借金問題 倒産防止 事業再生 連帯保証人 借金自殺問題 ブラックリスト 多重債務 ・・・・・について普段は書いてますが、ここはブログなので、もっと気楽に書きます。(猫)
 
猫研について
猫研とは?
猫研とは、吉田猫次郎が代表を務めている経営コンサルタント会社の略称です。おもに中小企業や自営業の事業再生・倒産回避の相談を受けることを業としています。(経営相談であって法律相談や債務整理代行とは違いますので誤解なきように!) 詳しくはホームページ www.nekojiro.net/ をご参照下さい。

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わたしが尊敬する人物のタイプは、

(1)どんなピンチのときでも平常心を失わず、その状況を楽しめる人
(2)パイオニア精神旺盛な人
(3)人を感動させる「何か」を持っている人

この3つです。

特に今日は月末で、中小零細企業の社長さんからピンチの相談が非常に多いので、(1)についてお話ししますと・・・、

成功しているときや安定しているときに立派にふるまうことは、誰だってできます。

でも、失敗したときでも自分を見失わず、その状況をプラスに作用させることのできる人、自分に余裕のないときでも他人に気配りできる人、つらいときでも笑いを見出せる人は、なかなかいません。
それができる人は、やはり尊敬に値すると思います。
これを読んでいる社長さん皆さんにも、是非そうあってほしいと思います。


* ちなみに、スポーツ選手でいえば、わたしは昔から、サッカーの三浦和良選手(キングカズ)を大変尊敬しています。(カズの実家のもんじゃ焼き屋の前を通っただけで感激しちゃうほど)
カズは上記(1)(2)(3)の全てを満たしていると思います。日本にまだプロサッカーが無かった頃にプロを目指し、中学卒業後すぐに単身でブラジルへ渡ったパイオニア精神。42歳近いにもかかわらず今も現役で活躍し、誰よりもよく練習し、ファンのみならず選手たちにも夢と感動を与えているその姿勢。J2に降格して得点もなかなか取れなくなってきているのに、絶えずファンやチームメイトへの気配りを怠らず、自己管理も徹底するその精神的タフさ。そしてあのすさまじい伊達男ぶり・・・。
最盛期に生意気にふるまって衰退期に自暴自棄になってしまうような平凡なプロ選手とは一味も二味も違います。全てが非凡です。言葉のひとつひとつ、ふるまいのひとつひとつに惚れ惚れします。
金を稼ぐだけなら、さっさと引退して解説者やタレントになったほうが(カズほどの人物なら)よっぽど実入りが良いはずなのに、敢えてそうせず、J2だろうとJFLだろうと現役でやれるうちは限界までやりたいとあくまで現役にしがみつくその愚直さにもシビレます。


* ほかにも、音楽家で3人、弁護士で1人、身近な人で3人ほど、尊敬できる人物がいます。


(ちょっと息抜きな話題です。今回は音楽。)


以前3月頃に、「デトロイト・メタル・シティ」 という漫画が最高に面白いぞと紹介記事を書いたことがありましたが(最近映画化されましたね。でも原作のほうが何百倍も面白いです)、
今回もひきつづき、メタル関連の話題です。

音楽仲間の友人から、「オバメタル・ライジング」 なるバンドの存在を教えてもらいました。

この「オバメタル・ライジング」というバンド、なんでも、40〜45歳の主婦のおばさん3人で構成されるメタル系バンドで、ブログの副題には
≪ 「あれは何だ?!」 「オバTHUNDERRR!!!」 風神・雷神・水神 三人の中年女性が奏でる メタル・ハリケーン 来襲!!!!≫
とあります。

これは面白そうだと思い、さっそくyoutubeで動画をみてみました。
メタルのノリに合わせて「家事」のことや「分別ゴミ」「エコ」のことなどを歌う様子は、かなり異様で笑えました。すごいインパクトです。
でも聴いてみると、3人ともかなりの実力派です。
ボーカルはドラムを叩きながら歌ってます。(これはなかなかできないですよ!) 
後ろのギターとベースも相当な腕前です。

主婦xメタルx実力者というギャップが、最高に存在感を出しています。

これはブレイクしそうな予感がします。

★youtubeの動画はこちら。


★オバメタル・ライジングのブログはこちら→ http://ameblo.jp/obametal



* ささやかな自慢ですが、わたしのブレイク予想は結構当たるんですよ。(本人基準ですが)


jisatsuhakusho2008

ライフリンクさんから、自殺実態白書2008(第二版)が送られてきた。
(ライフリンクさん、ありがとうございました)

まだ読んでないが、大変、読み応えがありそうだ。
後ほどレビューを書いてみたい。


★そういえば、来月9月14日に、第4回「WHO世界自殺予防デー」が東京ビックサイトで開催されます。
ここでもライフリンクさんから、上記の「自殺実態白書2008」について詳しい報告がされる予定です。
開演時間は13時〜17時まで。入場無料。
ご興味ある方は、ライフリンクのホームページをご覧下さい。



黙っていましたが昨日8月25日はわたしの誕生日でした。
40歳になりました。

それにしても、よく40年も生きてこれたものです。

プレゼントをくれた皆さん、ありがとうございました。
憶えていてくれて嬉しいです。




 今日は日曜日だったけど、1人相談を受けた。

 「一見難しそうだけど実は簡単な問題」 の見本のような相談だったので、ここで本人特定できないように若干のアレンジを加えて紹介したい。

 X県の製造業。業歴15年。年商4億円。粗利1億円。販管費9千万(うち減価償却1千万)、営業利益1千万円。支払利息が年600万もかかっているのに、財テクで同額相当の利益を出しているので経常利益も1千万円。業績横ばい。決算書上の総資産3億円。この中には焦げ付いて回収不能な未処理の売掛金7千万円も含まれている。会社名義の不動産は1億円(但し時価6千万相当)。会社名義の有価証券4千万円。現預金1千万円。 これに対し、負債は総額2億7千万円。うち短期借入金が1億円を占める。借入先は銀行3行。資本金1千万円。返済の遅れは今のところなし。

 なんのことはない。典型的な「黒字だけど自転車操業」な体質。典型的な「実質債務超過」。
どこにでも転がっている話だ。

 資金繰り悪化の主な原因は、去年、主要取引先のひとつが倒産して、7000万円回収不能になったことだ。それまでは悠々自適だった。

 当の社長さんは憔悴しきっている様子。

 「今月末がXデーなんです。手形、返済、給料、すべてがこの日に集中してまして、あと2500万円足りません。もう冷静な判断ができなくて、いっそのこと死んじゃおうかと・・・、いや死んではいけませんね、弁護士さんに間に入ってもらって清算の手続きをしようかと・・・」

