吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員のブログ

中小企業再生や敗者復活に関する投稿が主ですが、ホームページとブログを区別し、ここでは幾分ユルめの内容になっています。

 

スポンサーサイト


Category: スポンサー広告   Tags: ---
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

車検を安く上げるための苦労話


Category: ちょっと息抜き(プライベート系)   Tags: ---
車検を通してきました。
今回は実にいろいろなことがありました。
以下、そのレポートです。


【1】愛車紹介

 写真公開は控えますが、私の愛車は4000ccの四駆の外車です。1997年式で、当時の新車価格は500万円位。一見すると高そうな車に見えます。故障も多く、変なところがよく壊れます。燃費もリッター5~6キロと悪いです。そんな世話のやける、カネのかかりそうな車です。
 でも、信じられないほど安く購入し、維持しています。おそらくトータルでかかった費用は、軽自動車の新車を買うのと同じかそれ以下ではないかと思います。

 5年ほど前に20万円で買いました。当時の中古車相場で180万円位するシロモノでしたが、それを業者オークションで探し、車検切れの走行10万kmのものを20万円で落札して、格安修理屋さんで軽く修理してもらい、車検を通して、新品の楽ナビをつけて、任意保険をかけて、総額50万足らずで乗れる状態にしました。

 以後、毎年のように故障に見舞われました。ある日、興味本位でディーラーに悪いところを全部診てもらったら、修理代総額で122万円という見積もりが出て笑ってしまいました。ディーラーは基本的にアッセンブリーで部品を交換してしまう、修理というよりは交換作業に近いことをするので、いちいち言う事をきいていたらお金がいくらあっても足りません。それに、部品の中にはわざわざ交換などしなくても補修で直せるものも多いので、もったいないです。よって、私はディーラーはほとんど使いませんでした。
 たまたま、四駆の外車の消耗部品を超格安で輸入販売している業者の方とネットで知り合うことができたおかげもあって、必要な部品はそこから売ってもらうか、もしくはヤフオクで中古を探して入札するかして安く上げました。取り付けは簡単なものは自分でやり、難しいものは近くの自動車整備工場に部品を持ち込んで工賃だけでやってもらいました。

 もともと外車の部品は現地で買うと安いことが多く、ビックリすることが多々ありました。たとえばマフラー交換(触媒除く)をディーラーで頼むと工賃込みで20万以上かかりますが、私の場合、円高時に船便で輸入してもらって28,000円+工賃1万円程度で済みました。その差16万円!
 また、パワーウィンドウが4枚中3枚壊れ(オイオイ)、これもディーラー見積で1枚6万円かかると言われてびっくりしましたが、ドアの内張りを外して自分で分解してみたら、なんのことはない、プラスチックのワッシャーが割れているだけで、これを東急ハンズで同型のワッシャーを適当に探して代替品として付けてみたらピタリとはまり、わずか100円足らずで自分で3枚とも修理できてしまったということもありました。その差18万円!

 このように、世話の焼ける車ではありますが、修理代をたいしてかけずに現在に至っています。

 現在、走行距離は16万7200kmになります。味のある旧車という感じで、大変気に入ってます。


【2】予約していた車検代行屋さんが倒産していた!

 1ヶ月ほど前、ネットで見つけた近所の車検代行屋さんに車検を申込みました。車検の切れる日は12月25日です。予約金3000円を収めて、12月23日に車を預ける約束を取り交わしました。
 本当は代行屋に頼まず自分で陸運局へ行って車検を通したかったのですが(=ユーザー車検)、今回は時間の都合でどうしても無理そうなので、多少お金がかかってもいいから代行屋に頼もうと考えたのでした。

 しかし・・・・・、

 12月23日にその車検代行屋さんに電話をかけてみると、電話が通じません。その代行屋には親会社があったので、親会社にも電話してみました。そしたら、なんと、「11月末に倒産しました。いま弁護士を入れています」とのこと!

