
「第14回うつくしまトライアスロンinあいづ」。
参加者520名。過去最多だそうです。
震災復興の影響でしょうか。
この大会は「オリンピック・ディスタンス」といって、水泳1.5㎞+自転車40㎞+ラン10㎞=計51.5㎞のタイムを競います。トライアスロンの中で最もポピュラーなのが、このオリンピック・ディスタンスです。
(ちなみにこの上にロングディスタンスとかアイアンマンレースと呼ばれる水泳3.8㎞+自転車180㎞+ラン42.195㎞の超人的レースがありますが、そちらは選び抜かれた選手しか参加できず、国内では大会自体そう多くありません)
当日はなんと、ロンドンオリンピック日本代表トライアスロン選手団や、国会議員、市長さんまで見えて、私が想像してた以上に盛大なイベントでした。
コース中、応援者も沢山いました。地元の方々の「がんばって~」という声に、初心者の私はどれだけ支えられたことか。
運営も大変行き届いていて、安全対策完備、要所要所に飲み物あり、フィニッシュ後はスイカ食べ放題、ガリガリ君食べ放題、立食パーティーまであって、最初から最後まで気持よく過ごすことができました。(しかも運営側の皆さんイイ人ばかり)
(以下写真。誰も同伴せず一人で参加したため競技中に写真撮影することができず、大会前後に携帯で撮った写真のみ)

私のゼッケンは298番。なんか肉屋で売られている298円の肉みたいだ・・・
(これでおでこに「肉」と書かれたらカンペキですね?)

スイム会場。猪苗代湖。最初にここを1.5㎞泳ぎます。
ここでいきなりのハプニング発生。
初めてのウェットスーツに戸惑い、開始早々の大人数や、それによる水の濁りで水中の視界が全く遮られてしまったことなどにも戸惑い、開始早々(最初の100mほどで)軽いパニックになりかけてしまいました。心臓バクバク。一瞬リタイヤも考えました。
でも、平泳ぎに変えてゆっくり20分ほど泳いだら徐々に落ち着きを取り戻すことができ、次第に水もクリアになり、後半はクロールで普通に泳げるようになりました。
しかし予定よりも大幅にタイムロスして、泳ぎきるまでに45分近くかかってしまいました。(予定では30分で泳ぎきるつもりだったのに・・・)ビリに近いほうでゴール。

次はバイク(自転車)。猪苗代湖から会津大学まで40㎞の距離。
私の自転車は2年間愛用している普通のロードバイク。お隣さんはバリバリのトライアスロン仕様(空気抵抗がより少ないTT仕様)。見た目に圧倒される・・・。
しかし、自転車だけは私もレース出場経験が何度かあり、さほど劣っているとは思えません。
スイムで失敗したときの心理的ストレスを少々引きずったものの、特にトラブルはなく、20人くらい追い抜き、1時間15分ほどで走ることができました。

最後のラン。10㎞。会津大学の敷地内および周辺を走る。
ここは盆地で、大会中気温は36度にもなりました。
太陽を遮るものも少なく、疲労で足もつりそうだったので、とにかく熱中症と足攣りにだけ気をつけて、ゆっくり休まず走りました。1時間10分くらいかな。
最終的なタイムは、「3時間30分」でした。
トランジット(着替え)もタイムの中に含まれるので、不慣れな私は、ウェットスーツを脱ぐときや自転車を置くとき等にモタモタしてしまい、ここでもだいぶタイムロスしてしまいました。
まあ、完走できただけで大満足です。
周りの選手は皆、痩せマッチョ体型だったので、私みたいな腹の出たヤツが制限時間内に完走できたなんて奇跡かもしれません。
本当に充実した一日でした。
猫
* おまけ写真

参加者全員に贈られた日本酒。純米大吟醸酒。もったいなくて飲めません。

私のゼッケン。胸と背中用に2枚もらった。これもプライスレスな宝物に。

地元新聞「福島民友」にも大きく特集された。完走者名簿の中に、小さく私の名前が・・・。