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吉田猫次郎のブログ(2005年~2020年分)

事業再生コンサルタント・吉田猫次郎の旧ブログです。恥ずかしいけど残しておきます。2021年からは別の場所に移転しました。

 

同族経営、内部からの崩壊、不渡り、そしてそこからの再起


Category: 企業再生・事業再生関連   Tags: ---
先々週、某SNSでこんなことを書きました。

≪ 約束手形の不渡りの現場に立ち会った。非常に荒れていた。

と言っても、暴れていたのは債権者ではなく、親族だった。

これをもし映像化するとしたら、テーマは「不渡りの修羅場」ではなく「同族経営の醜態」のほうが合っていると思った。

しかし、どんなに同族間で罵り合っていても、第三者(特に経験者か専門家)の言う事には耳を傾けてくれるものだ。最後は笑いながら収束した。

2回目の不渡り(=銀行取引停止処分)は回避できそうだ。

これからが再起だ。

笑う門には福来る

(笑いがないと福はやってこないヨ)  》



あれから2週間。

事態が良い方向に向かってきたので、当事者の方から同意を得て、ここに書きます。


手形を振り出した先は、仕入先でした。

社長一人による自力交渉(但し経営改善計画書の計数計画は私がお手伝いしました)により、仕入先の理解を得ることができ、すべての手形をとりあえずジャンプ(手形を数枚に分けて支払いを先送り。応急処置ですね)させてもらい、ひとまず2回目の不渡りは回避することができました。


この会社、税金や社保や給料の滞納はありません。そこは大変立派です。

金融機関にはリスケしていますが、私にいわせれば、リスケ程度ならまだ「軽症」です。

財務内容は、表面上は軽度の債務超過(実バラベースでも軽度の債務超過)、PLは役員報酬を従業員並みに下げてその他の経費もとことん切り詰めても営業赤字。要は損益分岐点を下回る売上高です。資金繰りもそれに比例して窮しており、3年間リスケをしているのに、現預金残高はいつも月商の0.2ヶ月分を下回っています。これでは手形を落とすのは困難でしょう。手形を切ってはいけない状態です。


よって、再起に向けての最大の課題は、コストカットなどよりも、「売上を伸ばすこと」に尽きると思います。


また、売上が伸び悩んでいた原因のひとつとして、私は、外部環境の変化などに加えて、内部要因(営業マンが勤続40年以上になる親族で、既存の得意先しか回っていない、社長は資金繰りばかりしている、等)もあると感じました。ここを変えれば、ビジネスモデル自体は悪くないので、損益分岐点を上回る売上高ぐらいまでは伸ばせるのではないかと。


いつも思いますが、会社は、「債権者に潰されるケース」は驚くほど少なく、「内部から崩壊して自滅するケース」のほうが圧倒的に多いです。 そうならなければ、倒産はかなり防げると思います。




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昔も今も、倒産原因の約7割は「販売不振」


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もう一つ、メルマガから引用します。


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吉田猫次郎メールマガジン (「まぐまぐ」有料版 0001370151)
http://www.mag2.com/m/0001370151.html
『倒産危機は自力で乗り越えられる!』
【第239号】 2018年10月10日配信 (毎月10日、20日、30日定期発行)
【登録料金】 518円/月(消費税8%込み) (=1配信あたり税抜き160円)
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倒産原因の約7割は「販売不振」


ソースは帝国データバンクや東京商工リサーチから発表されている各種資料が元になりますが、
中小企業庁のホームページでも確認できます。
例えばここです。
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/tousan/index.htm
ここのExcelデータから一部抜粋します。

「原因別倒産状況」
平成24年 倒産件数合計12,124件 うち販売不振が8,574件(全体の71%))
平成25年 倒産件数合計10,855件 うち販売不振が7,468件(全体の69%)
平成26年 倒産件数合計 9,731件 うち販売不振が6,708件(全体の69%)
平成27年 倒産件数合計 8,812件 うち販売不振が5,959件(全体の69%)
平成28年 倒産件数合計 8,446件 うち販売不振が5,759件(全体の68%)
平成29年 倒産件数合計 8,405件 うち販売不振が5,813件(全体の69%)

毎年きれいに、70%前後で推移していますね。

ちなみに、残りの30%は多い順に「既往のしわよせ」「連鎖倒産」「過小資本」「放漫経営」「その他」「設備投資過大」「信用性の低下」「売掛金回収難」「在庫状態悪化」と続きます。

こう言い換えることもできそうです。
「売り上げさえ回復させることができれば、7割は倒産回避できた」 


私たち事業再生コンサルの多くは、やれ財務体質改善だの、やれリスケだの、コスト削減だの、銀行交渉だのと、売上向上よりも費用削減寄りのアドバイスに偏ってしまいがちです。

でも本当は、「売上をもっと伸ばすこと」 のほうが重要なのだと思います。
もっと真剣に、売上を伸ばす努力をしましょう。

とはいえ、資金繰りが火の車だと、売上を上げるための資金もないし、精神的にも金策で一杯一杯で
本業が手につかないし、悪循環から抜け出せず、なかなか売上を伸ばせません。

私は、15年前に『借金にケリをつける法』という本を上梓した頃から、こんなことを書いていました。
「借金問題は2の次。資金繰りも2の次。何よりも、本業に専念しましょう!」

借金や資金繰りにとらわれて、本業が手につかないような精神状態になると、
いい仕事ができず、売上はますます落ちてしまいます。

売上が落ちて、金策にばかり明け暮れていると、そのうち誰も支援してくれなくなり、金策も行き詰まり、道がふさがってしまいます。悪循環の最たるものですね。

そうならないようにするためには、意識改革し、金策を後回しにしてでも「本業」で売ることを第一に考え、行動すること。


また、資金が逼迫した中でモノを仕入れたり売上を伸ばしたりするのは容易なことではありませんから、意識改革だけにとどまらず、知恵を振り絞って、思い切った構造改革を敢行することも必要になります。 (例:仕入れを必要としないビジネスモデルの確立、売掛をより早く回収できる仕組み作りなど)


ざっと例をあげれば、(中略)

大丈夫。やればできます。


以上まとめると、

・倒産原因の7割は、販売不振によるものである。
・ということは、販売不振を防ぐことができれば、倒産はかなり防げる。
・だが、倒産危機に瀕すると、資金的にも逼迫し、精神的にも一杯一杯で、営業どころではなくなる。
・そのような逆境の中で、本業に専念し、売上を増やすには、普通のやり方ではダメである。

 意識改革と、構造改革の両方が必要である。
・資金繰りは2の次。(極端な話、債権者対策を後回しにしてでも、本業を第一に動くこと)
・また、仕入資金が枯渇してしまっていることも多いと思うので、その対策には工夫をこらすこと。
・必要に応じて、ビジネスモデルの大変革も必要である。
・営業キャッシュフロー(例えば売掛と買掛の調整や、現金商売、前金商売、サイトの短い工賃商売など)を強く意識し、借入に頼らなくても回していける体質づくりに本気で取り組む良いチャンスでもある。
・金融に振り回されず、本業とじっくり向き合い、本業第一でアクションを起こそう。

  • 登録、解除の手続きは、「まぐまぐ」のページから、ご自身でお願い致します。
適宜の方法により出所を明示することにより、引用・転載複製を行うことが出来ます。
但し引用の際は、著者名と引用元を明記願います。 (無断転載は厳禁!)

