
毎年11月は、大学の推薦入学が決まった親御さんから、「息子(娘)の学費が・・・」という相談が相次ぎます。
私はこれに対して、いつも「大丈夫ですよ」と、お決まりの回答をさせていただいているのですが (詳細は過去「ビンボーでも学校へ行こう」の過去ログを読んでもらえればわかると思います。「ローン」と名のつくものが通らなくても大丈夫。数多くある「奨学金」制度をくまなく探したり、「社会福祉協議会」の教育資金系の貸付を利用したり、大学独自の「学費免除」制度が利用できるなら利用したり、最後に何をやってもダメなら新聞奨学生、さらには裏ワザとして学費や入学金のリスケジュールという手もあります) 、この中で、裏ワザは一般的でないので説明省略するとして、もっと一般的な、「社会福祉協議会」というのがよくわからないという方がいます。
社会福祉協議会の教育資金系の貸付について知りたい方は、ここを読むとわかりやすいと思います。
リンクを貼ります。
http://www.shakyo.or.jp/seido/seikatu.html
「借りる」ということに嫌悪感を感じて、「借りるくらいなら進学しない!」という人もいます。
それはそれで、ひとつの価値観なので、反対はしません。
でも、「借りてでも進学したい!」という道があってもいいと思います。
それを否定してはいけません。
借りたり、返したり、返すのが難しくなって苦労したりするのも、「勉強」という意味では、これ以上ない社会勉強です。将来、独立開業したり、出世して関連会社の立ち上げに関与したりすれば、イヤでも資金繰りと向き合わなければなりません。そんなときに、学費を借りたり苦労して返したりした経験が、とっても役に立つと思います。
猫