吉田猫次郎ブログ

事業再生、倒産回避、資金繰り改善、連帯保証人問題、借金自殺防止 ・・・などが専門ですが、ここはブログなので、もっと気楽にいろいろ書きます。

 

借金自殺を防ぐための諸活動 (その1)


Category: 借金苦による自殺問題   Tags: ---
私は数年前から、猫次郎経営研究所の仕事とは別に、借金自殺に関連するボランティア活動(のようなこと)をしています。

内容は大きく分けて、

(1)既に自殺で家族を亡くしてしまった遺族の方へのケア
(2)今まさに借金苦で死にたいほどツライ思いをしている人のための借金相談

に二分されます。

時間の都合や予算の都合、その他いろいろ考えるところがあって、(1)のほうは完全無料でいつでも無条件に、私自身が相談に乗らせて頂いています(但しメールのみ)。 相談は結構多く、ほぼ毎日のように遺族の方からメールが来ます。内容は、債務者であるお父さんやご主人などが亡くなられた後の借金返済がほとんどです。

が、(2)のほうは、一切無料で受けるほどのサービスはしていません。しかし(2)のような方に自殺を思いとどまって頂くために、ホームページ上で誰でもいつでも閲覧できるように、問題解決のためのヒントを随所に散りばめており、ホームページを熟読すれば借金苦で死のうなどとは考えなくなっていくくよう工夫をこらしています。またこれを補完するような意味で、月に1度だけ、毎月第2水曜日に、無料電話相談会というのを開催しています。この日だけは電話相談に限り、何回でも相談無料です。(詳しくはHPの「相談案内」参照)

それ以外は無料ボランティアの領域を外れ、有料になります。我が猫次郎経営研究所は倒産回避・事業再生のプロフェッショナルですので、倒産の危機に瀕している中小零細企業の事業主のみを対象として、プロとして有料で、随時相談に乗っています。(法遵守、同業他者との棲み分けも意識し、弁護士法に抵触するような個人の法的債務整理有料相談・手続き代行は弁護士さんや司法書士さんたちにバトンタッチしています)

面白いもので、いろいろな人の相談に乗っていると、たとえどんなに死にたいほど悩んでいても、具体的な解決方法を詳しく示してあげると(注:どんな危機的状況にある方でも最低2つ以上は解決方法があります。どんな人でもです。断言します)、しだいに目が生き返ってきます。そしてさらに詳しく、どの方法を取るとどのようなメリット・デメリットがあり、どの部分を犠牲にすればどのような突破口が開けてくるかを説明すると(注:無傷で借金問題を解決することはできません。必ずちょっとした犠牲を伴います。しかしその犠牲とは、なにも命を捨てるほどのものではありません)、それを聞くにつれ、「よーし、やってやるぞ!少しぐらいの犠牲は覚悟だ!死ぬくらいなら、死ぬ気で借金と戦ってやるぜ!」と、別人のように生気がみなぎってきます。

猫研の勉強会常連の方や、猫次郎塾に長期間在籍して活発にコメントを投稿してくださっている会員さんの多くも、最初は真っ青な顔をしていたのが、次第にこのような変化を遂げて生きる気力を取り戻した人たちです。今では笑いながら(不謹慎ながらゲーム感覚のように)借金の整理を勉強・実践しています。頼もしい限りです。

しかし、この活動をするにあたっては、ひとつ非常にデリケートな問題があります・・・

(つづく)


猫次郎

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当ブログの登場人物紹介


Category: 猫研関係者が書いた過去ログ   Tags: ---
◆福臨鉄: 元○○金融公庫職員。勤続20数年。東北在住。公庫在職中は主に回収業務を中心にやっていたので、債権回収(法的回収&任意回収)のノウハウ・手口については半端じゃなく詳しい。しばらく猫研に勤務していたが現在は東北の実家で療養中。

◆山本研究員: 猫次郎経営研究所の正社員。数年前までは不動産業者だった。不動産業歴20年。競売と任意売却とそれに伴う不良債権処理や債務整理を知り尽くしている。(猫次郎の相談客だった時期もある。拙著『猫の手貸します、その借金なんとかしましょう』に体験記が掲載されている。)

◆kero: 本業は製造業とコンピュータ関係。その傍らで、猫次郎塾の会員登録を担当してくれている。若くて温厚な人柄だが、過去にヤミ金と戦った壮絶な経験あり。拙著『猫の手貸します、その借金なんとかしましょう』に体験記が掲載されている。

◆老鳥: 秋田県で、「猫次郎分塾」として、ボランティアで債務整理の定期勉強会を開催している法律関係職のオジサマ。拙著『猫の手貸します、その借金なんとかしましょう』に体験記が掲載されている。実は地元の超エリートだったりする。

◆武有兵: 自動車関連業の経営者。先代が事業で背負った億単位の借金を、競売と任意売却の併用で激減させて、しかも取られた不動産を取り返した経験あり。猫次郎のいくつかの関係著書に体験談が掲載されている。実はここでは1.2を争う頭脳の持ち主。