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(猫)

「ものづくり補助金」についての、私の本音


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monodukurijisseki


認定支援機関として私が「ものづくり補助金」に関与するようになってから、今回で3年目になります。
1年目~2年目までの平均採択率は、82%ほどでした。
全国平均の採択率が30-43%と低いので、その中ではかなり高い成功率だと思います。

しかも、うちは事業再生コンサルタントが本業なので、依頼者の多くは経営再建中の厳しい会社(債務超過、金融支援不可など)が大多数を占めていましたので、その中にあって82%の成功率というのは、胸を張っていいのかもしれません。
3年目の今年は、だいぶ慣れてきたので、もっと高い採択率を狙っています。
目指すは100%!!

ですが、私の心の中はちょっと複雑です。

(1)成功率82%ということは、つまり、残りの18%は失敗だったことを意味します。
失敗はつきものとはいえ、真剣勝負でこの補助金申請に臨み(書類作成も本当に骨が折れる・・・)、本当にこの補助金を必要としていた会社ばかりでしたので、落ちたときは本当に残念でした。
このようなプレッシャーを今年も味わうのかと思うと、ちょっと気が重くなります。

(2)ものづくり補助金の申請要件の中に、「認定支援機関の全面的バックアップを受けている会社」 という記述があります。
よって、私は、補助金申請だけを単発的に請け負うことはしたくありません。
ネットやDMではそういう認定支援機関も散見されますが、そういうのは「全面的バックアップ」と言い難いのではないか?スジが通っていないのではないか?と考えています。
私のところに依頼に来られる方の中には、明らかに「補助金だけが目的」の方もいらっしゃいます。
そのような方には、スジを通すべく、「国の公募要項にも全面的バックアップが条件と書いてありますから・・・」と説明し、申請だけでなく採択後の5年間も認定支援機関のケアが必要なことなどにも触れ、単発的な補助金ゲット請負ではなく、経営コンサル的な支援も含めた長いお付き合いをお勧めしています。
しかし、中にはいくら説明しても、「補助金の採択まで面倒見てくれればいいんですよ!」 という方が一定数いるのも事実で、そのような方とどう取り組んでいくか、悩みは尽きません。

(3)いちばん気持ちいいお付き合いができるのは、低額でいいので月額固定の顧問契約を締結し、会社の経営全般について診させていただきながら、その取り組みの中の一部として補助金申請支援もする、というような形です。
これなら、もし補助金申請が不採択(不合格)になっても良好なお付き合いが継続できますし(そもそも全国平均で30-43%という狭き門なので、100%採択されると思われては困ります・・・)、その会社の深いところまで理解できるので、結果的に補助金申請書の出来栄えも良くなり、採択率(成功率)も上がります。今年落ちても、一丸になって落ちた原因を改善して、翌年にはリベンジできたという事例もあります。こういうお付き合いができるのなら、国が掲げた「認定支援機関の全面的バックアップ」と矛盾はありませんし、補助金の間違った使い方なども起こりません。採択後のケアも滞りなくできますし、採択後に経営状態が悪化するようなことも起こりにくくなります。こういう形でなら、格安の報酬で気持ちよくお受けしたいと思います。そんな依頼ばっかりだといいなあ~

(4)ウチは成功率82%だったと冒頭で書きましたが、採択された会社はどれも例外なく、お付き合いの長い会社でした。初期のころは倒産寸前の状態で相談に来られ、その後、延命だのゾンビ企業だのと揶揄されながらもしぶとく事業を続け、近年になってようやっと黒字化にこぎつけ、黒字化が3年以上続き、正常な良い会社になるまであと一歩というところまできた、これぞ「ザ・事業再生」といった様相の会社ばかりです。言い換えれば、私はそこまで全面バックアップしてきました。僭越ながら。

(5)長々と書きましたが、以上が私のホンネであるとはいえ、実際には、お付き合いの短い会社の、単発的な補助金申請支援の依頼も喜んでお受けしたいと思います。どうぞお気軽にご相談ください。 (←これも本心です)


ものづくり補助金、公募開始!(平成29年度補正ものづくり・商業・サービス経営力向上支援事業補助金)


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正しい名称は 「平成29年度補正ものづくり・商業・サービス経営力向上支援事業補助金」 といいます。
通称「ものづくり補助金」あるいは「もの補助」。

昨年12月下旬に閣議決定されましたが、2月28日の午後に、全国中小企業団体中央会のホームぺージで公募開始の告知がなされました。
そして、3月1日の午後から、全国各都道府県の中小企業団体中央会のホームページで、ぞくぞくと、公募要項や説明会の日程などが告知されはじめました。

この補助金に興味のある方は、まず、あなたのお住まいの都道府県の中小企業団体中央会のホームページを開き、「平成29年補正ものづくり~」の公募要項を読んでみて下さい。
また、説明会が3月7日~3月中旬までの間に全国各地で開催されますので、それに参加してみてください。(FAXで申し込みが必要な都道府県がほとんどです)

参考リンク:
東京都中小企業団体中央会 https://www.tokyochuokai.or.jp/flash/1580-2018-03-02-17-00.html
大阪府中小企業団体中央会 https://www.maido.or.jp/mono_hojokin/mono_H29/


今年の中小企業向け補助金・制度融資などは、どうなるのか?


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12月22日に、30年度の予算案と29年度の補正予算案が閣議決定されました。
報道内容はこちら。

≪政府は22日、平成30年度予算案を閣議決定した。一般会計総額は97兆7128億円と6年連続で過去最大を更新した。社会保障費が高齢化によって過去最大に増え、北朝鮮情勢の緊迫化を受け防衛費も拡大。一方で、景気回復に伴う税収増で新規国債発行額は33兆6922億円と8年連続で減らし財政健全化にも配慮した。同時に決定した29年度補正予算案とともに、来年1月に召集する通常国会に提出する。≫
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171222-00000534-san-bus_all

通常国会は、1月22日に召集されるそうです。

この中で、中小企業経営者に関心が高いと思われるのは「29年度補正予算」のほうですが、
これについての具体的内容は、12月25日に経済産業省のホームページで公表されました。
必読です。
http://www.meti.go.jp/main/yosan/yosan_fy2017/hosei/index.html

この中から、少し引用してみましょう。

まず目次。
黄色でマーキングした部分が、多くの中小企業・小規模事業者に関係の深そうな部分ですね。
mokujikeizaisangyoushou

14ページ「小規模事業者支援パッケージ事業」
こういうのは大抵、題名に国の熱い思いが込められていることが多いので、題名からしてヒントです。一字一句読むことです。(ちなみに小規模事業者とは、平たく言えば、零細企業~自営業者のことです。中小企業はここでは対象になりません。)
p14jizokuka