 これに対してわたしは、いつものことだけど、開口一番、

 「大丈夫ですよ」 

 と答えた。  

 「ぜんぜん大丈夫。軽いほうです。理由はじっくり説明します」


 こういう問題は、「応急処置」 と 「原因療法」 に分けて、問題の原因をバラバラにして分解掃除するようにして考えれば、意外とスルスルと解決方法が導き出せるものである。会社の分解掃除だ。

 実行は確かに容易ではないが、解決方法を見出すこと自体は、さほど難しくない。少なくともわたしはそう感じている。


(1)応急処置について。
 手形、返済、給料の3つに分けられる。
 ここでは手形が一番金額が大きく(月末に1500万)、これが最大のネックだ。しかしこれは当日3時ギリギリまで粘り強く交渉することによって、たとえ資金不足でも、ジャンプや依頼返却に応じてもらうことが可能だ。(もちろんコツはいろいろあるが・・・省略)
 次に返済だが、ぶっちゃけ、これが一番簡単に対処できる。短期と長期があるが、端的にいえば、どちらも勇気を出して止めちゃえばいいのだ。もちろん踏み倒せという意味ではない。遅延だ。 残り1週間もないから、だらだらと交渉している暇はない。置かれている状況にもよるが、「交渉」というよりは「報告」や「宣言」といったニュアンスで銀行に伝えてもよい。「ごめんなさい、約束の日に返済できません」と。 今後の返済プランについては、後で考えても間に合う。道は何通りもある。早まってはいけない。
 三つ目に給料だが、これはできれば優先してあげたいが、事態が事態なので、社員に事情を話して、少しくらい待ってもらうほうがいいかもしれない。本来なら銀行の返済以上に優先すべきだが、会社の窮状を認識してもらうためにも、一度くらいは敢えて遅配してみるのもいいかもしれない。
 最後にちょっと視点を変えて、資金調達の方法も考えてみる。同社は有価証券と売掛金を結構持っている。これを担保に資金調達するという手もあるにはある。うまく今月中に調達できれば、上の3つの問題は一気に解消だ。
 以上の4つを実行してみて、最大限ベストを尽くしてもダメだったら、最悪、手形の不渡りも視野に入れる。不渡りは倒産ではない。その先には別のステージがある。 もちろん、できれば不渡りは避けたいが(避ける方法もいっぱいあるが)、どうにもならない場合は1度くらいの不渡りは仕方ない。不渡りを出したら出したで、そのことを逆手にとって起死回生を計る方法(詳細省略)も残されている。
 以上が応急処置。

(2)原因療法について。
 B/S,P/L,(あとC/F)、各項目別に分解して問題点を洗い出してみる。もちろんすべて実態ベースの時価換算。
 同社の場合、業績は横ばいで安定している。売上高、売上総利益までは問題ないと言って良い。営業利益のほうも、聞けば可能な限りのコスト削減に常日頃から努めていて、その結果、1千万円の営業利益(+減価償却費1千万)が出ている。気になるのは営業外の投資活動だ。はたして資金も人でも限られている中小企業が営業外の投資活動に余計なエネルギーを費やして良いのだろうか?たまたま直近では年間の銀行への支払利息と同額程度の利益が出たおかげで営業利益と経常利益が同額を確保でき一見良さそうではあるが、後述するように、資金繰りの足を引っ張っていないだろうか? 
 B/Sのほうを見ると、回収不能な売掛や価値が下落した不動産などを時価ベースに換算すると、ざっと見て、8千万円か9千万円の実質債務超過に見受けられる。これを正攻法で本業の稼ぎだけでコツコツ解消しようとすると、単純計算で最短6年か7年はかかりそうだ。でも、慌てて破産や民事再生をかけるほどの深刻な内容ではない。それどころか私的整理さえも必要ないかもしれない。
 それよりも重要なのは「流動比率」「当座比率」の改善だ。同社は現預金が月商の1/3もない。いくらなんでも少な過ぎる。また、商品在庫や仕掛品を必要以上に抱え過ぎている。それに、キャッシュが少ないにもかかわらず、有価証券を持ち過ぎている(なんと時価4千万円分も!) このへんを改善すれば、資金繰りは目に見えて楽になる。(ちなみにこの有価証券は現金化するのに1ヶ月以上かかるうえ、利益が出続けているのでなかなか踏ん切りがつかなかった模様・・・)

 こんなのはちっとも難しい問題ではない。別にわたしじゃなくても、ちょっとした財務分析ができる人なら、商工会の相談員でも診断士の先生でも顧問税理士さんでも、誰でも同様の答えが導き出せると思う。(できますよね?)
 この程度のことなら、法律家の出番は必要ない。(法律家の出番は、もっともっと末期症状に陥ってからだ!) 

 倒産回避の方法を「リストラ型」「リスケジュール型」「私的整理型」「法的整理型」の4つに分類するなら、後者に行けば行くほど、代理人を立てたり裁判所を利用したりする出番が増えるので、弁護士の出番となる。 しかし、前者は「法律」ではなく「経営・会計」の分野に属するので、ゴッチャにしてはいけない。同社は「財務リストラ」と「リスケジュール」の併用だけで、ほぼ解決できると思う。法律の出る幕は、ない。
 何でもかんでも法律的に解決しようと考えるのは間違っている。それはちょうど、病気にかかった人が「手術」で治すか、それとも「薬」で治すかの違いに似ている。外科と内科。同社の場合、外科手術は必要ないと思う。なんでもかんでもいたずらにメスで切り刻むのは、かえって良くないと思う。

 ざっとこんなアドバイスをさせてもらった。
 (日曜日で時間があったので、じっくり3時間半も相談に乗った)
 よく理解してもらえたようで、かなり元気になって帰ってもらうことができた。

 ほかにも、このままでは7年かかる債務超過解消を3年以内に短縮し、かつ、一度失った信用を3年以内に取り戻して銀行に支援させることまで可能な裏技(ヒント:担保不動産の任売、不良債権処理、特損、自己資本比率)についても触れた。しかしこれはオマケのようなもので、あくまでも社長さんとしては「キャッシュフロー改善」に最大限の注意を払わないといけませんよ、そのためには有価証券の現金化や在庫の適性化などのほうが優先課題ですよ、とクギを刺した。

