
http://www.php.co.jp/magazine/php/
PHP研究所は、御存知の方も多いと思いますが、松下幸之助が創業した出版社です。
書籍、文庫、雑誌など、いろいろな出版物を出しています。
今回紹介する月刊PHPは、よく駅の売店などでも売られている200円の月刊誌です。
発行部数100万部と、非常に多くの方に読まれています。
私は光栄にも、この月刊PHP編集部から「エッセイを執筆してほしい」と依頼を受け、
3ページほど書いてみました。
無事に掲載されるかどうか自信がありませんでしたが、なんと、特集で掲載されました。
安く買える雑誌なので、ぜひ皆さんも読んでみて下さい。
(オマケとして、私の珍しい「和装」の写真が見れます。)
2012年2月10日発売です。
・・・で、何を書いたかというと、
「折れない心のつくり方」 です。
以下、原稿から一部引用。
「意志あるところに道は開ける」という言葉がある。英語で”Where there’s a will, there’s a way.” と書く。これと似た格言は古今東西あちこちに存在し、ひとつの真理といえよう。
ただ、人間はそう強い生き物ではない。いつまでも強い意志を保ち続けることは難しい。心が折れたり、気力が萎えたりするときも当然ある。そんなときはどうすればいいか?答えは簡単だ。立ち止まればいい。
立ち止まったらそこで道が閉ざされてしまうわけではない。むしろ逆。疲れも癒えるし、そこで新たな発見があることもある。登山や旅や航海のようなものだ。鉄道のレールみたいに一度脱線したら大惨事になるのとは違う。行き先やコースはいくらでも選べる。寄り道だって自由。つらい道のりも、よく見れば絶景が広がっている場所がある。そう思えるようになれば、ちょっとやそっとのことでへこたれることなく、逆境も楽しめるというものだ。
悲しいことに、私たち(現代の日本人)は、脱線することを失敗とみなし、極度に恐れる習癖がある。子供の進学から大人の会社経営まで、ちょっとレールから外れただけで心が壊れ、自殺まで思い詰めてしまう人のなんと多いことか。 (・・・以下略)
猫
月刊PHPは良心的な値段ですね。以前、会社に無料でいつも送られてきておりました。
ただ、今の〇ナソニッ〇は、幸之助さんの精神がないように思えてしまいます。