15ページ「サービス等生産性向上IT導入支援事業費」 
IT補助金の予算が、500億円と大幅にUPしました。注目に値します。会計処理のIT化はもちろん、前に長々と書いたキャッシュレス決済に向けたシステム導入なども当てはまるかもしれませんね。
ithojokin

16ページ 「事業承継・世代交代集中支援事業」
事業承継は昨今、深刻な問題です。なにしろ国内にある381万の会社のうち、後継者不足の会社が127万社もあるのですから。
jigyoushoukei

17ページ 「29年度補正ものづくり・商業・サービス経営力向上支援事業」
これも題名から要熟読です。「ものづくり」と「商業」と「サービス業」などが対象であることや、「経営力向上」を支援するための事業であることがわかりますね。ものづくり補助金の中身を読んでみると、一般型の補助率が1/2に下がったことがまず目につきますね。但し「経営革新計画」の承認など、ある要件を満たせば2/3の補助になるようです。また、「企業間データ活用型」に力を入れているのもわかりますね。予算は前年とほぼ同様の1000億円。小規模型も従来どおり有り。
monodukuri29hosei

19ページ 「認定支援機関による経営改善計画策定支援事業」
経営改善計画(主に金融機関向けと考えてさしつかえない)の策定にあたり、ウチみたいな認定支援機関を使えば、その計画策定費用の2/3までを補助するという制度。リスケなど金融調整の際に使うタイプと、まだ会社が正常に回っているうちに使う「早期」タイプがあります。
29hoseikeieikaizen


20ページ 「生産性向上に向けた経営力強化・設備投資支援」
ざっくり言えば、「経営力向上計画」が国に認可された会社向けの、日本政策金融公庫の融資のようですね。
keieiryokukoukou29kokkin

(以上。引用元は http://www.meti.go.jp/main/yosan/yosan_fy2017/hosei/pdf/pr_hosei.pdf )
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この中で、NEKO-KENにできることは、次のとおりです。

・ 「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援事業」
  → 採択率39%の狭き門の中、うちは82%の成功率でした。

・ 「認定支援機関による経営改善計画策定支援事業」
  → 27年に認定支援機関として登録する前から、経営改善計画の策定支援は実績豊富です。事前打ち合わせからバンクミーティングに至るまでの段取りも経験豊富です。

・ 「小規模事業者支援パッケージ事業」
  → 小規模事業者持続化補助金も、顧問先へのサービスの一環として、多数お手伝いしたことがあります。成功率はだいたいですが8割位でした。

・ 「生産性向上に向けた経営力強化・設備投資支援」
  → これを申請する際に、「経営力向上計画」の承認と、事業計画書の提出が求められると思われますが、その2つは得意分野ですのでお手伝いできます。

・ 「経営革新計画」
  → 認定支援機関のことを、正式には「経営革新等支援機関」といいます。うちもその1つです。文字通り、経営革新計画の策定支援は得意分野のひとつです。

・ その他
  → NEKO-KENは事業再生コンサルタントを主業務としていますので、事業再生の渦中にある会社(他所のコンサルタント会社では敬遠されるような財務内容の会社)であっても、上記の「補助金」「経営改善計画」「経営革新」「経営力向上計画」などを数多くバックアップし、高い確率で成功してきた実績があります。 また、本を12冊書いた実績がありますので、いわゆる「作文能力」というか、長い文章を「読ませる能力」が少し長けているかもしれません。 また、同業の認定支援機関との交流が多いので、情報源が豊富にあるのも強みのひとつです。

尚、上記いずれも、成功報酬は格安なのですが(他社では2割くらい取るところも多いようですね・・・)、依頼を受けた会社のことを熟知しないと良い仕事ができませんし、補助金や経営革新を受けた後のフォローも5年間しなければなりませんし、公募要項にも「認定支援機関の全面的バックアップを受けた会社」という条件がついていますので、その意味でも、長期的な顧問契約を前提とさせていただきます。 (但し、昔の顧問先や、勉強会の常連さん、単発相談の多かった方など、例外もありますので、まずは柔軟に事前相談をお受けしたいと思います)


吉田猫次郎

ヤミ金の相談について


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ヤミ金から借りてしまった中小企業経営者さんからの相談も、時間があればお受けしています。
但し条件があります。

1.無償でしかお受けできません。 (=お金を取ることができません)
2.うちの無料相談は毎月「第2水曜日」のみですので、よほどの緊急事態でない限り、第2水曜日にご相談下さい。

そういえば、最近、youtubeで私が出ているようです。(再生回数100万回以上とか?)
2008年か2009年頃、日本テレビ「リアルタイム」に出演したときの、中小企業の倒産の現場の映像ですね。
ヤミ金に預けた約束手形が不渡りになる、リアルな瞬間です。
2時59分まで不渡り回避に尽力しましたが、うまくいかず、2度目の不渡りを・・・
(だが映像の後、この方は不死鳥のように再起しました)
この映像を担当したディレクターさんは、日テレの報道局長賞を受賞したそうです。

当時、テレビ取材のためによくNEKO-KENの無料相談会にテレビカメラを持って来ていました。
そしてある日、午後3時過ぎに、「あの~、ヤミ金から20社以上借りていまして、ついさっき1度目の手形不渡りを出してしまったんですが、2度目のl不渡りを回避する方法はないでしょうか・・・」という新規の電話相談がきたのです。
私とディレクターは、翌日、現場へ向かいました。
そして、無償で相談をお受けして、できるだけのことをして帰ってきました。
それが、あの映像です。

私自身、西暦1999年~2000年にかけて、資金繰りのためにヤミ金6社から借りて怖い取り立てを受けたり、一度だけですが6時間ほど事務所に監禁されたり、約束手形の不渡りを1回出したりという苦い経験があり、またそこから抜け出した経験もあります。当時は法規制がゆるく、ヤミ金もやりたい放題でした。

それと比べれば、昨今はかなり解決しやすくなっています。

今、一番のオススメは、うちになど相談に来ないで、弁護士さんに相談されることです。
(弁護士さんも昔と違って、ヤミ金相手でも手際よく交渉してくれるようになりました)

特に、最近のヤミ金は、暴力的な取り立てをするところは皆無に近く、そのかわり、知能犯が増えています。
(「ファクタリング」と区別のつかないような業態で超高利を取ったり・・・)
なのでますます、ウチなんかよりも、まずは弁護士さんに相談されることをおすすめします。


吉田猫次郎

どんどん進む「キャッシュレス化」 (その2)


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猫次郎です。

2017年6月に、「どんどん進むキャッシュレス化」と題して投稿し(記事はここをクリック)、早半年が過ぎました。

この半年の間に、どうやら、予想以上の早さでキャッシュレス化が進んでいるようです。

ざっと検索しただけで、こんなに出てきます。

「現金が消えたスウェーデンの事例」
   http://agora-web.jp/archives/2029740.html
「現金お断りの店、日本でも 賽銭もキャッシュレスに」 
   https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24767770Y7A211C1EE9000/
「世界で加速するキャッシュレス革命」 
   http://president.jp/articles/-/22449
「現金お断り!!ロイヤルホストの完全キャッシュレス実験店舗開店へ」 
   https://matome.naver.jp/odai/2150955094991480201