 明日から厳しい現実が待ち受けていると思うが(さしあたって応急処置のほうが最大の正念場ですね・・・)、先が見えてくれば、我慢のしがいもあると思う。がんばってほしい。


 猫

風邪でダウンしているとき、ふと突然、「風が吹けば桶屋が儲かる」 という諺の意味が気になりだした。(なんでやねん

ネットで調べてみたところ、wikipediaにこんな解説があった。

-------------------------
風が吹けば桶屋が儲かる (かぜがふけばおけやがもうかる 英:After wind's blowing, basinsmiths get money)とは日本のことわざで、あたかもバタフライ効果のように思わぬ所に思わぬ物事の影響が出ることの例えである。しかし現代では、その論証に用いられる例が突飛である故に、「あり得なくはない因果関係を無理矢理つなげて出来たトンデモ理論」も指すことが多い。(中略)  「風が吹けば箱屋が儲かる」「大風が吹けば桶屋が喜ぶ」などの異形がある。

由来

江戸時代の浮世草子『世間学者気質(かたぎ)』巻三(無跡散人著、明和5年、1768年)が初出である。ただしここでは、「桶」のかわりに「箱」であり、「風が吹けば箱屋が儲かる」などの成句の形では書かれていない。また、『東海道中膝栗毛』二編下(享和3年、1803年)に現れるのも有名で、ここでも「箱」になっている。

今日の大風で土ほこりが立ちて人の目の中へ入れば、世間にめくらが大ぶん出来る。そこで三味線がよふうれる。そうすると猫の皮がたんといるによって世界中の猫が大分へる。そふなれば鼠があばれ出すによって、おのづから箱の類をかぢりおる。爰(ここ)で箱屋をしたらば大分よかりそふなものじゃと思案は仕だしても、是(これ)も元手がなふては埒(らち)明(あか)ず    – 無跡散人『世間学者気質』より, 慣用句辞典より転記。[1]


つまり、

1.大風で土ぼこりが立つ
2.土ぼこりが目に入って、盲人が増える
3.盲人は三味線を買う(当時、三味線は盲人が弾いた)
4.三味線に使う猫皮が必要になり、ネコが殺される
5.ネコが減ればネズミが増える
6.ネズミは箱を囓る
7.箱の需要が増え箱屋が儲かる
(以下略)
---------------------


なるほどなるほど。勉強になった。

米国サブプライム問題、原油高、日本の不動産デベロッパー連続倒産・・・さて、次は何が起こるかな?

ネガティブにとらえる必要はないと思う。
衰退していく分野があれば、それと対照的に、繁栄していく分野が必ずあるものだ。



猫@まだ調子悪い

実は、4日前あたりから風邪をひいている。
だるさは無いが、咳と鼻がひどい。
(にもかかわらず、昨日と一昨日は往復27キロ自転車通勤してしまった・・・)

原因として思い当たるのは、ある日、うっかりエアコンをつけっぱなしで寝たこと。

皆さんも気をつけてください。


今朝の体重は、74.8キロだった。
先週自転車旅行からゲッソリして帰ってきた直後と比べるとやはり増えたが、それでも、一時期のリバウンドはほぼ解消された。
自転車長距離効果おそるべし。3日で峠道を280キロも走ると、やっぱり脂肪がかなり燃焼されるようだ。体脂肪率を体重で割って計算してみると、あの3日間で脂肪だけで1キロ以上燃焼したことになる。

それにしても、2年前に85キロのデブ状態から一気に10キロ落とすまではあっという間だったが、75キロ前後になってからはなかなかそれ以下に落ちない。もうかれこれ2年間、ずっとせめぎあいが続いている。

ざっと記憶をたどってみると、こんな推移のしかたをしている。
(赤字部分はその年の減量ピーク)

2006年4月以前  85キロ以上
2006年6月     75キロ
2006年8月     73.5キロ (減量ピーク)
2006年12月    75キロ (出張と酒続きでややリバウンド)
2007年7月     76キロ (   、、   )
2007年8月     73.5キロ (自転車で夏季集中ダイエット)
2007年10月    74キロ
2008年2月     75キロ (出張と酒続きでまたリバウンド)
2008年4月     76キロ (  、、   )
2008年7月     77キロ (  、、   )
2008年8月20日  74.8キロ (夏休み自転車強制ダイエット)


こうやって書いてみると傾向がはっきり見えてくる。

冬は講演やら何やらで出張が多いので、どうしても飲食量が多く、運動する機会も減る。だから太る。 そして、それを挽回するために、出張の少ない夏に、食べる量を制限して運動もできるだけやってダイエットする。 ここ2年、その繰り返しだ。

そろそろ、この均衡を打ち破りたいものだ。
せっかく体力もついてきて、自転車で100キロ走ることにも何の抵抗感も感じなくなってきたことだし。

次は箱根の山越えをしたい。
東海自然歩道の前回行けなかったルートも走破したい。
奥多摩往復もしたい。(次はもっと先の柳沢峠まで行きたい)

自転車で峠越えするだけでこれほど脂肪が燃焼されるのだから、単なる「走り」や「景色」だけでない、別の楽しみも増えたというものだ。


・・・話は飛ぶけど、(自転車で峠越えと書いてふと思い出した)、
先日、恥ずかしながら、ツール・ド・フランスという競技の概要を初めて詳しく知った。 ツールについて調べていくうちに、前人未到の7連覇を成し遂げたランス・アームストロングという選手を知った。 名前くらいは前から知っていたが、ランスが「癌」と闘った後でツール7連覇を達成したと知って、猛烈に感動した。 

それも、ただの癌ではない。精巣ガンが肺と脳にも転移していたというからすごい。ランスはそれを乗り越えて、その数年後にツール・ド・フランス優勝を7年連続で成し遂げてしまったのだ。こんなすごい人物が他にいるだろうか!?