 なんということでしょうか。

 予約金3000円のことや、潰れたその代行屋さんのこともちょっと気がかりでしたが、車検の期限が迫っているので、それどころではありません。

 少し頭を冷やして考えた結果、次のような結論に達しました。

 「やっぱり、最後に頼りになるのは自分だけだ!」

 私はすぐに、陸運局のホームページを開いて、インターネットで車検の予約を入れました。そう。代行屋を使わずに、自分でユーザー車検を通そうという結論に達したのでした。12月23日の夕方のことです。


【3】クリスマスイブ、さらにハプニング発生!

 前日までにタイヤ、ブレーキ、灯火類、オイル、バッテリーなど基本的な部分を点検・整備して(タイヤローテーションとバッテリー充電とオイル交換も当然自分でやった)、24日の昼前に多摩の陸運局へ向かいました。

 その前に、陸運局近辺にあるテスター屋さんに寄り道しました。いきなり車検本番を迎えてしまうと落とされてしまうことがあるので、その前に、車検と同じ項目(ライトの光軸、サイドスリップ、ブレーキの効きなど)をテスターでチェックしてくれる民間工場です。予備検査とも呼ばれています。たいてい、陸運局の近辺に数箇所点在しています。料金は1回2000-3000円で済むことが多いです。私の場合は2000円でした。

 ここで大きな問題が発生しました。

 フロントのサイドスリップが許容範囲を大きく超えて傾いていることが判明したのです。しかも私の車は調整用のボルトが固着していて、そのうえステアリングダンパー等が邪魔して、「ウチでは修理できない。ディーラーへ行ってくれ」と断られてしまいました。
 
 かなり焦りました。時間はないし(仕事も控えている)、ディーラーへ持っていったら何万円も取られることは明らかだし・・・。

 そこで、ダメ元を承知で、そのままの状態で車検を受けることにしました。


【4】車検に落ちる
 
 午後2時、陸運局(多摩)に到着。自賠責22800円と重量税50400円、それに用紙代25円と検査費用1700円を支払い、所定の手続をサッと済ませて、いざ検査コースへ。

 案の定、落ちてしまいました。

 不合格箇所は2箇所ありました。一つはサイドスリップ。もうひとつは、うっかり見落としていたのですが、ブレーキランプが1個切れていました。

 今年は他の試験は合格続きだったのに、まさか車検で不合格になってしまうとは(しかも年末の最後に)・・・、ちょっと落ち込みました。

shaken1
 落ちた時の検査シート。

 でも、悪いところが2箇所だけだということがハッキリしたので、やるべきことが明確になったことも確かです。私はすぐに気を取り直して、陸運局を出ました。 ディーラーへは向かわず、冷静に考えて、「きっと陸運局のまわりにササッと修理してくれる工場があるはず。この近所で探してみよう」と決めました。

 午後3時、1箇所目で「うちでは無理」と断られましたが、その店の親会社ならたぶんできるだろうと、親会社の所在地を教えてもらいました。すぐ近所でした。

 結果的にはここが「大当たり!」でした。
 ぶっきらぼうな社長さんとメカニックさんが2人がかりですぐに診てくれて、「うーん、こりゃ難しいな」「酸素使おう、酸素」とか言いながら、テキパキと作業にとりかかってくれました。2人がかりで1時間以上かかりましたが、火であぶったりしながら、なんとか正常値に直してもらうことができました。(ヤッター)

 ほかにも、ブレーキランプの修理や全体的な予備検査までやってくれました。ぶっきらぼうなのに、なんて親切なんでしょう。

 しかも、お会計はテスター代2000円と工賃4000円、計6000円だけにしてくれました。普通、自動車整備の工賃は、1時間の作業で8000円以上かかります。しかも今回は、特殊な道具を使って2人がかりでやってもらいました。それをこんなに安くしてくれて・・・。あまりの人情味に、ちょっと泣けてきました。日本も捨てたもんじゃないですね。