また、消費者サイドとしても、身近にこんな話をよく耳にするようになりました。

「息子のお小遣いの半分を、電子マネーであげています。 息子も、お母さ~ん、チャージして~! とせがんできます。お金の教育の一環です」(42歳自営業 3児の母)

「コンビニで買い物するときはいつも電子マネーだね。レジで並んでいるとき、前の人が小銭を出してモタモタしているのを見るとイライラするよ」(35歳 会社員 男性)

「交通費の決済はほとんどクレジットカード。そのほうがマイルが貯まるし、現金の立替がなくて金銭的に楽だから」 (44歳 会計事務所勤務 男性)

「1万円~50万円までの買い物や、海外旅行などは、全てクレジットカード。そのほうが、盗難や紛失、詐欺被害、旅行会社倒産など不測の事態に対処しやすいから」 (47歳 米国出張の多い小規模企業経営者 男性)

「めっきり現金を持ち歩かなくなっちゃったから、現金決済しかできない飲食店には、自然と行かなくなってきたなあ~」 (44歳 製造業 男性)

傾向としては、私の周りでは、30~40代の男性に特に顕著なようです。
(女性や高齢の方は圧倒的に現金中心ですね)

かくいう私も、つい2年ほど前までは徹底して現金主義でしたが、現在はあまり現金を使わなくなってきました。
電子マネーは、交通系のSuica、イオン&JAL系のWAON、三井住友カード系のiD、楽天系のEdyの4種類を使い分けています。
クレジットカードは、出張経費とネット通販が主ですが、航空系のVISAとMaster、プロパーのJCB法人の3枚を愛用しています。(キャッシング枠は0にしてある)

densimoney201801


話を続けます。

このブログは中小企業、零細企業、自営業者の読者さんが多いので、その視点で、キャッシュレス決済の導入のメリットなどを、私なりに述べてみたいと思います。(とりわけ小売業、サービス業の方向けに)

【キャッシュレス決済導入による、店舗側のメリット】
1. 売上向上
  - 現金を持ち歩かない客層や、外国人客もターゲットにできる。
2. 会計処理の効率化
  - キャッシュレス化が進めば、その分、お金の勘定が楽になるし、正確になる。
3. レジ回りの簡素化
  - 極端な話、レジを無くして、端末だけにすることも可能である。
4. 防犯効果
  - 現金がなければ強盗にも盗られないし、アルバイトや従業員に抜かれることもない。
5. 管理コスト削減
  - 確かにクレジット会社に手数料を払うことにはなるが、それ以上に会計担当者の人員削減効果やロス率減少効果、諸コスト削減効果のほうが大きい。


いかがでしょうか?

ここまで時代がキャッシュレス化に向けて大きく動いており、ここまで消費者サイドにもキャッシュレス決済が普及していて、ここまで効率が良いのに、それにもかかわらず「うちは現金決済だけだ!」 というお店(あるいは旅館、サービス業)があるとすれば、それは単なる意地か、機械オンチか、それともよっぽど現金商売に勝算があるか、そのいずれかでしょう。

そういえば、先日、台湾に旅行に行った方が言っていましたが、台湾では、屋台でドリンクを一杯買うのも、カードで買えるところが増えてきているとか。

とにかく、キャッシュレス化の波から、目を離さないようにしましょう。
近いうちに、もっと大きな変化があるかもしれません。
(みんな現金をおろさなくなって銀行の支店数やATMが激減するとか・・・?)

変化はチャンスです。

吉田猫次郎

「債権者本位」から「自分本位」へ


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身勝手なのはダメですが、きちんと筋道立てて、合理的な理由を説明することができれば、
債権者交渉は「債権者本位」から「自分本位」に進めることができます。

① 例えば、銀行への毎月の返済額。

 銀行さんとしては、「契約通りの期日に、契約通りの元金と利息を、キチンと返してくれよ!」 と当然のごとく考えますね。
これを無断で怠ると、契約不履行になり、それ相応のペナルティを受けます。
当たり前です。

 しかし、長く商売を営んでいれば、計画通りに事が進まないことが多々あります。
アテにしていた売掛金の入金が遅れているとか、急にクレームが発生したとか、原材料の原価が高騰したとか、急な人員不足とか、自然災害とか・・・。
 そしてその結果、銀行さんへ 「約束通りの期日に、約束通りの元金と利息を、キチンと返すこと」 ができなくなったとしたら、これはもう、銀行さんに猶予などのお願いをするしかありません。
そのお願いの内容は、「自分本位」にならざるを得ません。
自分本位な要求を銀行にお願いするなら、冒頭で述べたとおり、 きちんと筋道立てて、合理的な理由を説明することから始めなければなりません。

 「震災が原因で、3月から4月まで従業員の半数以上が出勤できなくなり、また原材料の供給も一部STOPしてしまった為、春の生産量が半分以下に落ちてしまいました。この間にライバル会社にシェアを奪われ、これに風評被害も加わり、夏以降の受注も激減してしまいました。これが窮境原因です。」
 「それでも震災から3年ほどは、自社の内部留保(自己資本比率62%、現預金残高は月商の5ヶ月分相当)を切り崩しながら、きちんと借入金返済を続けて参りました。」
 「しかし、もはや限界です。現在は現預金残高が月商の1ヶ月分を大きく割り、すぐに資金ショートしそうな状況です。また、この3年間赤字が続き、自己資本比率も5%を割り、いや、実質的には債務超過状態に転落してしまいました。」
 「理論上は、もう元本の返済ができなない状態にあります。」
 「つきましては、どうか、借入金返済の猶予をお願いします。こちらの希望は、さしあたって2年間、いえ、最低でも1年間は元本返済ゼロ、利息のみの支払いとさせて頂きたく、何卒お願いします。」
 「黒字化の目途はあります。震災後にシェアを奪われたものの、その後のたゆまぬ商品開発により、最近では当社の製品が再評価されつつあります。次の決算では4年ぶりに経常黒字化できそうです。契約どおりの元本返済の再開は、来年になるか再来年になるか、正直なところ、わかりませんが、できるかぎり早く元本返済を再開できるよう、綿密な経営改善計画を立て、実行します。」

 といったように。


② 債務免除(債権放棄)の現場においても、「債権者本位」ではなく「自分本位」の内容が認められやすくなりつつあります。サービサー交渉でも、弁護士さんおよび特定調停を使った公的金融機関の免除交渉でも。

 これもまた、「きちんと筋道立てて、合理的な理由を説明する」 必要があります。

 例えば先日、ある弁護士さんから、某公的金融機関(滅多に債権放棄してくれないことで有名なところ)の債務免除の事例を聞きました。
残元金3000万円、損害金6000万円、あわせて9000万円ほどの残債務から、
8千万円ほどを免除してもらい(特定調停で)、
差額の1千万円だけを、5年かけて、第二会社のほうで返済し続けるというスキームが認められたとのことでした。