わたしはオリンピック中継もほとんど見ないほどスポーツ観戦には興味が薄い。(例外はサッカーだけ!) なので、このへんの情報にはものすごく疎いのだが、自転車レースひとつとっても、いろんなドラマがあるんだなと改めて思った。


ある若い男性から結婚の相談を受けた。
(おいおい、明らかに相談相手を間違っているぞ

しかし聞いてみると、昔から非常によくあるタイプの悩みで、
わたしも似たような経験をしたことがあるので、ついつい親身になって聞いてしまった。


相談の内容はこうだ。

彼は30歳のときにサラリーマンを辞めた。早稲田大学を卒業して、大手食品メーカーの本社で商品企画の中枢にいたエリートだったのだが、昔から「飲食店を経営したい」 という夢があり、在職中に料理から経営学・簿記にいたるまでまんべんなく勉強して、7年かけて貯金を1000万円貯めて脱サラ・独立したのだ。いまどき大変珍しい気骨ある若者だ。彼の夢は、単なる小さな飲み屋のオヤジになることではない。飲食店をイチから始めて、大きく拡大していくことだ。

しかし現実は厳しく、1年目赤字、2年目赤字、3年目にようやく徐々に認知されはじめて僅かながら黒字化したが、この時点で蓄えは完全に底をついていた。
5年目の現在はやや増収増益基調で、累積赤字がようやく解消できそうなところだ。
借入金は、国民生活金融公庫や信用金庫からのものが、設備資金・運転資金あわせて2000万円ほどある。担保に差し出せるような資産は何もない。実家が裕福ではないので、親の援助も受けていない。

まあ、商売を営んでいればよくあることだ。
3年目に黒字化できただけで大したものだ。

商売には、「創業期」「成長期」「安定期」「衰退期」がある。
創業期の数字と安定期の数字は単純に比較できない。
創業期から成長期にかけてが、一番資金需要の旺盛な(あるいは資金負担の重く感じる)時期なのだ。
手持ちの現金が少なくて、借入金が多いのも、この時期なら無理もない。
むしろ、2000万円程度の借入金でよく耐えしのいでいるものだ。
よく健闘していると言ってもいいかもしれない。


しかし、(ここからが本題なのだが、)

彼の彼女のお父さん(お堅いサラリーマン)には、そう映らないようだ。

「貯金ゼロ」「借金2000万」という点が大変気になって、娘を嫁にやることを絶対に許さないらしい。
このお父さんは、昔からよくある古くさい条件を突きつけてきた。

「娘と結婚したいなら、まず300万円貯金しろ!」 と。

ちなみに、娘さんは33歳だ。
もう彼と付き合って4年になる。


これを聞いて、わたしは   「この親父はバカか?」  と思った。


娘さんへの思いを「試す」ために300万円貯めろと言っているのなら、まあ、その気持ちは理解できる。
しかし、次のような理由から、やっぱりこの親父はバカだと思う。


≪一般人的な視点でみた場合≫

1. 娘さんはもう33歳、しかも自立した社会人だ。
2. 付き合って4年にもなり、二人の信頼関係は出来上がっている。
3. どうして「ひとつのモノサシ」でしか測れないのか。

≪経営コンサルタントの端くれとして見た場合≫ 

1. サラリーマンと違って、経営者の預貯金など「有って無いようなもの」だ。たとえ1億円貯金があっても、業績が悪化すればそんなものはすぐに無くなってしまう。 
2. 彼が脱サラして5年しか経っていない、まだ成長期のやや手前の創業期・黎明期にいることをわかっていない。
3. ひとくちに借金2000万円といっても、事業を営んでいれば、借入金は資金調達手段として欠かせないもの。また、事業の借入金は「利益を生み出すため」のものであり、「消費のため」ではない。サラリーマンが消費のために2000万円の借金をこしらえたのなら確かに事態は穏やかでは済まないが、事業の借入金なら2000万円など当たり前の範疇だ。このくらいでガタガタぬかすようでは経営者の妻になどなれない。


以前、わたしはここのブログで、オススメの本として、『お金がなくても平気なフランス人、お金があっても不安な日本人』 という本を紹介した。  わたしの友人にもフランス人じゃないけどスペイン人と結婚した友人がいるが、やっぱりご主人は貧乏だった。でも二人は明るく仲良く暮らしている。結婚にあたって、お金がないことは全く理由にならなかった。お金がないことを結婚拒否の理由にしようかどうかという発想すらなかった。結婚式は海外の小さな教会で、新婚旅行(貧乏旅行)を兼ねてやったそうだ。披露パーティーはレストラン貸切で、わたしも招待されて行ったが、会費制で自己負担ゼロ。ほとんど金をかけず、だけど印象に残る楽しいパーティーをやった。彼らに「お金がないから結婚できないんだよ・・・」と説明しても、きっと全く理解できないだろう。


・・・と、彼に対してはアドバイスらしいアドバイスにならなかったかもしれないが、ざっと以上のような話をした。


盆休み明けのちょっとした出来事。



8月9〜11日まで夏休みを取って、翌日からは普通に仕事している。
13日の無料相談会は、結構相談が多かった。
他にもあれやこれやとやることが多く、結局いつもと変わらないくらい忙しい。

毎月第2水曜日は、恒例の無料電話相談会です。
電話相談のみですが、予約不要、時間制限なし、完全無料、どんな相談もOK。
盆休みも関係ありません。
電話番号は、ホームページのほうをご参照下さい。

8月11日(月) 天気晴れ。

最終日だ。

月曜日だが、夏期休暇としてお休みを頂いた。


6:00頃
山中湖・湖山荘キャンプ場にて、起床。
実に10時間も熟睡した。
ここは地面の砂利質が土に近い感じで、フカフカで寝心地良かった。
0808111
朝食は、前日コンビニで買ったサンドイッチとコーヒー。
2時間ほど、だらだらここで過ごす。


8:00頃 
帰り道へ向けて出発。
帰りは行きと同じR413号「道志みち」だ。
この峠はとにかく好きなので、一度でいいから自転車でも登り・下り共にチャレンジしてみたかったのだ。


9:00頃
5キロほど先の「山伏峠」に到着。
ここまでずっと激しい登坂だった。
おまけにひどい筋肉痛。何度も押して歩いた。(ああ情けない)
たった5キロ先へ行くのに、1時間もかかってしまった。
0808112
さあ、ここからは激しい下り坂だ。
思わず「わーいわーい」とはしゃいでしまう。(一人なのに・・・)


0808113
ディスクブレーキ。自転車は車重が軽いから「フェード現象」なんてあまりないと思うが、それでも念のために、途中何度かブレーキの点検とセッティングを行う。こういうときも、バイクに長く乗ってた経験が生きる。おかげで無事故無転倒で旅を終えることができた。

