KEN代表取締役。
本名よしかわひろふみ。1968年東京生、乙女座、A型、申年、五黄土星。
著書12冊。講演300回以上。テレビ出演15回くらい。
20代のサラリーマン時代に高額の連帯保証人になり、その後、1998-2000年の脱サラ時に、借金苦・倒産危機で考えられる最悪の事態をほぼ全て体験したことがある(高利、多重、ヤミ金、怖い取立て、手形不渡り、ブラックリスト、強制執行など・・・だが自己破産はせず)。その体験記を、2001年に猫次郎と名乗ってホームページに公開したところ、思いがけずヒットしてしまい、2003年に書籍化。以後、事業再生コンサルタントに転身し現在に至る。
最近はスポーツらしいこともするようになり、2012年(44歳)から現在までにトライアスロンに8回出場、全て完走。フルマラソンも2回出場、2回完走。
嫌いな食べ物は、ダイコンと漬物。特に「たくあん」が大の苦手で、あれを食うのは、どの拷問よりも苦痛だと思う。

【相談員】
須田幸雄: CTP認定事業再生士。資金繰り改善、財務体質改善、労務、管理等に強い。

廣田守伸: CTP認定事業再生士。関西地区担当。事業再生コンサルタント歴16年以上の大ベテラン。

金久保 健: 中小企業診断士歴20数年。マーケティング、事業性評価、PL改善に強いが、事業再生コンサルタントとしても10年近い実績がある。

 
★ 「相談」をご希望の方は、ホームページのほうに申込方法等を記載していますのでご覧下さい。有料と無料があります。 → 吉田猫次郎ホームページ

★ 取材、講演、執筆依頼は、直接メールまたは電話またはFAX下さい。 ooneko@nekojiro.net TEL(03)5342-9488 FAX (03)3229-8329

★ このブログは長い間、吉田猫次郎ひとりで書いておりましたが、2017年8月より、3名の相談員と共同作業で投稿していきます。お楽しみに。

 
 
 
 
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