 このお店の名前は、米山自動車整備工業といいます。せめてものお礼に、ここでURLを紹介したいと思います。

 店を出たのは午後4時半。とっくに車検場は終わっています。再検査は明日に持ち越ししなければなりません。(じ、時間が・・・) 
 でも、ホッとして帰路につくことができました。


【5】再検査でやっと合格

 12月25日。車検の切れる日です。
 この日は午前中と夜にどうしても外せない仕事があり、車検に費やせる時間は午後1時~4時までしかありませんでした。ちょっと緊張しました。

 13時、多摩陸運局に到着。「再検査」の手続きをサッと済ませて(印紙代1300円)、いざ検査コースへ。

 shaken2
 再検査時の検査用紙。もう印紙だらけ。


 今回はあっという間に合格できました。(ヤッター)

 帰り、米山自動車整備工業さんに寄って、無事検査にパスしたことを告げ、ついでにハンドルの調整を軽くやってもらって(無料でやってくれた)、2時半には帰路につくことができました。 本当に感謝です。


【6】今回の車検にかかった費用

 重量税50400円+自賠責保険22800円+1回目の車検の印紙代1700円+申請用紙代25円+再検査の印紙代1300円+1日目の民間テスター代2000円+落ちたときのテスター&サイドスリップ修理代6000円 = 計84,225円 で済みました。

 ちなみに、倒産した車検代行屋の見積もりでは、基本料金だけで総額10万5千円程度とのことでした。 ディーラーにいたっては、基本料金だけで15万円近く+あれこれ交換させられて総額40万円以上かかると言われていました。 それらと比べると、かなり安く上がりました。

 ユーザー車検は慣れないうちは難しそうな感じがしますが、ある程度の知識があればすぐに慣れます。私は2005年に中古車屋を営む相談者の方に教えてもらって以来、これで4回目のユーザー車検になります。(マイカー2回、借り物の大型バイク1回、他人のトラック1回) もうすっかり慣れました。

 車検費用を少しでも安く上げたい方にはおすすめです。(但しメカ音痴の人にはおすすめできません。車検に合格しても、後が危ないと思うので・・・)


【7】最後に

 それにしてもいい勉強になりました。

 ハイブリッドカーや低燃費車への買い替えが流行っていますが、私はあえて、今のボロ車に乗り続けようと思っています。走行167000km、オイル漏れ、雨漏り、故障多数。しかしそれも慣れました。
 なにより「外見」と「乗り味」が大変気に入っているからですが(山奥から高級ホテルまで絵になるし、引越しや車中泊にも使える。とっても愛しているのです)、それだけではありません。

 「モノを大事にする精神を、大事にしたいからです。

  

 猫
スポンサーサイト


Comments

うぅ~ん、共通点が・・・ 
結構、ありますね・・・
とは言ってもわたしのは普通のFRセダンで、R.R.?ではありませんが、・・・
91年式で3,500cc、昨日見たら走行16万5千キロ、やはり故障多数、現在錆2ヶ所、
レギュラーガソリン燃費、高速以外は5~6キロ、これからノロノロ冬道だと、2~3キロ(笑)
5年位前に冷やかしでネットで下取り価格を提示してもらったら、0円~10万円だった、
さすがに、全くのメカ音痴なのでユーザー車検は、絶対不可能だと決め付けてましたが、
少し、勉強してみますね、誰か詳しい知り合いがいれば一番いいんですが・・・^_^;
 
 
猫次郎さんによくお似合いの素敵なお車でしたよ^^
 
クリスマスは・・・・ 
車検のあと忘年会でそのあとデートはなかったんですか??
せっかく車検通ったのに・・・
 
中古車はハイブリッドより環境にやさしい!? 
http://news.livedoor.com/article/detail/3654330/
http://nomano.shiwaza.com/tnoma/blog/archives/006530.html