0808114
R413「道志みち」の全体図。
帰りは45キロ近く、ずっと下り坂だ。
・・・と思ったら、甘かった。途中、何箇所か登り坂もあって、筋肉痛で足を引きずっている者としては、短い距離であっても、登りは大変キツかった。例によって汗だく。


0808115
途中、何箇所かで、こういう水飲み場を見つけた。
書いてある言葉に注目。実に素晴らしい。
日本はつくづく、いい国だ。
石油よりも貴重な「水」という資源が、このように至る所に豊富にあるではないか。
こんなに水資源の豊かな国はないですよ。


11:00頃 
津久井湖到着。
やっぱり下界は暑い・・・
信号も多い・・・
交通量も多い・・・
ゆっくり走っても、ストレスを感じてしまう。
それに比べて、道志の峠道や樹海の自然歩道は、疲れるけどストレスがなくて楽しかった・・・


12:00頃
橋本到着。暑い。暑すぎる。
ガストで昼食。(なぜガストかというと、ドリンクバーで飲み放題だから。無性にコーラをがぶ飲みしたくなったから)

このあたりから、だんだん足の痛みがピークにさしかかってきて、平坦な道でも漕ぐのがつらくなる。

14:00頃
府中通過。
足も手も、リュックを背負っている肩も、ピリピリ痛む。
特に左足ヒザ裏の痛みがひどくて、このあたりから後はほとんど記憶にない。
ゆっくり走る。
途中、水が足りなくなると公園で汲み、とにかく水を飲みまくる。
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15:30頃
吉祥寺付近を、ヨロヨロしながら通過。
それにしても信号と車と人が多い。険しい山道のほうがずっといい。


16:30 
帰宅! 完走!!
家を出てからジャスト52時間。
総走行距離284キロ。
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部屋で体重を量ってみた。
なんと、73.6キロ!
0808118
出発前と比べて2.6キロも落ちていた!
(いや、デジカメを持ったまま計測しているし、直前に水を大量に飲んでいるから、実際には3キロ位落ちているかもしれない!?)




*******

今回の旅は、たった2泊3日の富士五湖方面への旅行に過ぎなかったけど、

・30代最後の一人旅
・地図のない旅
・最初から最後まで「人力」だけで走破する旅
・水のありがたさを痛いほど知った旅
・己の肉体を痛めつけた旅
・完走することに意義がある旅
・平坦な道よりも、険しい道を選んだ旅
・青木ヶ原樹海の大自然を堪能できた旅

・・・と、身近な場所ながら、今まで経験したことのないストイックかつダイナミックな旅だった。
大袈裟にいえば、これは一種の「冒険」だった。

自分の運動不足、筋力の弱さを痛いほど痛感したが、反面、持久力と心肺能力は捨てたものではないということもわかった。

本とノートパソコンを持ち歩かず、活字に極力触れないのも新鮮だった。
おかげで、頭がリセットできた。

通り慣れた道でも、自転車や徒歩でゆっくり走ると、今まで気付かなかった新鮮な発見が幾つもあった。

青木ヶ原樹海は、やっぱり思ったとおり、不気味な場所ではなかった。
素晴らしい自然の宝庫以外の何物でもなかった。
また樹海探検したいものだ。

3日間で使ったお金は、食費と温泉代とキャンプ場代と雑費もろもろで、わずか6000円強。
安上がりだけど、今までに行ったどの旅行よりも収穫があった。
言葉には言い表せない数多くのものを得た。

「やらないで悔やむより、やって悔やむ」の精神。
この旅は、2年前からぼんやり企てていたのだが、年齢的、時間的、体力的に、まず無理なんじゃないかと思っていた。でも無理してやった。


16:30に帰宅して、本当は疲れ切っているはずなのに、今こうしてブログを書いている。
軽い興奮状態のようだ。


(完)
(つづき)

* 2日目はかなり長文&写真大量になります。開くのが重かったらごめんなさい。


8月10日(日) 天気晴れ

朝4:00 起床。
いつもは絶対にこんなに早起きしないのに、やっぱりカラダが緊張しているのだろうか?
6時まで、自販機で買ったコーヒーを飲んだり、携帯の電源を入れてメールチェックしたり、余ったサンドイッチを食べたり、テントを片付けたり、汗臭いTシャツを川で手洗いしたり(もちろん洗剤なし)して、のんびり過ごす。
08081001

「道の駅 どうし」は、道志川のうまい水が汲める。
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「飲めます」とは書いていないのだが、かわりに「ここの水は、赤道まで搬送しても腐らないと伝えられています」といったことが書いてある。
ここに来た人の多くは、これをすくって飲んでいる。
実際、やや硬い味で、非常に純度が高くてうまいのだ。
当然私も、ガブガブ飲んで、ボトルにも満タンにした。


6:00 頂上へ向けていざ出発。

だんだん坂の勾配がきつくなってくる。
そのうえ、前日疲労が筋肉痛になって、太股のヒザに近いあたりが痛い。
5キロほどいったあたりから、24段ギアの一番低い部分を使ってもしんどくなってくる。
出発わずか30分で汗びっしょり。
7キロを過ぎたあたりから、体力(というか筋力)の限界を感じ、押して歩くことが増える。
でも足は止めない。

8:00頃 やっと頂上に到着。
わずか10キロの道のりなのに、2時間もかかってしまった。(我ながら情けない・・・)
ここまで来て感じたのだが、私は、心肺能力やスタミナは結構あるようだ。
だが、「筋力」が圧倒的に弱い。
ここまで来るのに、何度足がつりそうになったことか。
08081003
頂上付近は「山伏峠」という名がついている。海抜1100m位。空気がまるで違う。
ここで10分ほど休憩。

そして、このトンネルを抜けると、「道志村」から「山中湖村」に変わる。
トンネルの向こうは、約6キロほどの急な下り坂だ。
下りきると、そこは山中湖だ。

久しぶりの下り坂に、思わず 「わーい」「わーい」 と子供のように叫びながら疾走する。
(非常に激しい下り坂だったが、もちろん、カーブではスローインファーストアウト、アウトインアウトの基本を守り安全走行を心掛ける。こういうときに、16歳からバイクに乗りまくっていた経験が生きた。)