 そのときの計算根拠は、次のとおりでした。

・もはや返済できる状態ではない。資産:負債のバランスで見たら、重度の債務超過なので破産しか考えられない。
・連帯保証している社長個人についても同様である。 破産したら、配当はゼロである。
・しかし、黒字化にこぎつけた新事業がある。
・かくなる上は、第二会社方式(事業譲渡)で、事業の継続を図りたい。
・ざっと試算して、事業譲渡した場合の新事業のCF(当期利益+減価償却費)は、年間200万円強である。
・計算上、200万x5年= 5年で1000万円以上を生み出す価値がある。
・これを計算根拠に、事業を1000ウン万円で新会社へ売却する。旧会社は1000万円ウン百万円の対価を得る。
 そこから税金など諸費用を引くと、ちょうど1000万円になる。これを全額借金返済に充てるから、残りの8000万円を放棄して欲しい。
・これなら、某公的金融機関にとっても(破産されるよりは)メリットがあるだろうし、債務者にとっても、破産せず再起できるからいろいろメリットが多い。


【長文】 NEKO-KEN相談員プロフィール


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2017年7月現在、NEKO-KENにはレギュラーの相談員が4名ほどいます。
時代に逆行し(先行し?)、平均年齢がグッと上がりました。
レベルもかなり上がりました。
全員、学識や資格があるだけでなく、倒産経験や借金地獄経験があります。
この2つを兼ね備えている事業再生専門家は、全国でもあまりいません。

(1) 須田 幸雄 認定事業再生士 60代 秋田県出身 中央大学大学院(会計)修了 破産と民事再生の実体験あり
(2) 廣田 守伸 認定事業再生士 60代 兵庫県出身 慶應義塾大学中退 早稲田ビジネススクール修了 民事再生の実体験あり
(3) 金久保 健 中小企業診断士 50代 埼玉県出身 新聞記者、専門学校講師、大学講師、マーケティングコンサル、診断士向け予備校講師などの輝かしい経歴があるが、借金地獄、税金地獄の実体験もあり
(4) 吉田猫次郎 40代 


以下、本人の書いたプロフィールを貼り付けます。長文です。(年齢順)


(1) 須田 幸雄 (すだ ゆきお)

生まれ 1951年8月生まれ   【四緑木星 卯年 乙女座 B型 長男】
出身地  秋田県
職 業 事業再生コンサルタント
所 属 ㈱NEKO-KEN
資 格 認定事業再生士(CTP) 認定番号CTP00275号
   日本ターンアラウンド・マネジメント協会 会員
◆略歴 
 中央大学大学院で会計情報システム論を専攻、キャッシュフローシステムの研究を行う。
 在学中母の急死により、心臓の悪い父を一人にしておけず卒業後故郷へ帰る決断をする。
 当時叔父が地域観光開発の会社設立を考えており、協力要請があった為出資を含め取締役として参加し、事業プロジェクトを任され、ホテル建設完成をもって役員を退任する。
 当時地元の子供達向け学習塾を開設、3教室まで拡大し収入も安定していたが、当該ホテルから相談があり、映像制作会社を設立。婚礼ビデオ及びTVCM受注や地元発表会の撮影依頼などが殺到し、文字通り目の回るような忙しさで順風満帆状況が続いていた。
 そのような折に新設結婚式場の役員に参加したことから、流れが変わり始める。
 施設建設資金の銀行融資に当たり、自宅の担保提供とともに役員として連帯保証を求められてしまう。こうして見切り開業でスタートした事業はたちまち運転資金不足に陥り、あとは高利の返済に追われる状況に陥ってしまい、ある日代表者は辞任退社。
担保提供と連帯保証でがんじがらめになっていた私は商工ローンの高金利と慢性赤字による倒産寸前状態の会社を引継ぐしかなかった。
 学習塾と映像制作で稼いだ資金はすべてこの赤字事業に補充することになり、2年間持ちこたえるも高利業者への返済に窮し、街金融や闇金融までに手を染めるまでに至ってしまい、数か所の弁護士に相談を行うも回答はどこも自己破産と自殺回避についてのみ。
 やむなく事業継続を断念し、法的整理を選択。自己破産を申請、財産全てを失う。
 弁護士からの指示により、小学生の長男と保育園の長女そして体の不自由な父を連れ、妻と5人で1台の車で住み慣れた街を後にした。この時は人生で一番どん底の時であった。
 その後家族で新天地に移り、再スタートのために就職した会社はほとんど休眠に近い大幅な債務超過企業だったが、これも何かの縁だと思いこの会社を復活させる意気込みで頑張ることにした。数年間は資金繰りに窮しながらも、銀行融資等でしのいでいたが、手形決済資金の準備不能を見越して民事再生法の申請を行うことになる。
法的整理については全く知識がなかったため、独学で認定事業再生士(CTP)の資格を取得し、この知識を基に民事再生計画の実行に関われたことは幸運であった。こうして裁判所の監督員による管理のもと、再生計画実行と経営立直しの実現により、3年後の終結決定を迎えることができた。
 こうして民事再生会社の完全再建とともに2代目経営者への事業承継手続を完了させたこともあり、定年を契機に退社の意向を経営陣に伝え円満退社できた。
 退社後はご縁を頂いた猫研にスタッフとして活動の機会を与えて頂くことになった。
観光開発会社の設立参加から計画プロジェクト担当およびその事業達成を20代で経験できたこと、その後の自分の会社経営および連帯保証・自宅担保提供から始まった自己破産による異郷の地での再スタート、就職した瀕死企業の立て直し(訴訟、口座差押え、暴〇団との交渉、税金社保による差押え、給与遅配による労基署の指導、手形不渡り、民事再生法申請、債権者集会、民事再生法認可、裁判所監督員管理下の経営、会社再建)についてあらゆる経験が出来たことは、今となっては人生最大の収穫であったと思う。
 私の歩んだ経験と同様、暗闇で苦しみもがいておられる経営者の方々に対して、一筋の明かりを灯せる灯台となり、自分の経験も踏まえ、一緒に対応策を考えつつ最適な方向が見いだせるような身近な存在になれればと思っている。

◆座右の銘 好きなことば
 夜明け前が一番暗い  朝の来ない夜はない
 悪いことが続くのは好転の兆し 好転は間近まで迫っている 
 利他の精神(相手を利することを思考の中心とせよ)
 至誠天に通ず 信念岩をも通す 成功は執念にあり(諦めずひたすら集中して考えよ)
 何もしないで過ごすより迷ったら一歩前に踏み出せ トップが変わればすべてが変わる
 悪い原因は他人ではなく自分にあり

◆趣味:海釣り:(ロックフィッシュ)
 旅行:(学生時代はバイトと旅行に明け暮れ一人で北海道、九州を気まぐれ旅)
 音楽:演歌(シャンソンもフリオも)大好き(カラオケ20年以上ご無沙汰)
 映画:ハラハラドキドキするもの(ゾンビ映画はきらい)
 *感動作品:パピヨン(スティーブマックイーン)ドクトルジバゴ(50年前の作品)

