吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員のブログ

中小企業再生や敗者復活に関する投稿が主ですが、ホームページとブログを区別し、ここでは幾分ユルめの内容になっています。

 

【続編】(西日本の方へ)東京出張はやめたほうがいい! その2


Category: 猫次郎のたわごと(未分類)   Tags: ---
書いたとおりの展開になってしまいました。

さっき東京駅の東海道新幹線乗り場で人を見送ってきましたが、すごい人でした。指定席もグリーン車も売切、自由席は目視で乗車率120%位、駅弁も全部売り切れだったそうです。大きな荷物が目立ちました。知人からも同様の情報が入ってきました。グーグルで「新幹線 疎開」(←クリック)と検索すると出てくる出てくる・・・

そもそも、この記事を煽るように書いたキッカケは、午前中にかかってきたある人からの電話でした。
鹿児島県在住の知り合いで、「これから飛行機に乗って東京へ出張します。ついでに会えませんか?」という電話でした。私はかなり厳しい口調で「絶対に来ないほうがいい!」といいましたが、彼はきょとんとした様子で、遠いせいか、事情が飲み込めないようすでした。彼に絶対に来させたくないという一心から、私は、ニュースやネットで流れている話をしながら、「混雑で帰れなくなる恐れがあるぞ!」「来ても仕事にならないかもしれないぞ!」「もし帰れなくなったら鹿児島のご家族が心配するぞ!」と諭しました。

もうひとつ理由があります。前々回の記事で書いたように、弊社主催の今日と明日の勉強会を中止にしたのですが、申込者の方全員に送った中止のメールがちゃんと届いているか、留守電に入れたメッセージがちゃんと聞かれているか、何人か心配な人がいたからです。彼らのうち1人は、メールは反応が鈍いのに、なぜか私のブログだけはこまめにチェックしている方だったので、ブログに書いたわけです。 結果は思ったとおり、中止メールも留守電も聞いていない人がいて、今日は遠方からの来客が2人もありました。東京駅へ見送ったのはその1人です。


人に不安を煽るつもりは毛頭ありません。でも、不安を煽らないように気遣うことよりも、もっと重要なことがあります。今回はそれを優先したつもりです。

首都圏には4000万人の人口があります。
もし原発事故が今より悪化したら、間違いなく「疎開」しようとする人が増え、交通マヒが今よりひどくなるでしょう。へたすると当分帰れなくなるかもしれません。

私は放射能云々はそれほど心配していません。自分の心配もしていません。
それよりも、人的な二次災害(交通麻痺や暴動など)によって、私の関係者が被害を被ることのほうが心配です。
はるばる遠方からウチの事務所に来てもらって、それで帰れなくなったりしたら、とても責任を感じてしまいます。

心配しすぎでしょうか?
私はそうは思いません。
冷静なつもりです。

私は普段は誰もがよく知る楽観主義者です。どんな非常事態が起きても「大丈夫ですよ!」というのが口癖なのは、読者の皆さんの多くもご存知だと思います。100億の借金を背負っている人にも自信満々で「大丈夫!方法はあります!」と言い切る奴です。人を安心させるのが私の日常業務です。

でも今回は「危ないぞ!」と大袈裟に騒ぎました。「不安を煽っている」と言われても返す言葉がありません。

なぜか?

1.公式発表されている原発情報が不自然なほど少なすぎるから。
2.公式発表されている原発情報が二転三転してきたから。
3.公式発表されている原発情報が「問題ない」「影響ない」と楽観的すぎて不気味だから。


実は、去る3月12日に、ある信頼できる人からこんなメールをもらっていました。

> Sent: Saturday, March 12, 2011 9:20 PM
> 猫さん、こんばんは!
> 原発がメルトダウンしました。こんぶ出汁を飲んで下さい。(略)こういう時は政府は正確な情報を流せません。キーワードは『チェルノブイリ』です。ご無事を祈ります。
>

この時点では、テレビでもラジオでも、原発は「問題ない」「メルトダウンはない」と言われていましたので、さすがに私もガセネタ?取り越し苦労?だと思って、あまり本気にはしませんでした。私のことを思いやって送ってきてくれているので、ご厚意だけ受けて、ハイ気をつけますとお礼のメールを返信しただけでした。
ところがその後、本当に起きてしまいました。