下りはあっという間だ。頂上からわずか15分ほどで、山中湖に着いた。
ここは海抜980m位。
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8:30前後
山中湖をゆっくり一周して、釣り師やボート屋を観察する。
昔私が通いこんでいた80年代と比べて、随分釣り師が減ったものだ。
また、私は船舶免許の実技講習を1997年に山中湖で受けたのだが、そっちもあまり活気があるようには見えなかった。
かわりに、ウェイクボードなどが盛んなようだった。

9:30頃
「道の駅 富士吉田」で水を補給。
ここも抜群においしい水が飲めた。
観光客がこのためにポリタンクを持参して並んでいたほどだ。
富士の水は、パナジウムが多く含まれていて、非常にひんやりとしていて、まろやかで口当たりがいい。
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自転車で激しく汗かいている私にとっては、まさに「命の水」だ。


9:40頃
本栖湖方面へ向かう途中、急に腹が減って、R139沿いのマクドナルドで朝マックのソーセージマフィンセットを食う。
しかし、食べたらちょっと気持ち悪くなってしまった。
胃が小さくなったのか?はたまた、脂っこいものをカラダが受け付けなくなったのか?
いつもはこんなの簡単にたいらげてしまうのに・・・不思議だ。
今は体内の脂肪を燃焼することが優先されている感じがする。(なにしろ皮下脂肪が多いからね)


10:30頃
「道の駅 なるさわ」到着。 またまた水補給。ここにも富士のおいしい水が汲める場所があった。
急に眠気が襲ってきたので(ついでに激しい筋肉痛も・・・)、木陰のベンチ(写真)で昼寝することにした。
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11:30頃
眠りから覚めて、本栖湖方面へ向かう。
途中、国道沿いに青木ヶ原樹海をやり過ごす。
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* 青木ヶ原樹海というと、なんだかとてもネガティブなイメージでとらえられているが、とんでもないと思う。あそこは、世界遺産・屋久島に匹敵するほどの大規模な原生林で、珍しい植物や洞窟や鍾乳洞なども他所にないほど多く、本当の自然愛好家にはたまらない場所なのだ。よく言われているような「コンパスが狂う」とか「迷ったら二度と脱出できない」なんてのはウソ。ほとんどの場所ではコンパスもナビも使えるし、怪我さえしなければちゃんと出られます。ちなみに樹海全体の広さは、山手線の外周と同じ位。


12:30頃
やっと折り返し地点、本栖湖に到着。
家を出てからジャスト24時間。
ここまでの総走行距離138キロ。
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ここへ来るまで、何度か大きな達成感を感じたが、本栖湖に着いたときの達成感が一番だった。
嬉しさのあまり(&暑さのあまり)、湖にドボンと飛び込んで、泳いでしまった。
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(私は20代の頃から本栖湖でカヌーで沖へ出てドボンして泳ぐのが大好きで、もう何度やったことか。透明度が全国8位と非常に高いので、へたなプールよりも透明感がある。水中で爪先までハッキリ見える。気持ちいいことこのうえない。でも、本栖湖は非常に深いし、所々冷たい所があるので、遊泳はくれぐれも注意!!良い子はマネしないように!!)

その後、湖畔のレストランで昼食。
冷やしたぬきうどんと、レモンスカッシュ。

13:30頃
本栖湖駐車場から「東海自然歩道」に入る。
東海自然歩道とは、東京から大阪まで延びる、山道のようなものだ。(詳しくは後述)
本栖湖〜精進湖〜青木ヶ原樹海の中を縫って鳴沢風穴あたりまでのルートが最も絶景とされる。
文字通り歩道だが、自転車(本格マウンテンバイク)にも人気のコースだ。
道が細く、アップダウンとカーブがあり、溶岩と木とコケが多いので、MTBの運転にはやや熟練を要する。
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ここが本栖湖の入口付近。このあたりはまだ「樹海」ではない。明るい。

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1キロも進むと、こんな風景になる。ブナの木が多いので、まだ「樹海」ではない。上まで木で覆われているため全体的に薄暗く、人は誰もいなかった。もちろん車の音もしない。

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精進湖に近付いてくると、だんだん生えてる木の質が細くなって、溶岩が増えてくる。溶岩にしがみつくように木が根を張っているのが特徴。溶岩はコケが生えて深い緑色をしている。ところどころ穴があいている。このへんからいよいよ「樹海」だ!

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精進湖のやや手前で、こんな穴を発見!よく見ると、中を通れるようだ。
ちょっと怖いけど、勇気を出して通ってみた。長さは20mほどだった。抜けると、精進湖の脇の舗装道路だった。

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14:30頃 精進湖に到着。いったん外へ出る。
本栖湖からここまでわずか5キロ程度。なのに、道が非常に変化に富んでいて、運転があまりに面白かったので、疲れを忘れて走りまくってしまった。(MTBツーリングコースとしては最高の部類ではないかと思う)

精進湖からまた東海自然歩道を入り、今度は鳴沢風穴のほうへ向かう。
ここからが正真正銘の「青木ヶ原樹海コース」だ。
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所々にこのような道案内があるので、道には迷わない。(たぶん)

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典型的な青木ヶ原樹海の中。ずっとこんな風景が続いた。動物は少なく(たぶんリスやモグラばかりで、クマやサルやシカはあまりいないと思う。地面が溶岩なので、木が全体的に細いのだ)、コケの類が非常に多い。見たこともないコケやキノコが沢山生えていて、思わず見とれてしまう。また、洞窟のような穴も多数あった。(鍾乳洞もあまり知られていない国内最大級のすごいのがあるらしい)

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これが東海自然歩道のルートマップ。赤いのがそれ。
平坦な国道を通るよりも、断然こっちのほうが面白い。

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青木ヶ原樹海についての説明書き。よく読んで欲しい。
「樹海コース」は、環境庁も大絶賛なのだ。

ここは自殺に適した場所などでは、断じて、ない。
(入ったって死ねません!)
素晴らしい原生林なのだ。もっとプラスに評価してほしい。

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16:30頃
さんざん薄暗い樹海の中を走り回った後、鳴沢のあたりで明るい公道に出た。
写真のように、足はドロだらけ。
また、写真では見えにくいが、手足にスリ傷多数。



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17:00頃
また「道の駅 なるさわ」に入り、水を補給し、隣接している温泉「ゆらり」に入った。
筋肉痛はピーク。
特に、左足のひざの裏側の痛みがひどい。
まっすぐ歩けないほど。
また、手も痺れてきた。(これがカーボンハンドルじゃなかったら、もっと痺れていただろう)
当然、温泉に入りながら長時間念入りにマッサージ。