◆性格
 子供のころはガキ大将で喧嘩やケガが絶えなかった。
 中学時代までは校内で喧嘩により職員室に呼び出され、正座をよくさせられていた。
 高校入学以降は一転おとなしくなり、模範高校生となった
 人との争いをしなくなってからはいろんな人との広い付き合いができるようになっている。
 温厚ないい人のイメージで見られるが、曲がったことは嫌いで、芯は人並み以上に強い。
 やると決めたらやり遂げることをモットーとしている。

◆専門分野
資金繰りの考え方 キャッシュフロー経営
損益分岐点を使った経営計画の立て方
経営内部システムの確立(社内体制の見直し) 事務管理システムの構築
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(2) 廣田守伸 (Morinobu "papa" Hirota)

◇生年月日・出身地など :
 1955年(昭和30年)10月27日  (乙未年 九紫火星 さそり座 血液型はA型)
 兵庫県芦屋市生まれ、西宮市育ち、現在は芦屋市在住 

◇資格・免許 :
 認定事業再生士 (CTP) (第1期 認定00023号)
 AFP (2級ファイナンシャル・プランニング技能士)
 2級心理カウンセラー (日本プロカウンセリング協会)
 自動車の免許 (普通・中型・大型自動二輪) お船の免許 (1級小型船舶)

◇所属団体など :
・事業再生実務家協会正会員
・日本ターンアラウンド・マネジメント協会会員
・日本事業再生士協会会員

◇好きなお言葉 :
 (一所懸命やった上で)「なるようになる 心配するな」 (by 一休和尚)

◇趣  味 :
 ウインドゥショッピング(街歩き) 山歩き 水遊び

◇再生の仕事への思い :
 「会社は必ず「元氣」になれる! 一人で悩むのは、もうおしまいにしましょう!」

私は元々、中堅洋菓子メーカーの代表取締役社長を務めていました。
経営のツメの甘さもあり(なんせ菓子屋ですから)、時代背景もあり、不本意ながら自社の経営破綻(民事再生)や、それに伴う色々の事後処理を経験することになりました。
経済情勢の先行きが見えない今、多くの中小企業経営者の方々が、業績を維持し発展させるために、日夜、血の滲むような努力をされています。
しかしながら、中小企業の宿命か、ほんの些細なことがきっかけになって、苦境に陥ることも珍しくはありません。
そんなときに「どうしたら良いのか?」と自問自答し、書店でいわゆる事業再生関連や会計・マーケティングの書籍を買い求め熟読するなどして、懸命の立て直しを図られることでしょう。
相談相手を探すこともされるでしょう。
でも残念ながら、面と向かって相談できる相手がなかなか見つけられない、というのが自らの経験上も、数多くのご相談を受け支援してきた経験からも、現実だと感じています。

私は、自らの経験を活かし、さらに信頼のおけるコンサルタント仲間をはじめ、弁護士・司法書士・公認会計士・税理士・社会保険労務士・宅地建物取引士など士業の方々や、関連する各分野の専門家の方々との幅広いネットワークを活かして、経営者の方々の数多くの悩みの解決・課題解決のための、「ベストパートナー」となることができます。
そして、会社の再生・課題解決だけではなく、「経営者・オーナー・ご家族」の再起も図るサポートを心がけ、経営者の方々と一緒に考え一緒に動いて解決するよう、取り組んでいます。

遠慮なくお声をおかけください。希望に満ちた明るい未来が きっと待っています。

◇再生への取組み手法 :
2003年以降 延べ1,000件余りの、ほんとうに色々な相談を受け 百数十社の再活性化プログラム策定・事業計画策定支援・債権者折衝支援などの事業再生案件を手がけています。
地域・業種・規模も多岐にわたります。また各地の中小企業再生支援協議会案件・RCC案件・民事再生案件なども手がけさせていただきました。
ただ、事業再生の手法は、根や幹は同じでも、枝葉の部分は会社ごとに百社百様の対応が必要です。
またこの分野も、関連法規・税制・許認可要件や金融機関の姿勢などが、頻繁に変わっていきます。
会社ごとの特性や時代の変化に適応した、オーダーメイド感覚の再生手法をご提示いたします。
具体的には、事業DD(デューディリジェンス=精査)・債権者はじめステークホルダーとの折衝のサポート・経営改善計画の立案/実施サポートを中心に、業績(収益)の改善・補助金申請・後継者育成など幅広いコンサルティングをおこなうことが可能です。

◇略 歴 :
・1979年(昭和54年) 大学中退後、家業であった関西の某中堅洋菓子メーカーに入社し、製造現場・販売店舗・事務管理部門・商品開発・事業開発などに従事する。
・1986年(昭和61年) ビジネススクール修了後、同社の取締役に就任する。
・日本経済がバブル景気にうかれ、そしてそれが崩壊を迎えた1990年(平成2年) 代表取締役社長に
就任する。
・飲食事業・保険代理業・コンサルタント業などに事業を拡大し、グループ会社を設立する。
・2001年(平成13年) 主要各社が民事再生手続きを申立て受理される。翌年、再生計画確定に伴い、全役職を辞任し退社する。
・2003年(平成15年)から6年強、某事業再生コンサルタント会社に勤務・取締役に就任する。 (2010年(平成22年)退社)
・2006年(平成18年) 認定事業再生士資格取得(第1期 認定00023号)
・2010年(平成22年) エムアンドワイコンサルタンツを個人事業として開業する。翌2011年、合同会社に改組し、代表社員に就任する。
・2010年(平成22年) コンサルタント・士業の方々とターンアラウンド総研合同会社を設立、代表社員。(2015年(平成27年)解散)
・2017年(平成29年) NEKO-KENメンバーに参画する。

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(3) 金久保 健 (かなくぼ たけし)
 
1959年8月21日生まれ、埼玉県草加市育ち、
某県立高校在学中1年間で停学3回の新記録を樹立、のちに登校拒否、ほぼ毎日、図書館に通い源氏と徒然草と道元を読了、2年次後半から復帰するも、高校と全面的に対立し、某空港問題にノンセクトで参加したりする。
何とか卒業するも受験で彷徨、大学を転々、大学に編入し、無事卒業。
専攻は植物生態学。
教授推薦で大手企業緑化子会社に就職するも10か月で退社。
大学時代は、マルセルデュシャンやトリスタントゥアラ、ダダイズム思想にかぶれ、ダダ研究者が主催するアパレルメーカーに準社員として勤務、松岡正剛、稲垣足穂、ウィルヘルムライヒなど、ファッションと文学、アートの関係性にこだわる。

今は無き「セントラルアパート」で洋服販売をやっていた関係で、「日本繊維新聞」に商品担当記者として、入社。
「経済知識が欠落している」ため、デザイナーインタビューと小売店取材しか、やらせてもらえなかったし、やらなかった(決算書に興味がなかった)。
ダイアナ妃のお抱えデザイナーだったクマガイトキオさん、山本耀司さん、川久保玲さんなどと知己を得る。
変人とセンスの良さで有名な国際的ファッションジャーナリスト「平川武治」が、創刊した日本版「ギャップ」(月刊誌)の創刊準備、創刊、流通経済誌の副編集長、フリーライターを経て「マスコムの片隅」に見切りをつける。(このままでは人間がだめになる)。
知見があった奥住正道先生の紹介で、中小企業診断士学校へ。
そのまま、日本コンサルタントグループ関連のコンサルファームに参加。
財務のテキストを丸々書き写す受験方法で、中小企業診断士合格。
翌年から診断士実務補習講師、理論政策研修講師など。