ということなので、わたしも自信を持って乗り続けます・・・
ていうか、買い換えるだけの余裕がないとも言えます・・・(爆)
 
よく似た事を... 
私もずっとユーザー車検ですが、前回から事前整備を知り合いの整備工場に頼んでやってもらってます。なんでも、訳の分からん連中が車検に持ち込んで困るので、整備工場の判の押してある整備書類を持っていないと原則通らないようにしたそうで...。地域性も有るでしょうが残念です。
最初に大型二輪を陸事に持ち込んだ頃は、検査のオッチャンが「こんなん持ち込まれても分からんのやけど...」と当惑して金の棒でフレームをコンコン叩いてたのに...。良い時代でした。
 

Leave a Comment



10 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

09

11


 
プロフィール

吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員

Author:吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員
----------------------

【NEKO-KEN】
中小・零細企業・自営業向け事業再生コンサルタント。東京都中野区。
経営革新等認定支援機関(認定支援機関)。
末期症状の会社の倒産回避(生き残りのための応急処置)から、原因究明、デューデリジェンス、再生スキーム策定、金融機関向け経営改善計画策定支援、資金繰り改善、PL改善(黒字化)、実行支援、最後の出口へのお手伝いに至るまで、事業再生コンサルタントとしては一通りの経験と実績があります。
ミッションは「ヒト・モノ・カネの再生」。


【吉田猫次郎】
(株)NEKO-KEN代表取締役。
本名よしかわひろふみ。1968年東京生、乙女座、A型、申年、五黄土星。
著書12冊。講演300回以上。テレビ出演15回くらい。
20代のサラリーマン時代に高額の連帯保証人になり、その後、1998-2000年の脱サラ時に、借金苦・倒産危機で考えられる最悪の事態をほぼ全て体験したことがある(高利、多重、ヤミ金、怖い取立て、手形不渡り、ブラックリスト、強制執行など・・・だが自己破産はせず)。その体験記を、2001年に猫次郎と名乗ってホームページに公開したところ、思いがけずヒットしてしまい、2003年に書籍化。以後、事業再生コンサルタントに転身し現在に至る。
最近はスポーツらしいこともするようになり、2012年(44歳)から現在までにトライアスロンに8回出場、全て完走。フルマラソンも2回出場、2回完走。
嫌いな食べ物は、ダイコンと漬物。特に「たくあん」が大の苦手で、あれを食うのは、どの拷問よりも苦痛だと思う。

【相談員】
須田幸雄: CTP認定事業再生士。資金繰り改善、財務体質改善、労務、管理等に強い。

廣田守伸: CTP認定事業再生士。関西地区担当。事業再生コンサルタント歴16年以上の大ベテラン。

金久保 健: 中小企業診断士歴20数年。マーケティング、事業性評価、PL改善に強いが、事業再生コンサルタントとしても10年近い実績がある。

 
★ 「相談」をご希望の方は、ホームページのほうに申込方法等を記載していますのでご覧下さい。有料と無料があります。 → 吉田猫次郎ホームページ

★ 取材、講演、執筆依頼は、直接メールまたは電話またはFAX下さい。 ooneko@nekojiro.net TEL(03)5342-9488 FAX (03)3229-8329

★ このブログは長い間、吉田猫次郎ひとりで書いておりましたが、2017年8月より、3名の相談員と共同作業で投稿していきます。お楽しみに。

 
 
 
 
吉田猫次郎メルマガ有料版
 
 
吉田猫次郎 著
震災後に倒産しない法
 
吉田猫次郎 著
「連帯保証人」ハンコ押したらすごかった。でもあきらめるのはまだ早い!
 
吉田猫次郎 著
借金なんかで死ぬな!
 
吉田猫次郎 著
働けません。
 
猫研バナー
リンクフリーです。
猫研
 
 
ブログ内検索
 


Archive   RSS   Login

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。