18:00頃
もう旅の目的はほとんど果たしてしまったので、あとは寝る場所を探すべく、山中湖方面へ向かう。
(月並みな富士五湖一周観光はしないことにしたので、河口湖と西湖は省略)

19:00頃
結局、山中湖まで走ってしまい、「湖山荘キャンプ場」にテントを張る。
ここは高校1年のときにバイクで来て以来の、非常に懐かしいキャンプ場だ。
夕食は、糖質オフの発泡酒2本と、セブンイレブンで買ったゴーヤチャンプル。以上。あまり腹が減らない。

20:00頃
就寝。ここは熟睡できた。


2日目の走行距離は、ジャスト100キロ。
うち、樹海の林道が12キロ位。
林道走行は、舗装路の倍以上体力消耗する。
よく体力がもったものだ。

しかし、筋肉痛はいよいよ全身に・・・


(最終日へつづく)
予告どおり、夏休みを取って、2泊3日自転車一人旅をしてきた。
おそらく、これが30代最後の一人旅になると思う。
全行程284キロ。平凡な観光コースを捨てて、激しい峠道や林道を多用。
テント泊。荷物多数。
この旅で得たものは、予想以上に大きかった。

以下、1日ずつに分けてレポートする。


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2008年8月9日(土) 天気晴れのち曇りときどき雨

AM9〜12時

前日ちょっと飲んでしまったのと、夜に急な仕事が入ってしまったのとで、朝やや寝坊してしまった。
準備もまだ終わっていない。

そこで朝起きて、まず真っ先に、自転車整備開始。
各所の注油、ネジ増し締め、そしてタイヤ交換。
林道を走るつもりなので、レース用の軽量ブロックタイヤに。
チューブも軽量タイプ。
どちらも、1年半前に買って、通勤のときにたまに使っていたものだ。

blocktire
自転車はキャノンデールのハードテイルMTB、カフェイン3、2007年モデル。
ハンドメイド・イン・USAの逸品だ。
タイヤはユッチンソン・パイソンエアーライト。チューブはマキシスフライウェイト。
非常に軽く、薄い。タイヤレバーなしで素手でタイヤ交換できるほど。
ホイールはMAVICのクロスライドというやや廉価モデルだが、普通のホイールとは比べ物にならないほど軽い。
スプロケットもSRAMの軽量のカッコイイタイプに換装。
これらは1年半前からずっとこの姿だ。おもに長距離通勤用に使ってきた。

次に車載装備。

自転車に搭載する装備は、予備チューブ、パンク修理剤、工具、飲料ボトル2本、予備電池、空気入れ。これらを、サドル下とフレームに収納。
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自転車のカギはサドルバッグとシートポストの2点留め。自作。
airpump


最後にリュックに荷造りだ。
リュックは普段自転車通勤時に使っているノースフェイスの小型(26リットル)を使用することにした。この中に、何が何でも全ての荷物を収納するのだ。
収納したモノは、テント(モンベル・クロノスドーム2型)、着替え(速乾性Tシャツ1、自転車用パンツ1、靴下1、薄手の速乾性長ズボン1、以上)、カッパ(防寒兼用にフォックスファイヤーの上下)、薄い銀マット、寝袋を持たない代わりにフリースのブランケット、タオル2、デジカメ、携帯、充電器、ヘッドライト(ペツルXP)、歯ブラシ、虫よけ、シェラカップ、バンダナ、ティッシュ、スプーンフォーク、カロリーメイト1、鮭缶詰1、以上。 これ全部、なんとかリュックに入った。重量は全部で7キロ位。背負って長距離ツーリングするにはギリギリの重さだと思う。
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写真の後ろにちょっとだけ写っているのがそのリュック。
ちなみにハンドルはカーボン製。これが後々で非常に効いてくることになるとは・・・


さあ、これで出発だ。


・・・あ、その前に仕事のメールチェックしなきゃ・・・
と、メールを開いたら、超緊急の用件が幾つか入っていた。
結局、放っておくわけにもいかないので、これらを全部片付けてから出発した。
(毎度毎度、旅は出発前のハプニングに最もエネルギーを費やしているような気がする・・・)


昼12:00 近所のCoCo壱番でカレーを食う。


★12:30 いよいよ出発!いざ出陣!


13:30頃 府中のあたりを通過。順調。
今回は甲州街道は一切使わない。もっとハードな道を行くのだ。
先は長いので、マラソンのようにスローペースで走る。
曇っていてそれほど暑くないのが救いだ。

14:30頃 多摩ニュータウン通り、南大沢のあたりを通過。ゆるい上り坂だけど、順調。
ちょっと雨が降ってきたけど気にしない。

15:00頃 津久井町の小さな公園で水補給。
暑さのせいで、ボトル2本積んでるのに、すぐに水がなくなってしまうのだ。
小雨。

15:30頃 津久井湖の先の「三ヶ木」到着。天気回復。
ここから長い長い峠道、国道413号線「道志みち」が始まる。
(この道は津久井と山中湖を結ぶ全行程44キロほどの峠道で、信号がほとんどない。激しい峠のためか、交通量もいつも少ない。私は17歳で125ccのバイクを買って以来、この道はもう何百回も通った。大のお気に入りルートである。でも自転車で走破するのは初めてだ。)


16:00頃 登坂を漕ぐこと30分。疲れが激しくなってきたのでちょっと休憩。
家からここまでの走行距離は約60キロ。初めての休憩らしい休憩。
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ここから20キロほど、本当にキツい登坂が続く。
恥ずかしながら、何度か押して歩いた。
でも、もうすぐ日が暮れてしまうので、足そのものは止めなかった。
できれば「道の駅 どうし」付近のキャンプ場まで行ってテント設営したい。


19:00  いよいよ日が沈んできた。
なにしろ真っ暗な峠道なので、これ以上走るのは危険だ。

この頃、ようやく「水源の森」「道志の湯」あたりに到着。
海抜650m位。
全身汗でズブ濡れなので、まず温泉に入る。
dousinoyu
ここは何度も来た事があるけど、今までで一番いい湯に感じた。
湯に浸かりながら、太股を念入りにマッサージ。

19:40頃  コンビニを見つけて、夜食に缶ビールとサンドイッチとフランクフルトを買う。
なぜか食欲があまりわかないので、今夜はこれだけ。
サンドイッチは半分残してしまった。明日の朝食べよう。

