吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員のブログ

中小企業再生や敗者復活に関する投稿が主ですが、ホームページとブログを区別し、ここでは幾分ユルめの内容になっています。

 

目には目を、保証人には保証人を、印鑑証明には印鑑証明を(!?)


Category: 連帯保証人問題   Tags: ---
先日、私の住んでいるマンションの管理会社から、「2年の契約更新を迎えたので、更新料(家賃の1ヶ月分)と、家財保険料と、連帯保証人の意思確認書と、連帯保証人の印鑑証明と、私の印鑑証明、以上全て揃えて出して下さい」という要求がありました。(更新料については現在面白い交渉が進行中なので後日あらためてレポートします。家財保険料は支払い済み。保証人の意思確認と印鑑証明は拒否中。)

ところで、私は、敷金(=保証金のようなもの)2ヶ月分を入居時に収めています。
家賃(1ヶ月分を前月末までに払う)の滞納もあまりありません。
部屋もきれいに使っています。自炊ゼロ、タバコ吸わない、出張多い、バツイチ一人暮らし、それに綺麗好きのA型なので、破損は皆無です。

これを債権・債務に照らし合わせて考えてみると、

・現在、私は家主に対して、2ヶ月分の敷金という「債権」を持っている。
・いっぽう「債務」は、一銭もない。


となると思います。

私は「賃借人」でありますが、前払い家賃の形で契約して、契約どおりにキチンと家賃を払っている以上、「債務」はありません。よって「債務者」ではありません。
だけど、敷金返還請求権を持った「債権者」ではあるのです。

なのに、なぜか家主さんや管理会社のほうが「債権者」のようにふるまっています。
連帯保証人の印鑑証明をよこせよこせ、と。


そこで私は考えました。

以下、まだ構想段階ですが、いちど管理会社にこんな内容の手紙を送ってみようかな、と考えています。


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「私の印鑑証明と連帯保証人の印鑑証明を送れ、とのことですが、お断りします。

 また、契約更新にあたって連帯保証人の意思確認の署名捺印云々というのも、お断りします。 そんなことをしなくても、入居時に締結した連帯保証人契約はそのまま生きているはずですから。

 本当は連帯保証人そのものを外してもらいたい気持ちで一杯ですが、それはまあ、本人がこのままでいいと言っていますし直接迷惑かけてもいないので、このままで良しとします。

 このようなことを書くと、立場をわきまえない生意気な奴だと思われるかもしれませんね。でも考えてみてください。

 私は貸主様のことをよく知りません。貸主様のほうは入居審査時に私の身分証明や収入証明、職業、家族構成などを取っていますのでよくご存知でしょうけど、私は貸主様の身分証明も収入証明も何も見たことがないのです。信用情報機関で調べることもできません。
 私は敷金2ヶ月分を収めています。家賃も前月末までに前払いしており、滞納もありません。よって、私は貸主様に対して、最大3ヶ月分の"債権"を有しています。
 よく考えてみると、私は貸主さんの素性をよく知らないので、はたして敷金をちゃんと返してくれるのか、少々不安が残ります。そういうリスクを、私のほうも抱えているのです。私は部屋を貸して頂いている借主に違いありませんが、滞りなく家賃を払っている限りは、債権者であるという一面も持ち併せているのです。

 そこで考えました。貸主様が印鑑証明を求めるのなら、私もまた、貸主様の印鑑証明を求めたいと思います。貸主様が印鑑証明を私に差し出してくださるなら、その心意気に応じて、私も喜んで印鑑証明を差し出しましょう。
 また、今さら連帯保証人に意思確認を、とおっしゃるのなら、私のほうも、貸主様に対し、退去時には速やかに敷金を返還する旨の意思確認書に署名捺印ももらい受けたいと思います。
 私は筋の通ったことを言っているつもりですが、いかがでしょうか? ご意見お聞かせ下さい。」





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Comments

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私の住む県では「更新料」はないのですが
猫さまが書かれてる「敷金2か月分の返還」の件ではまことに悔しい思いをしました。
2号店閉店のおり、家主は1円も返金なし。
壁紙や床などボロボロだったのを100万近くかけて見違えるようにきれいにしたのに。
契約違反だと言い張り 営業中の本店にきて大きな声をはりあげました。
訴えてやりたかったけど、2号店失敗時のため、そのお金も気力もなかったです。
自己嫌悪。
 