◆裏猫研究員: 匿名の金融機関職員。現役バリバリ。超若手のヤリ手。

◆やくざなD : 田崎総研代表。企業再生コンサルやNPO活動など幅広く活躍する。顔がヤ○ザみたいなので初対面の人はまずビビる。拙著『猫の手貸します、その借金なんとかしましょう』の専門家インタビューの章に掲載されている。

◆津軽税理士 : 数少ない債務圧縮を主とした企業再生ができる凄腕税理士。

◆吉田猫次郎 : 5冊目の著書が出ました。ヨロシク。 
         ホームページは http://www.nekojiro.net/ です。



ある商工会経営指導員さんの引退


Category: 猫研関係者が書いた過去ログ   Tags: ---
 私が、その昔某公庫の職員で「競馬場のある支店」に勤務していた頃にかなり
薫陶を得た経営指導員さんから定年退職の挨拶状を頂戴した。
当時は、一時債権管理の担当をはずれ「融資相談」の窓口を担当していた時期でも
ある。「融資相談」というと直接相談や借入申込にいらっしゃるお客様が最初に
接する部署であり、公庫の第一印象を左右する重要な役割を担う部署でもある。
 一般にその機能として求められるのは
 ① 借入申込に関する適切な助言と各種相談に応じること
 ② 地域の経済・金融動向を参考にしつつ申込動向等の統計資料の整備
 ③ 後続する審査事務が円滑に進むように信用調査を進める上での必要
   書類の提出をお客様に依頼したり、お客様の要望等を記録・伝達すること
 ④ 外部団体との連携を深めること
 ⑤ 支店の情報発信拠点となること
 等多機能が求められるのである。私の場合は、マル経資金の審査や時期的に教育
資金の審査、県内の「景況調査」のとりまとめも担当していたから非常にやりがいの
ある部署でもあった。
 そのような中、特にお世話になったのが件のI指導員であった。一風変わった
経営指導をする方でその指導が徹底しているのである。当時勤務されておられた
商工会地区は工業分野では、工場団地に上場企業が立地し地元の企業との間に
いわゆる「重層構造」が見られる一方、地場産業ともいえる繊維産業が比較優位を
失って衰退基調。商業においては購買力の流失が著しいといった経営指導を進める
上では問題の多い地区でもあった。
 記帳のイロハから、個別企業の抱える問題点の改善に会員さんと一緒に考えて
いくという根気の要る仕事を難なくこなしてしまうのである。会員さんに接する
姿勢も時には非常に厳しく、時には人間味たっぷりに優しく接するその使い分けが
絶妙であるのだ。推薦するマル経資金の推薦書も資金効果を含め、問題点の指摘
今後の指導方針まで詳細に記載され、まさに「模範的」なものであった。
その人柄から地域の「困り事相談所」的な存在でもあり、時には公庫の業務運営
にも苦言を呈するなど私には非常に頼りになる存在でもあった。
 商工会は地域の小規模企業者とにとっては最も身近な存在である。起業から
事業の終焉までようようなサービスを受けることができるのである。そしてその
敷居は決して高いことは無い。この多機能性を利用しない手はないのである。
日々の記帳がどうも→記帳代行をしてもらえる。経営分析のおまけ付である。
経営が危機に瀕している→専門相談機関を紹介してもらえる。
積極的に経営改善を進めたい→エキスパートの派遣を斡旋してくれる。
老後が心配→各種共済制度がある。
とにかく困った→認識した時点で即相談である。

 ワンストップで様々な問題解決、それが商工会の役割であり、中心になるのは
人生経験豊かな経営指導員の方々である。改めてそのことを認識する挨拶状で
あった。
                               
by 福臨鉄

04 2005
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プロフィール

吉田猫次郎

Author:吉田猫次郎
中小・零細企業・自営業向け事業再生コンサルタント。認定事業再生士(CTP)。経営革新等認定支援機関(株)NEKO-KEN代表取締役。
本名はホームページや書籍に記載。
著書多数。講演・メディア出演多数。
1968年東京生、乙女座、A型、申年、五黄土星。

20代の商社マン時代に高額の連帯保証人になり、その後、1998-2000年の脱サラ時に、借金苦・倒産危機で考えられる最悪の事態をほぼ全て体験したことがある(高利の連帯保証人、ヤミ金の怖い取立て、手形不渡り、ブラックリスト、強制執行など・・・だが自己破産はしなかった)。

趣味は釣り、アウトドア全般、ほか。

最近はスポーツらしいこともするようになり、2012年(44歳)でトライアスロンのオリンピックディスタンスに初挑戦&完走。2014年(45歳)でフルマラソン初挑戦&完走。2015年(46歳)にはトライアスロンのアイアンマン70.3に初挑戦&完走。2016年も完走。徐々にメタボ解消。だがすぐにリバウンド。

嫌いな食べ物は、ダイコンと漬物。特に「たくあん」が大の苦手で、あれを食うのは、どの拷問よりも苦痛だと思う。

 
★ 「相談」をご希望の方は、当ブログではなく、ホームページのほうに申込方法等を記載していますのでご覧下さい。有料と無料があります。 → 吉田猫次郎ホームページ

★ 取材、講演、執筆依頼は、直接メールまたは電話またはFAX下さい。 ooneko@nekojiro.net TEL(03)5342-9488 FAX (03)3229-8329

 
 
 
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