20:00頃  「道の駅 どうし」に到着。
キャンプ場でテントを張ろうと思っていたが、もう疲れ果てたので、道の駅の駐車場にテントを張ることを思いつく。
念のため、テント禁止かどうか、張り紙類をチェックしたが、どうやら禁止らしいことは書いてない。
念には念をと、職員っぽい人に声をかけて訊いてみたが、いいとも悪いともわからないような様子。
結局、ここにテントを張ることにした。
クルマ一台分もスペース取らないし。

道の駅の売店は既に閉まっていた。
人は少ない。静かだ。
トイレもあるし、おいしい水も汲める。快適な場所だ。

テントの中で食事して、その後のことはよく憶えていないが、30分以内に寝てしまったと思う。

本日の走行距離、約85キロ。
ずっと登り坂。
とにかく、疲れた。
でもまだ、峠の頂上まであと10キロ以上ある。
ここからはもっと険しく、急な登坂になるのだ。(たった10キロちょっとで650m→1100mへ!)
明日に備えてよく眠っておかないと・・・。


今回の旅は、「本」も「地図」も持ってきていない。
頭を空っぽにして、ただひたすら、走ることに専念するためだ。
なまりきった肉体を痛めつけ、そこから何かを得るのだ。


(2日目に続く)




(注: これは猫次郎個人の予定です。)

8/7 通常業務(きつい・・・)
8/8 議員有志の会の勉強会講師(借金自殺予防等について)
8/9〜11 夏休みを頂いて、自転車で300km単独ツーリング&キャンプ(根性を鍛え直してきます。ついでに腹の肉も・・・)
8/12 通常業務
8/13 月例無料相談会
8/14〜16 通常業務



その1. 
mat
司法書士の松鵜サキパパ先生から、素敵な玄関マットを頂きました。
またまたネコちゃんグッズが増えました。
(佐季papa先生ありがとうございました)

ちなみに、マットの下に写っている緑色のスニーカーは、私のです。


その2.
reelclock
ある特殊ルート(?)で、ちょっと変わった時計を入手しました。
釣りのリールの形をしていますが、釣り好きの人にもなかなかわからないかもしれませんね。
これは、米国のORVIS社製のBATTENKILL7/8というフライリールのボディをそのまま流用した時計なのです。本家本元ORVIS社製。レア物。
フライフィッシングのマニアが見たら、きっとすごく欲しがるんじゃないでしょうか。
私もフライを27年間やってますが、これは初めて見ました。
さっそく事務所の玄関に置きました。


そんなわけで、事務所の玄関がまた賑やかになりました。


「うっちゃりの精神」という言葉を、とても大事にしている。
生きる知恵として、はたまた精神の均衡を保つために、非常に重要だと思っている。

「うっちゃりの精神」とは、受験生時代、「Z会」の漢文の参考書に書いてあった言葉だ。確か「漢文法基礎」とかいうタイトルだったと思う。 この参考書は大変砕けた面白い解説ながら、東大受験生の多くが愛読しているほどの大変中身の濃い名著だった。私は東大を目指すほどの学力は全然無かったけど、とにかくこの頃は読書が好きでしょうがなかったので、新潮文庫の100冊などと同じ様な感覚で、参考書というよりは読み物として読んだ。(惜しくも絶版)
著者の先生いわく、「漢文には、レとか一とか二とか変な記号がいっぱいついていて、ややこしいことこのうえない。これを克服するには、この記号をある程度うっちゃっておくことだ。そもそも漢文は中国語であり、記号は日本人が読解のために後からつけたものだから、無くて読めるならそれにこしたことはない。記号のために漢文に苦手意識を持つようじゃ本末転倒だ。漢文を得意にするためには、大雑把になること。うっちゃりの精神が大切だ。」(以上、引用ではなく自分の記憶をたどって意訳)  ・・・と、そんなことが書いてあったと記憶している。

受験勉強自体はほんの短い期間しかやらなかったし、中でも漢文なんて、この1冊を読んで終わりという程度でしかなかったのだが、とにかくこの「うっちゃりの精神」という言葉だけが、20年以上経った今も一人歩きして私の頭の中に残り続けている。

仕事でも何でも、生きていると、「答え」の出ない問題は多い。
「答え」の出ない問題に無理矢理「答え」を求めようとすると、精神的に参ってしまう。
最後は自滅してしまうかもしれない。
そうならないようにするためには、そこそこに「問題をうっちゃっておける」「気にしない」精神が必要だと思う。

たとえば、以前私は自分が「ブラジルかぶれ」だと書いた。 また、ブラジルの古いサンバの歌詞には、「こんな悩みがある。こんな悲しみがある。だから歌おう。きっと明日はいいことがあるさ」 みたいな、まさしく「うっちゃりの精神」以外の何物でもないものが多い。 そのためか、ブラジルは日本とは比べ物にならないほど経済的にも治安的にも過酷な環境(のよう)だが、それでもみんな陽気にたくましく暮らしている。

「景気が悪い」「収入が減る」・・・すると、厳しい現実が迫ってくる。
そんなとき、全力で克服しようと努力することも必要だが、それでもどうにもならない場合は、無理して答えを出そうとしないで、「うっちゃっておく」「何もしない (Do Nothing)」 ことも考えてみてはどうだろうか? そこから何かが生まれることもあるし。





わたしのまわりだけかもしれないが、掲題のとおり、「7月の売上は過去最低でした・・・(泣)」 という会社が非常に多い。 もう異常なほど多い。たとえばこんな具合に。

・都内の中古車屋さん: 「7月は前月比30%減、前年比にいたっては80%減でした。7月に売れた中古車は2台だけです。もうやってられません(泣)」

・都内のサービス業さん: 「7月は制約ベースで800万、しかし入金ベースでは150万しか入っていません。去年の10分の1です。今月は設立以来初めて、給料の遅配をしました(泣)」

・都内の広告業さん: 「今月はどういうわけか、売掛金の入金ズレが多いですね〜。ホントは月末に25件、600万円ほど入ってくる予定だったんですが、8月1日正午現在、まだ12件、270万円しか入金ないッスよ〜。いくらなんでも、こんなに多いのは初めてですわ(泣)」


不景気不景気ってずっと言われ続けているけど、ここまで「冷え込んでいるなあ〜・・・」と実感したのは初めてかも。

皆さんのまわりはどうですか?



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