吉田猫次郎ブログ

事業再生、倒産回避、資金繰り改善、連帯保証人問題、借金自殺防止 ・・・などが専門ですが、ここはブログなので、もっと気楽にいろいろ書きます。

 

厳しい家庭環境での大学進学


Category: ビンボーでも学校へ行こう   Tags: ---
久しぶりの「ビンボーでも学校へ行こう」カテゴリーでの投稿です。


【1】 今日は朝からちょっと嬉しいお知らせがありました。
 6年前に何回か相談に乗ったことのあった○さん(その後法律家の先生に依頼して個人再生手続きで債務整理した)が、最近やっと完済しました。
 その間に、小学生だった娘さんは高校3年生になりました。娘さんは成績優秀で、今年の11月に某難関大学に推薦で合格しました。
 しかし入学金(約30万)が自己資金で用意できません。そこで先月、久しぶりに私のところに相談に来られたのですが、私は「そろそろブラックが消えている頃だと思うし、またブラックが消えていなくても、公庫の教育ローンは条件次第で出る可能性があるし、最悪出なければ奨学金や社会福祉協議会等でも何とかなると思いますよ・・・」といったアドバイスをしました。
 その結果が、数日前に出たそうです。
 結果は、「公庫の教育ローンがOKだった!」そうです。
 これで入学金はもちろん、授業料の心配もなくなりました。
 よかったよかった。

【2】 先週末は、東北の某国立大学の3年生の女子学生さんが就職活動の合間にウチの事務所に来てくれました。彼女は母子家庭に育ち(お父さんは幼少の頃に会社を倒産させて離婚、その後会っていないとか・・・)、親の金銭的援助を一切受けないで大学に入り、授業料は免除(国立は免除が比較的受けやすい)、そればかりでなく、大学から年間60万円の支給もあり、また住まいも寮暮らしで家賃がほとんどかかっていないため、アルバイトに明け暮れるようなこともなく、真面目に勉強しながら大学生活を送っている様子でした。
 私のことは、講師の先生から聞かされて興味をもってくれたそうです。webページをみて、幼い頃にお父さんが倒産したときの話などを思い出しながら、メールやツイッターでコンタクトしてくれて、事務所に遊びに来てくれました。こういうのは嬉しいですね。
 東北人気質というのでしょうか。真面目で辛抱強く、だけどそれを自然体でやっているような印象を受けました。けっして悲壮感漂う感じではなく、身も心も健康で、明るく楽しく充実した学生生活を送っているように見受けられました。実に素晴らしい。

【3】 1年ほど前の話ですが、勉強会の常連である印刷会社社長のHさん(51歳?)が、社会人入試を受けて某国立大学の夜間経営学部に合格しました。入試は小論文と面接。面接のときに、Hさんはなんと、「吉田猫次郎さんの影響を受けました!」と話したそうです。面接官の方は「猫次郎?誰ですか??」といった様子だったそうですが、気になって調べてくれたようです。結果が心配でしたが、なんと合格。
 現在、Hさんは52歳(?)の大学1年生です。昼間は印刷会社の経営再建に奮闘し、夜は大学に通っています。奥さんとお子さんが2人います。見た目は普通のオジサンですが、その生き様はカッコイイと思います。

【4】 去年9月に司法試験に合格したMさん。彼も家が貧乏で、私立大学の学費もロースクールの学費も、ほぼ全て奨学金でまかないました。そのうえ一人暮らしだったので、生活費を稼ぐために塾教師などのアルバイトもしていました。
 奨学金は返済義務のあるタイプが多くを占めているため、現時点で彼は、約700万円の借金があります。
 まもなく彼は、司法修習生(研修期間)を終えて、弁護士になるでしょう。そうなれば、700万の借金なんて、自力で完済できるでしょう。


Where there's a will, There's a way.

意志あるところに道は開ける。


(何よりもまず、意志を持つことが大事ですね。)



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Comments

 
猫次郎さん、ブラック父でも奨学金の審査に通りますか?
12月に予約の申し込みができるので出そうと思っています。
今、自己破産の手続きが終わり1月に免債の予定です。
夫の言うままに公務員試験を受け2次で不合格、その後一般入試でどこの学校にも受からず焦っています。(とっくに推薦は終わっている)
あまり頭が良くないので誰でも入れる専門学校に行かせる予定です。
学校が決まって入学したのに奨学金が下りない時はどうすればいいですか?
貧乏でも頭が良いというのは本当に羨ましいです。



 
ありがとうございます 
猫次郎さんありがとうございます。
私、10年前事業に失敗し、700万ほどの借金を抱え再就職したものの会社は倒産、3年前個人再生の手続きをしました。今年10月で完済です。その中長男がスポーツで私立高校に入学、学費は免除されたものの遠征費など教育費は学費の倍ほどかかり苦労しました。
昨年8月、大学からスカウトの声がかかり、本人は即決OK。
困ったのが学費です。子供に諦める様、何度言いかけたことか。
気持ちが折れそうになった時、ここのタイトルにたどり着きました。
勇気をもらいました。
事業を始めた当初のような前向きな気持ちになりました。
早速、行動するしかないと、昨年金融公庫、地区の奨学金等、あらゆるところに申し込み、結果、学生支援機構の奨学金の認定を受け、不足は妻の口座の信金の教育ローンを組むことができ、何とか入学金、授業料の支払いを済ませ進学することができました。
あれこれ心配せずに、具体的に行動すれば、道は見えてくるものですね。
私は、定年近い年齢で老後の貯蓄もできない状態で、今後4年間大変ですが、気持ちは長男も親も前向きです。
猫次郎さんありがとうございます。
 

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プロフィール

吉田猫次郎

Author:吉田猫次郎
中小・零細企業・自営業向け事業再生コンサルタント。認定事業再生士(CTP)。経営革新等認定支援機関(株)NEKO-KEN代表取締役。
本名はホームページや書籍に記載。
著書多数。講演・メディア出演多数。
1968年東京生、乙女座、A型、申年、五黄土星。

20代の商社マン時代に高額の連帯保証人になり、その後、1998-2000年の脱サラ時に、借金苦・倒産危機で考えられる最悪の事態をほぼ全て体験したことがある(高利の連帯保証人、ヤミ金の怖い取立て、手形不渡り、ブラックリスト、強制執行など・・・だが自己破産はしなかった)。

趣味は釣り、アウトドア全般、ほか。

最近はスポーツらしいこともするようになり、2012年(44歳)でトライアスロンのオリンピックディスタンスに初挑戦&完走。2014年(45歳)でフルマラソン初挑戦&完走。2015年(46歳)にはトライアスロンのアイアンマン70.3に初挑戦&完走。2016年も完走。徐々にメタボ解消。だがすぐにリバウンド。

嫌いな食べ物は、ダイコンと漬物。特に「たくあん」が大の苦手で、あれを食うのは、どの拷問よりも苦痛だと思う。

 
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★ 取材、講演、執筆依頼は、直接メールまたは電話またはFAX下さい。 ooneko@nekojiro.net TEL(03)5342-9488 FAX (03)3229-8329

 
 
 
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