石津健介のヴァンヂャケットの役員数名が、「ラルフローレン」「オレンジハウス」(雑貨専門店)「ネイチャーカンパニー」などを企画運営する企業のマーケティング室長に就任。
JR梅田駅開発、名古屋駅ビル開発、ショッピングセンター開発、ブランド開発に多数、かかわる。
「ロクシタン」1号店出店、「カルバンクライン」青山直営店出店など。

その後、独立。 有限会社単純計画を、銀座カプセルタワー(黒川紀章設計)で開設。
以降、丸井、西武百貨店、日本道路公団、資生堂、イトーヨーカ堂、銀座松屋などの店舗開発、ブランド開発のプランニングを行い、年商2億円強まで拡大。(粗利80%)
ベンチャー企業役員、内装企業役員、アパレルメーカー役員など、頼まれれば、引き受けた。

湯水のようにお金を使い、気が付いたら、放漫経営。
ハワイ旅行の直後に過酷な税務調査、道路公団の分割民営化がらみで、国税から資金隠蔽に加担しているとの疑いをかけられ、徹底的な反面調査、監禁調査を経験。取引先をすべて失う。
そのときの納税と急速な売上減少を借入金でしのぎ、仕事は大学院の講師と専門学校講師(文化服装学院)だけで、食いつなぐ。(このころ、両国の猫研を相談訪問。2008年頃か)

ほぼうつ状態で、何とか生き残り、数年の引き籠り(トルストイばかり読んでいた)を経て、事業再生の分野に参入。
お金回りができる人は多いが、事業改善ができない再生コンサルばかりであることを発見。
再生コンサルとして、クライアントが急激に増加。商社上がりの商売人と共同で、株式会社〇〇〇〇〇〇・〇〇〇〇〇ズ設立、統括コンサルタント及び副社長。
しかし、共同経営者の拡大志向が性に合わず、分離独立。
株式会社標準開発を設立。
その後、個人事業としたが、中小企業診断士受験機関である株式会社経営学校の常務取締役、NPO法人中小企業経営支援協会理事などを兼務。(中小企業診断士法定研修登録講師)。
2016年夏から株式会社NEKO-KENにコンサルタントして参加。中野を起点に林住期のビジネスを組み立てるべく、ゆっくり動き始めています。

マーケティング、マーチャンダイジングのコンサル実務経験は、だれよりも多いです(質量ともに)。
飲食から下着まで、BtoCのビジネスは、現場ですべて経験しています。
さらに税金との闘いで自己破産寸前まで行ったときに、お金の苦労もたっぷりしました。(タクシー運転手の面接に落ちた、資格の問題がなければ自己破産していたかもしれないし、弁護士はそれを勧めた)
だから、窮乏企業の経営者には、同調できますし、他人事ではありません。
これまで、カネの苦労を売り物にしたコンサルには、なるまい(そうゆう輩がきわめて多い。そうゆう輩は、だいたい嘘が多い)と思っていましたが、アラカンを迎え、隠すこともないか、と開き直っています。
共産主義革命、社会民主主義が崩壊した現在、お金の在り方、生き方、職業の在り方が、問われています。

私は「生業」としての強さを持った中小企業が理想だと考える。
もちろん、うまくいって、お金持ちになる人はなってもいい。
ただ、問題なのは、お金の「稼ぎ方」や「使い方」であって、いつもエレガントでくつろいで過ごすことが理想です。
最も嫌いな本は「金持ち父さん、貧乏父さん」です。
波止場の哲学者「エリックホッファ―」や神秘主義者「アブラハムマズロー」、日本人なら殺された「伊丹十三」、一生貧乏な「高木護」「熊谷守一」、アル中の「高田渡」「中島らも」さん、幻想の人「水木しげる」先生がとても好きです。
さらに政治家「ホセムヒカ」なら、弟子になりたい。 (トゥパマロスというアナキスト団体の先導者を経て、大統領就任、世界で初めての無政府主義者大統領、バクーニンの思想に近いと私は思う)

たぶん、そのうち、無教会派のキリスト者になるような気がしています。
宮沢賢治的キリスト教のことを考えています。
とはいっても外車は欲しいし(ワーゲンとボルボが買い替え時です)、つまらない無駄使いに依存しています(最近はオーラソーマのコンサル育成教室に通っている)。
シングルモルトとウンダ―ベルグは、一時的に禁止していますが、きわめて、アルコール依存体質で、死ぬまでにカスクのエドラダワーが飲みたい。

経歴を列記すると、半分自慢話、半分、反省になりますが、すべて事実です
どう考えても特異なおっさんです。(かみさんはアスペルガーだと確信しているらしい)
ただし、30年間、まっとうなコンサルとして(人をだまさずに)生活してきた自負はあります。

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(4) 吉川 博文 (ペンネーム 吉田猫次郎)

1968年8月生まれ
出身地: 東京都練馬区
資格:  CTP認定事業再生士、中小企業大学校経営改善計画策定支援研修(理論・実践)修了、ほか
学歴: 都立石神井高校 → 中央大学経済学部国際経済学科卒業
職歴: 20代のときは準大手商社Tに勤務していたが(この会社は1997年に負債総額6000億以上で会社更生法を申請したが、スポンサーがつき、大手外資系商社Cとして生まれ変わり今も元気)、在職中に家業の連帯保証人になってしまい、借金で首が回らなくなり、30歳になるちょっと前に退職。以後は3年ほど家業を継ぎ、金策と債務整理と事業再建に明け暮れていた。32歳のときに猫次郎と名乗り、自分の借金地獄体験記をホームページに書いたらこれが当たってしまい、複数の出版社からオファーが・・・。34歳で事業再生コンサルに転身。全く予想外の展開でこうなってしまい、以後、15年以上にわたって現職。

趣味: 釣り(バスのフローターフィッシング、マス類の渓流や湖でのフライフィッシング、スペイキャスト、ナマズのトップウォーター、東京湾シーバスフライ、山岳渓流山籠もりなど、割とマニアックな釣りばかり小学生の頃から)、バイク(昔ナナハン、現在は自転車)、ギター(ブランクが長いが、クラシックギターとボサノヴァギター)、44歳からはメタボ解消のためにトライアスロンに年2回のペースで出場し続け、毎回ビリに近い順位で完走している。動けるデブである。

得意分野: 
 ①末期症状の零細企業の「倒産回避」
 ②事業でいちど失敗した人の、「敗者復活」
 ③事業再生の「出口」 (金融機関との関係再構築、そのための経営改善計画策定支援や組み立てなど)
 ④信用回復 (某雑誌で「日本で唯一のブラックリスト研究家」と書かれたことがある)
 ⑤人と人とをくっつけて、1+1 = 3以上にすること
 ⑥貧乏な家庭のお子さんが大学へ進学するための、教育費の捻出方法