今、いろんな情報が錯綜していますが、「愉快犯」や「悪意」による情報は、ないとは言いませんがそれほど多くないと感じます。

むしろ逆に、「真実に迫る情報」のほうが多いと感じます。私は仕事柄、情報が人より多く入りやすいし、その情報を選別する能力も並以上にあると思っています。明らかにガセとわかるネタは無視します。そんな中で、ガセと言い切れる情報は思いのほか少ないのです。

上記の3月12日付のメルトダウン情報も当たってしまいましたし、前号記事で引用した400ミリシーベルトの放射線もマスコミ報道の数時間前に入ってきた情報でした。このほか、書きませんでしたが福島県三春町が町民にヨウ素を配布したという情報も入ってきましたがこれも後で事実と判明しました。相馬と郡山に住む知人からは「雨が体に当たらないように徹底してください!と自衛隊か何かが指示を出している」とのメールも入りました。

これらの情報をくれた方々の多くは被災地にいて、自分のことだけでも大変なのに、わざわざ私に知らせてきてくれて、「なるべく沢山の知り合いに教えてあげてください!」と結んでありました。彼らがどれほどの思いでこれを送ってきてくれたことか・・・。これを根拠もなく「ガセネタで不安を煽るな」と一蹴して片付けてしまうのは良くないと思いませんか?


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Comments

深い。素晴らしい。 
ツイッターから辿ってきました。
いやはや、大変な人格者ですな。感動しました。
 
 
猫さんこんにちは、パパリンです。

> 猫さん、こんばんは!
> 原発がメルトダウンしました。こんぶ出汁を飲んで下さい。(略)こういう時は政府は正確な情報を流せません。キーワードは『チェルノブイリ』です。ご無事を祈ります。

信頼出来る人って私の事?
12日の海外の報道で「メルトダウン」の情報を得ました。
そして、ネットでの情報収集。
明らかに正確な情報は私たちには届いていないとの「確信」を得ました。
不安を煽るって?
何をおっしゃいますか!
私は今、真剣に「女房、子供」を九州の知人宅に疎開させようと考えています。
皆さまのご無事を心よりお祈り申し上げます。
 
 
本当に先生の言われたとおり先日の報道でメルトダウンを地震直後にしてましたね。ネットの方が、TV、新聞よりも早いですね。

東日本大震災におきまして、被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申しあげます。



 

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プロフィール

吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員

Author:吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員
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【NEKO-KEN】
中小・零細企業・自営業向け事業再生コンサルタント。東京都中野区。
経営革新等認定支援機関(認定支援機関)。
末期症状の会社の倒産回避(生き残りのための応急処置)から、原因究明、デューデリジェンス、再生スキーム策定、金融機関向け経営改善計画策定支援、資金繰り改善、PL改善(黒字化)、実行支援、最後の出口へのお手伝いに至るまで、事業再生コンサルタントとしては一通りの経験と実績があります。
ミッションは「ヒト・モノ・カネの再生」。


【吉田猫次郎】
(株)NEKO-KEN代表取締役。
本名よしかわひろふみ。1968年東京生、乙女座、A型、申年、五黄土星。
著書12冊。講演300回以上。テレビ出演15回くらい。
20代のサラリーマン時代に高額の連帯保証人になり、その後、1998-2000年の脱サラ時に、借金苦・倒産危機で考えられる最悪の事態をほぼ全て体験したことがある(高利、多重、ヤミ金、怖い取立て、手形不渡り、ブラックリスト、強制執行など・・・だが自己破産はせず)。その体験記を、2001年に猫次郎と名乗ってホームページに公開したところ、思いがけずヒットしてしまい、2003年に書籍化。以後、事業再生コンサルタントに転身し現在に至る。
最近はスポーツらしいこともするようになり、2012年(44歳)から現在までにトライアスロンに8回出場、全て完走。フルマラソンも2回出場、2回完走。
嫌いな食べ物は、ダイコンと漬物。特に「たくあん」が大の苦手で、あれを食うのは、どの拷問よりも苦痛だと思う。

【相談員】
須田幸雄: CTP認定事業再生士。資金繰り改善、財務体質改善、労務、管理等に強い。

廣田守伸: CTP認定事業再生士。関西地区担当。事業再生コンサルタント歴16年以上の大ベテラン。

金久保 健: 中小企業診断士歴20数年。マーケティング、事業性評価、PL改善に強いが、事業再生コンサルタントとしても10年近い実績がある。

 
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