吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員のブログ

中小企業再生や敗者復活に関する投稿が主ですが、ホームページとブログを区別し、ここでは幾分ユルめの内容になっています。

 

日本振興銀行から年利15%、連帯保証人4人つけて借りた


Category: 企業再生・事業再生関連   Tags: ---
以下、信じられないかもしれませんが事実です。
私が相談を受けた方で、日本振興銀行から次のような条件で借りている方がいます。

・日本振興銀行から2-3年前に融資を受けた。
・借りた額は300万円にも満たない。
・連帯保証人を4人もつけている。友人知人。
・利息は15%

これが銀行でしょうか?
銀行が15%の利息を取るなんて、10年以上前でも滅多に聞きませんでした。(90年代後半まで東京の永代信用組合が中小企業向けに「商工ローン」という名前で結構手広くやっていて、私も昔勧誘を受けたことがありましたが、それでも利率は12%止まりでした。)

15%の利率だけならまだ許せますが、それに加え、
第三者の連帯保証人を4人もつけています。
ちょっと信じられません。
かの悪名高きSFCG(商工ファンド)が最も勢いづいていた時期でさえも、300万未満の貸付に対しては、連帯保証人を2名も取りませんでした。

日本振興銀行は去年破綻しましたが、その後でさえも、利息の引き下げにも返済条件変更にもなかなか応じてもらえないそうです。(社外の第三者の連帯保証人が4人もついているので、あまり強気の交渉ができないという事情もある)

法律で争っても、おそらく効き目はないでしょう。
年利15%は利息制限法の制限内ですし、
連帯保証人を何人つけてもそれ自体は違法ではないし、
せいぜいこじつけることができるとしたら、契約そのものを包括的にみて、民法90条(公序良俗に反する契約なので契約無効)や、独占禁止法19条や一般指定14号(優越的地位の濫用など?)などを主張することもできなくはないのかもしれませんが、それも決定打にはならないように思います・・・。

ひどい話ですね。



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Comments

高利貸よりひどい中利貸し 
潰れた銀行の資金調達コストと業務コストが不明なので
金利自体の設定は云々出来ませんが、普通の融資判断から
言えば、ここまでして貸すかよと感じます。
債権管理の面から言っても払えない保証人を何人もつけて
貸すより払える見込みがある保証人一人の方がやりやすい
とも言えます。
しかも4名の保証人はいずれも第三者。。。

猫さまがおっしゃるような方法はなかなか思いつきませんが、
金利の引き下げに応じてもらえないとすれば、どうすればいいのか
これといって思いつくことがありませんが。。。v-404
 
 
債務者の内容が分からないの一概には云えませんが、普通は連保4人も付けて貸しません。債務者は事故ありなのでは?
連保4人いなければ貸せない案件は通常では謝絶案件です。

その債務者がどうしても融資して欲しいと申し出たとしか思えません。でなければそんな案件取り組みしません。

何故なら労力に見合う数字でないので。たかが300の融資で手間隙掛かりすぎますので。

そもそも嫌なら借りなければいいのです。

貸し手としてはその債務者に融資しなくても全く困りません。
その時は助かったにも関わらず、融資後に文句を言う。人としてどうかと思います。その債務者に関わらず。

リスケですが、基本的に中小企業円滑化法があるので相談に乗ります。
リスケ契約時には全ての連保の署名押印、再度の印鑑証明書の提出が必須です。
債務者が連保に言いにくい、頼みづらいだけなのでは?

ご存知の通り、円滑化法は金融機関の努力義務です。全ての債務者の希望に沿う必要は全くありません。

因みに私のいた店ではリスケ希望は100%応じてます。勿論、連保の方も協力していただいてます。

最後に貸し手側は慈善事業で融資しているのではないのです。取れる保全は全て取る。至極当然のことです。

補足ですが、現在リスケ稟議の最終審査は預保が行っておりますので審査厳しい状況です。
 
 
この銀行は変ですよ。私も同じころ同じくらいの金額を借りたことがありました。返済がきつくなり減額のお願いに行くと保証人の追加 店舗の保証金 売上収納金 別店舗の販売代行手数料の3つを担保にされてしまいました。債権額の4倍以上の担保になり明らかに過剰担保です。それからがおかしかったのです。金融庁が検査に入りだしたころから何か物品を返済に当てて借金なくしませんか?といってきました店のいらない什器 家財道具 古い商品を買い取る形で180万ぐらいの残債がチャラになったのです。あとからの報道を見てるとこれも隠蔽工作の1つかなと思いました。知り合いの会社も良く似たことがありましたよ。
 