--------------------------------------------------------------------

以上です。

※ 尚、ホームページに記載のとおり、NEKO-KENは事業再生コンサルタント会社であり、国の認定支援機関でもあります。
窮境企業のリストラやリスケ、資金調達に始まり、倒産寸前企業の事業再生(弁護士さんや税理士さんや公的支援機関や任意売却専門会社や投資会社等と連携しての私的整理や法的整理や第二会社方式や、そこに至るまでの各種コーディネートなど)、事業デューデリジェンス、M&A、事業承継、出口戦略、Exit Finance、黒字化支援、集客支援、資金繰り改善、補助金などを得意としております。 
要するに、「中小企業の再生なら、入り口から出口まで何でもござれ!」 というわけです。

文字通り、コンサルタントに過ぎないので、他の士業の先生方と連携しないと、いい仕事ができません。
よって、士業の先生方との交流・連携も、非常に大切にしております。
(税金の問題なら税理士さん、裁判事務なら弁護士さん、不動産鑑定なら不動産鑑定士さんというように、独占業務がありますから・・・)

同業の事業再生コンサルタント会社も探せば沢山ありますが、
ウチが決定的に違うのは、冒頭でも述べたとおり、
相談員全員が 「学識」や「資格」 を有しているだけでなく、
「倒産経験や借金地獄経験がある」 という点です。
このような人材は、なかなかいません。


普通は、いい大学を出て難関資格を取得したものの、会社を経営したことも、借金で苦労したこともなく、中小企業経営者の苦しみがわからない先生が多い。 
または逆に、会社を倒産させた壮絶な体験はあるものの、学識も教養も乏しく、資格のひとつもなく、非常に危なっかしいアドバイスを自信満々にやっている自称コンサルの先生も少なくない。
どちらに偏っても、いけないと思うのです。

相談は、無料と有料があります。
無料電話相談会は毎月「第2水曜日」のみ。
それ以外の日は、基本的に30分4500円x時間分の有料となります。
指名も可能です。
お気軽に、お電話などでお問い合わせ下さい。


長くなりましたが以上です。 (猫)

どんどん進む「キャッシュレス化」


Category: 企業再生・事業再生関連   Tags: ---
「現金しか信用できない」 という人が、日本では数多く存在しますが、諸外国では、
「現金のほうが信用できない」 という人のほうが多い国もあるようです。

そういえば、私も10数年前までは輸出入貿易業を本業にしており、ちょくちょく海外出張に出ておりましたが、確かに諸外国では、ニセ札が沢山出回っていたり、窃盗が多かったり、不良品が多かったり等の理由で、「現金払い」のほうが不安な場面が数多くありました。

まあ、ここは日本ですので、現金を信じ、現金主義に徹しても、全く不自由はないかもしれません。
今まで慣れ親しんだ習慣を、無理して変える必要もないかもしれません。

しかし・・・! それは平凡な給与所得者に限った話です。
われわれ商売人(中小企業経営者から自営業者まで)にとっては、「現金以外の決済手段」 を知り、試してみることも、非常に重要ではないかと思います。
資金繰り面でも、営業促進の面でも。

特に今後は、国も「キャッシュレス社会」を推進しようとしていますので、キャッシュレス化の影響は、単なる資金繰りのみならず、「売上」にも影響してくると思います。

こんな資料があります。

◎ 経済産業省 ― 「キャッシュレスの推進とポイントサービスの動向」 (2016年12月)
  http://www.soumu.go.jp/main_content/000451965.pdf
cashlessjoukyou

日本のキャッシュレス決済比率は、米国や中国、韓国などと較べてダントツで低いようですね。
たった19%です。 ということは、実に81%の日本人が現金主義というわけです。

いっぽう、米国では41%、中国は近年爆発的にキャッシュレス化が進んでおり、現在は55%です。

こんな記事もありました。

◎ 『キャッシュレス決済比率、10年で40%に 政府が端末導入支援 』
  2017/5/31 23:25日本経済新聞 電子版
 金融庁と経済産業省は、クレジットカードなどでお金を払うキャッシュレス決済比率を10年間で40%に引き上げる。
東京や京都といった訪日外国人が多く集まる都市にある宿泊施設や商店街、観光地で決済端末を完全配置するようにし、設置への支援の枠組みを新たにつくる。米国並みの水準への引き上げで、現状から2倍に増やす。IT(情報技術)と金融を融合したフィンテックを活用して利便性を高め、消費喚起にもつなげる。(以下略)
引用元: http://www.nikkei.com/article/DGXLZO17146870R30C17A5MM8000/


以上ご参考になれば。


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プロフィール

吉田猫次郎

Author:吉田猫次郎
【NEKO-KEN】
中小・零細企業・自営業向け事業再生コンサルタント。
事務所所在地は、東京都三鷹市下連雀3-31-4-206 (2021年4月現在)
経済産業省認定・経営革新等認定支援機関(認定支援機関)。
2003年開業。末期症状の会社の倒産回避(生き残りのための応急処置)から、原因究明、デューデリジェンス、再生スキーム策定、金融機関向け経営改善計画策定支援、資金繰り改善、PL改善(黒字化)、実行支援、事業承継、補助金、最後の出口へのお手伝いに至るまで、事業再生コンサルタントとしては一通りの経験と実績があります。
企業理念は「ヒト・モノ・カネの再生」。


【吉田猫次郎】
本名よしかわひろふみ。(株)NEKO-KEN代表取締役、CTP認定事業再生士、認定支援機関、著述業、ほか。
1968年東京生、乙女座、A型、申年、五黄土星。
著書13冊。講演300回以上。テレビ出演15回くらい。
20代のサラリーマン時代に高額の連帯保証人になり、その後、1998-2000年の脱サラ時に、借金苦・倒産危機で考えられる最悪の事態をほぼ全て体験したことがある(高利、多重、ヤミ金、怖い取立て、手形不渡り、ブラックリスト、強制執行など・・・だが自己破産はせず)。その体験記を、2001年に猫次郎と名乗ってホームページに公開したところ、予想外にヒットしてしまい、2003年に書籍化。以後、事業再生コンサルタントに転身し現在に至る。
最近はスポーツらしいこともするようになり、2012年(44歳)から現在までにトライアスロンに12回出場、全て完走。フルマラソンも2回出場、2回完走。
嫌いな食べ物は、ダイコンと漬物。特に「たくあん」が大の苦手で、あれを食うのは、どの拷問よりも苦痛だと思う。
2020年8月に脳梗塞発症。3週間ほど入院。しかし現在こうして文章を書いているし、手足も自由に動く。

★ 「相談」をご希望の方は、ホームページのほうに申込方法等を記載していますのでご覧下さい。有料と無料があります。お急ぎの方はお電話でもOKです。 → 吉田猫次郎ホームページ

★ 取材、講演、執筆依頼は、直接メールまたはお電話下さい。 ooneko@nekojiro.net TEL(0422)46-9480

 
 
 
 
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