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吉田猫次郎のブログ(2005年~2020年分)

事業再生コンサルタント・吉田猫次郎の旧ブログです。恥ずかしいけど残しておきます。2021年からは別の場所に移転しました。

 

睡眠時無呼吸症候群の対症療法が、高血圧の原因療法になった!?


Category: ちょっと息抜き(プライベート系)   Tags: ---
お医者さんと話していると、よく、「対症療法」と「原因療法」という言葉が出てきます。

対症療法とは、例えば、「咳が出るから咳止めを」とか、「痛みがあるから痛み止めを」というように、症状をやわらげるための療法のことをいいます。

これに対して原因療法とは、原因から治したり取り除いたりする療法です。

どちらが優れているとか、そんなに単純比較できるものではありません。
対症療法は対症療法として、とても重要です。

さてさて、本題です。


私は、血圧150くらいありました。高血圧でした。

今年1月に病院で測ったときは、上が156、下が110もありました。
30代後半頃から高血圧気味になり、よく医者から「降圧剤を飲んだほうがいい」と勧められていましたが(これは対症療法ですね)、私はどうしても血圧のクスリに抵抗があったので、現在に至るまで、一度も飲んだことがありませんでした。

そんな高血圧の私が、なんと、睡眠時無呼吸症候群の対症療法(CPAPという例のマスク)を着用し始めて、僅か2-3ヶ月のうちに、血圧が下がってきたのです。

5月中旬に計測したときは、上が139、下が90でした。
6月中旬に計測したときは、上が136、下が85でした。

最近は日本高血圧学会の基準が新しくなりましたが、この基準に照らし合わせると、現在の私の血圧は、正常値の範囲内となります。ヤッター!

睡眠時無呼吸症候群の対症療法が、結果的に、高血圧の原因療法になってしまったという、なんとも愉快な話でした。






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いくら完璧な再生スキームを描いても、現実は厳しい。何度も心が折れそうになる。


Category: 企業再生・事業再生関連   Tags: ---
先週、大阪の勉強会で、こんな資料を書いて配布しました。


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1. やはり「意識」と「知識」の両輪が大切。  特に「意識」!
いくら完璧な再生スキームを描いても、行動するのは社長さん自身だ。
そして、日々の現実は厳しい。 何度も心が折れそうになるものだ。

2. 心は折れるものである。「絶対に折れない」などと思わないほうがいい。
何度も折れるうちに、折れ慣れてくるから、いちいち絶望することはない。

3. 「屈強な精神力」がないと生き残れないというのも、間違い。 
それよりも、「臨機応変さ」や「開き直り」、「受け入れること」、「遊び心」 などのほうが大切だと思う。

4. 「一歩踏み出す勇気」が欲しい。
一歩でいい。 百歩、千歩まで求めない。

5. 数ある会社倒産のうち、「債権者に潰された」というケースは半分にも満たない。
債権者に財産を差し押さえられても、会社はその程度では簡単に潰れないものだ。
まだまだ生き残り策はある。
倒産に至るケースのおそらく半分以上は、社長自身が「もうダメだ」と判断し、
半ば「自滅」するように倒産してしまうことのほうが多いと感じる。

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プロフィール

吉田猫次郎

Author:吉田猫次郎
【NEKO-KEN】
中小・零細企業・自営業向け事業再生コンサルタント。
事務所所在地は、東京都三鷹市下連雀3-31-4-206 (2021年4月現在)
経済産業省認定・経営革新等認定支援機関(認定支援機関)。
2003年開業。末期症状の会社の倒産回避(生き残りのための応急処置)から、原因究明、デューデリジェンス、再生スキーム策定、金融機関向け経営改善計画策定支援、資金繰り改善、PL改善(黒字化)、実行支援、事業承継、補助金、最後の出口へのお手伝いに至るまで、事業再生コンサルタントとしては一通りの経験と実績があります。
企業理念は「ヒト・モノ・カネの再生」。


【吉田猫次郎】
本名よしかわひろふみ。(株)NEKO-KEN代表取締役、CTP認定事業再生士、認定支援機関、著述業、ほか。
1968年東京生、乙女座、A型、申年、五黄土星。
著書13冊。講演300回以上。テレビ出演15回くらい。
20代のサラリーマン時代に高額の連帯保証人になり、その後、1998-2000年の脱サラ時に、借金苦・倒産危機で考えられる最悪の事態をほぼ全て体験したことがある(高利、多重、ヤミ金、怖い取立て、手形不渡り、ブラックリスト、強制執行など・・・だが自己破産はせず)。その体験記を、2001年に猫次郎と名乗ってホームページに公開したところ、予想外にヒットしてしまい、2003年に書籍化。以後、事業再生コンサルタントに転身し現在に至る。
最近はスポーツらしいこともするようになり、2012年(44歳)から現在までにトライアスロンに12回出場、全て完走。フルマラソンも2回出場、2回完走。
嫌いな食べ物は、ダイコンと漬物。特に「たくあん」が大の苦手で、あれを食うのは、どの拷問よりも苦痛だと思う。
2020年8月に脳梗塞発症。3週間ほど入院。しかし現在こうして文章を書いているし、手足も自由に動く。

★ 「相談」をご希望の方は、ホームページのほうに申込方法等を記載していますのでご覧下さい。有料と無料があります。お急ぎの方はお電話でもOKです。 → 吉田猫次郎ホームページ

★ 取材、講演、執筆依頼は、直接メールまたはお電話下さい。 ooneko@nekojiro.net TEL(0422)46-9480

 
 
 
 
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