 
猫次郎様を含め、どなたからも反論らしい反論は無いようですね。

私が述べた事が肯定されたと認識します。

ならば今後、債務者を擁護するような、題材、コメントは止めていただきたい。

15%が嫌なら借りなければいいのです。

私達は債務者の足下何て見ていません。

その金利や無担保では融資を受けれない企業が企業として体をなしていないだけです。

自身が立ち上げた会社が我が子のように可愛いのは理解が出来ますが、自己満足の為に、悪あがきをし無意味な延命処置をする事は仕入先などの被害を大きくするだけで誰に対してもプラスになりません。

遅かれ早かれ、十中八九、倒産するのですから。

まあ、そういった経営者がいるので飯を食えた私が言うのもなんですがね。
 
 
荒れるのが嫌で皆スルーしてるだけだょ
 
たしかにぃ~、(p_-) 
名無しさんに座布団、一枚!(^^)/
 
コメント省略 
元振興銀行店長さんがこのような場で遠慮なくコメント下さることには、ある種の敬意のようなものを感じます。

ただ、書かれている内容を全面的に肯定する気にはなれません。

私の言いたいことは記事本文で書いたとおりです。特に付け加えることがないのでそれ以上は書きません。記事に書いたような事実があり、それを聞いた私は、ひどい話だな、と感じました。

 
追記 
私はどちらかといえば間違いなく「債務者側」の人間です。このブログも、どうしても債務者側に立ったモノの書き方をしてしまいます。これは直すことができません。すみません。お許し下さい。
 
 
猫さん…(涙)
 
 
銀行は、晴れの日に傘を貸したがるけれど、雨の日には傘を貸さない…とかなんとか、そんな言葉が頭をよぎった件。見てられなくて思わず初カキコしてしまいました。
元振興銀行支店長さんの、「そういった経営者がいるから飯が食えた」。すべてはそこに集約されているような感じがします。
足元なんて見ていない?
見ていないなら、そんな利率・保証人の数にはならんでしょう。ビジネスなのだから、そうなってしまうのもわからんでもありません。ただ、ビジネスだからこそ、柔軟な対処や歩み寄りの精神も必要なように思います。無駄な延命がナントカって書いていましたけれど、会社という舞台の幕を降ろすタイミングを決めるのは金融機関ではありません。経営者です。

しかし、こういう考え方で融資しているのかという本音を知ってしまうと、頼まれても安易に融資など受けるものではないな…と。
 
 
元支店長さんの本音 貧困ビジネスに近いものがありますね。
本当に甘い話なんてないですから。
 

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プロフィール

吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員

Author:吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員
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【NEKO-KEN】
中小・零細企業・自営業向け事業再生コンサルタント。東京都中野区。
経営革新等認定支援機関(認定支援機関)。
末期症状の会社の倒産回避(生き残りのための応急処置)から、原因究明、デューデリジェンス、再生スキーム策定、金融機関向け経営改善計画策定支援、資金繰り改善、PL改善(黒字化)、実行支援、最後の出口へのお手伝いに至るまで、事業再生コンサルタントとしては一通りの経験と実績があります。
ミッションは「ヒト・モノ・カネの再生」。


【吉田猫次郎】
(株)NEKO-KEN代表取締役。
本名よしかわひろふみ。1968年東京生、乙女座、A型、申年、五黄土星。
著書12冊。講演300回以上。テレビ出演15回くらい。
20代のサラリーマン時代に高額の連帯保証人になり、その後、1998-2000年の脱サラ時に、借金苦・倒産危機で考えられる最悪の事態をほぼ全て体験したことがある(高利、多重、ヤミ金、怖い取立て、手形不渡り、ブラックリスト、強制執行など・・・だが自己破産はせず)。その体験記を、2001年に猫次郎と名乗ってホームページに公開したところ、思いがけずヒットしてしまい、2003年に書籍化。以後、事業再生コンサルタントに転身し現在に至る。
最近はスポーツらしいこともするようになり、2012年(44歳)から現在までにトライアスロンに8回出場、全て完走。フルマラソンも2回出場、2回完走。
嫌いな食べ物は、ダイコンと漬物。特に「たくあん」が大の苦手で、あれを食うのは、どの拷問よりも苦痛だと思う。

【相談員】
須田幸雄: CTP認定事業再生士。資金繰り改善、財務体質改善、労務、管理等に強い。

廣田守伸: CTP認定事業再生士。関西地区担当。事業再生コンサルタント歴16年以上の大ベテラン。

金久保 健: 中小企業診断士歴20数年。マーケティング、事業性評価、PL改善に強いが、事業再生コンサルタントとしても10年近い実績がある。

 
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★ このブログは長い間、吉田猫次郎ひとりで書いておりましたが、2017年8月より、3名の相談員と共同作業で投稿していきます。お楽しみに。

 
 
 
 
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