私も・・・ 
息子のアパートの更新料払って翌月引っ越しという何とも腑に落ちない経験をしました…一言、来月出るのに更新料払わないといけないのですか?って聞けなかったのです・・
なんか、借りてるっていう立場の弱さもあったり、急に引っ越さなければならなくなったこちらの身勝手さもあったりで・・・
もっと自分に強くならないとだめですね。泣いてばかりいないで強くならないと・・・
 
ごもっともだと思います。 
猫さんが仰る通り、賃借人は、債権者でもあり、また、ほとんどのケースでは、賃借物件には抵当権がついていると思うので、競売された場合は、最悪6カ月以内に退去しないといけないリスクもありますからね。
あと、10年ぐらいしたら、猫さんの考え方がスタンダードとなる時代がくるのかもしれませんね。
更新事情の結果報告も楽しみにしています。
交渉、頑張って下さい。
 
応援します。 
マンションを売って、賃借人になり、最近は月末までに次月分を払うという約束が数週間遅れるようになってきました。滞りはしていないものの、2~3日遅れたらすぐ保証会社からいつ払うのかと電話がいります。普通の商売は売ったあと2~3ケ月してやっと支払ってもらえるのに
不動産業界だけは前払いですね。
あとクリーニング代。
しかし今日のネットニュースで
賃借人に有利な判決が出ていましたね。そろそろこの業界も体質改善があってよさそうなもの。人口が減って供給が多いんだから。
 
昔やったギターを・・・ 
娘たちが暮に帰ってくるので、一度だけでも披露するかな・・・(笑)
弦も錆びだらけ、ネックも曲がっているかも、・・・(爆)
ブラックオルフェとフライミーは、なんとかなると思う、・・・
ただ、指が動くかどうか、って動かないのは決まっているけど・・・

こちらのブログにふさわしくない書き込みと判断の時は、遠慮なく削除願います。。。
 
本題が、遅れました・・・ 
貸主で、借主です・・・
で、諸般の事情で競売になると思う・・・
その場合は、転居する事になりますが、
なんとかなるとカミサンが言ってます・・・
丁度いい時期、とかいい頃ね、とか言われまして
女は強いと思いました・・・
たぶん、わたしに気を使った面もあると思いますが、
 

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プロフィール

吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員

Author:吉田猫次郎とNEKO-KEN相談員
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【NEKO-KEN】
中小・零細企業・自営業向け事業再生コンサルタント。東京都中野区。
経営革新等認定支援機関(認定支援機関)。
末期症状の会社の倒産回避(生き残りのための応急処置)から、原因究明、デューデリジェンス、再生スキーム策定、金融機関向け経営改善計画策定支援、資金繰り改善、PL改善(黒字化)、実行支援、最後の出口へのお手伝いに至るまで、事業再生コンサルタントとしては一通りの経験と実績があります。
ミッションは「ヒト・モノ・カネの再生」。


【吉田猫次郎】
(株)NEKO-KEN代表取締役。
本名よしかわひろふみ。1968年東京生、乙女座、A型、申年、五黄土星。
著書12冊。講演300回以上。テレビ出演15回くらい。
20代のサラリーマン時代に高額の連帯保証人になり、その後、1998-2000年の脱サラ時に、借金苦・倒産危機で考えられる最悪の事態をほぼ全て体験したことがある(高利、多重、ヤミ金、怖い取立て、手形不渡り、ブラックリスト、強制執行など・・・だが自己破産はせず)。その体験記を、2001年に猫次郎と名乗ってホームページに公開したところ、思いがけずヒットしてしまい、2003年に書籍化。以後、事業再生コンサルタントに転身し現在に至る。
最近はスポーツらしいこともするようになり、2012年(44歳)から現在までにトライアスロンに8回出場、全て完走。フルマラソンも2回出場、2回完走。
嫌いな食べ物は、ダイコンと漬物。特に「たくあん」が大の苦手で、あれを食うのは、どの拷問よりも苦痛だと思う。

【相談員】
須田幸雄: CTP認定事業再生士。資金繰り改善、財務体質改善、労務、管理等に強い。

廣田守伸: CTP認定事業再生士。関西地区担当。事業再生コンサルタント歴16年以上の大ベテラン。

金久保 健: 中小企業診断士歴20数年。マーケティング、事業性評価、PL改善に強いが、事業再生コンサルタントとしても10年近い実績がある。

 
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